由布岳 -正面登山口より登る 豊後の神坐す名峰-

2020.11.04(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 49
休憩時間
1 時間 2
距離
7.3 km
のぼり / くだり
928 / 930 m

活動詳細

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11月上旬に由布岳に登りました。 前日の祖母山に続き、快晴の由布岳に登頂できました。 お鉢廻りの岩場は非常にスリリングでしたが、結構楽しめました。 そして何より樹林帯の情報をまったく得ていなかったのですが、紅葉が非常に綺麗で正直驚きました。 朝8時過ぎに正面登山口の駐車場に到着しましたが、結構埋まっていました。 11月上旬でしたが、風も強かったことも相まって、非常に寒い。 完全防備で出発です。 登山口の標高が高いので、最初から最高の景色です。 飯盛ヶ城(いもりがじょう)はなだらかな丘みたいになっていて見ていて楽しいです。(Windows XPの壁紙みたいですね笑) もう絶景過ぎて最初からテンション爆上がり。 草原をしばらく歩くと、樹林帯に入ります。 入口にトイレもありますが、登山口の方がきれいなので緊急用ですね。 ここからは紅葉パラダイス。 正直お鉢廻りの岩場は知っていましたが、この紅葉の凄さは知らなかったのでめちゃくちゃ驚きました。 密度も濃く、前日の祖母山に負けず劣らずでした。 合野越(ごうやごし)まではしばらくゆるい登りが続きます。 ベンチがあるので、すこし休憩。 ここからひたすらつづら折りの登りが続きます。 この登りも紅葉が非常にきれいで飽きずに登れます。 紅葉を愛でながら登っていくと、視界が開けてきました。 快晴だったこともあり、今回の九州遠征で登った阿蘇山、祖母山を始め、九重山など九州の山々が見渡せました。 しばらく登り続けると、岩場も出てきました。 ひたすら登りなので辛抱強く登ります。 そんなこんなでマタエに到着。 マタエからは西峰→東峰の順でお鉢廻りです。 西峰への登りは3つ目の大きな岩場が核心ですね。 特に左側へトラバースするような鎖場では足場はあるのですが、手のホールドが無いので、一瞬鎖に体を預けるところがスリリングでした。 そこを過ぎればウイニングロードです。 西峰は人も少なく、ゆっくり景色を堪能できました。 と言っても寒いので、そこまでゆっくりしていたわけではありませんが笑 ここからお鉢廻りに向かいます。 お鉢廻り方面は藪の枝が多かったので、藪の葉がある時は結構厄介かもしれません。 最初はひたすら下り。結構な急斜面なので、滑落に注意です。 しばらく下ると、岩場になります。 恐らくお鉢廻り最大の核心は大きな岩を登るところですかね。 最初は下から巻けるかなと思ったのですが、いまいち登れそうにないので、よじ登って超えました。 結構人もいたので、すれ違いが難しかったですね。 その後の下りも少しだけ神経を使いました。 お鉢廻りは西峰の登りと異なり、鎖などはないので注意です。 三点支持をしっかり行えば特に問題は無いと思います。 あとは東峰まで多少岩場などもありますが、特に大きな核心部は無かったと思います。 今回は岩場が濡れていなかったので良かったですが、濡れているときは控えた方が良さそうだなと思いました。 東峰~マタエは特に鎖場などもないので、苦手な方は東峰だけでも楽しめると思います。 全体を通して、高原、紅葉、岩場と山歩きの楽しいところを短時間でギュッと詰めた感じで非常に楽しかったです。 登山道も非常に整備されていて、看板などが随所にありました。 お鉢廻りは結構スリリングで、アルプスなどの練習にも使えると感じました。 次回は飯盛ヶ城と併せてミヤマキリシマの時期にも登ってみたいです。 動画を撮影しているので、ルートの詳細な雰囲気などが参考になれば幸いです。

動画

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