平標山登山口から谷川岳日帰りピストン

2020.11.03(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 48
休憩時間
49
距離
32.4 km
のぼり / くだり
3785 / 3785 m
3
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48
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活動詳細

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夜も土日もない10月の繁忙期を何とか乗り切ったものの、仕事中はほぼ動かないので運動不足状態。 溜まったストレスを解消するためにも、久々の休日はガッツリ山に登りたい。 ということで、午前0時に自宅を出発、深夜の高速を飛ばしてまだ一度も登ったことのない平標山、仙ノ倉山方面(あわよくば谷川岳)に遠征した。 ただこの日は全国的に天気が不安定で雨の可能性もあったので、天候をみながら行けるところまで行って引き返すこととし、平標山登山口から入山した。 登山口に到着すると、いきなりけっこうな雨。 早速カッパを着るなど準備を整えて出発。久々の山行なので雨でも何となく楽しい。また、天気は徐々に回復する予報だったので、この時は何も気にもしていなかった。 しかし稜線に出ると状況が一変する。雨混じりの強い横風が吹いていて、とてもゆっくりと登山を楽しむような状況ではない。とは言え、平標山で引き返すのもわざわざ遠征した甲斐がないので、冷える指先を温めながら先へと進んだ。 展望は・・・ゼロ。ガスで十数メートル先すら見えない。また、特に平標山より先(東側)の登山道は粘度の高い黒土が多いため、雨が降るとぬかるんでドロドロになり、靴が汚れるくらいならまだしも斜面では非常に滑る。水たまりはまるで田んぼのようになっていた。 本当ならば、笹に覆われたなだらかできれいな稜線を見ながら歩くはずが、風雨に晒されながらドロドロの道をただただ黙々と歩くだけ(笑)。正直、何度も心が折れかけて引き返そうと思ったが、ちょうど良いタイミングでかまぼこ型のかわいい避難小屋が現れるので、そこで休憩できたことと、途中で雨が止んだこと(濃いガスはそのまま)、また、何より山から1か月遠ざかっていたためもう少し歩きたいという思いが勝り、結局は引き返さず谷川岳まで登ることができた。 それまで全く人に出会うこともなかったので、この時期もう人はいないのかと思っていたが、肩の小屋から山頂にかけては驚くほど大勢の人がいた。時間もないので山頂は写真を撮るくらいにして、いま歩いてきた長い長い道を引き返す。 帰る途中、何度か一瞬だけガスが晴れるときがあったので、その度に立ち止まって写真を撮る。今回の写真の9割は帰りに撮影した(行きはどこを撮っても真っ白)。さすがに1か月のブランクがあっての山行でこの距離と時間は身体に堪え、特にアップダウンがかなりキツいルートのため、帰りの仙ノ倉山への登りは足が上がらなかった。 何とか暗くなる前には登山口に戻り、今回の山行を無事終えることができた。 次回はもっと天気の良い時に登りたい。

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