日向神フリー 1デイ 初のシンシアトライ、カニの滑落、そして衝撃のトラブル

2020.11.03(火) 日帰り

活動データ

タイム

07:14

距離

1.0km

のぼり

216m

くだり

225m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 14
休憩時間
6 時間 16
距離
1.0 km
のぼり / くだり
216 / 225 m
7 15

活動詳細

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山の会の面々と祝日を利用して日向神1デイ。クライミング始めたての初心者から、5.11〜12を登る強い方々まで楽しめる道端エリアにイン。途中でバルコニーエリアに移動してトライしました。 前回は木の芽起こし5.10b登れた。ここは誰もがオススメする道ばたエリアの代表5.11aの「シンシア」をトライするべきでは・・・でも絶対登れないし・・しかしトライする気持ちが大切なんだ! 目で行け! 歯で行け! と自分の中のヨセミテおじさんとの対話しながら、何がともあれトライを決める。 5.11aは初心者終了のグレード。うまい人は1年も経たないうちに登れてしまうグレードだが、自分にとっては目標のルート。今後の目標にするためにも、触って確かめよう! と気合いを入れる。 前日雨が振っていたので、少し湿気気味。でも強い秋の日差しでグングン岩は乾いていく。ふとスラブを見ると強い傾斜の中で川カニがトラバース。 「やっぱカニさんレベルになると何も無くても歩けるんやホエ〜」とか見てたらツルっとすべて滑落していった。「落ちるんかーい」。謎の関西人になってしまった。 最初は10aの「四郎」でアップ。こちらは前回RPできて、ホールドも覚えた。少し不安はあったが、スムーズにムーブが繋がりRP。核心部では前回より楽に動けたことが嬉しい。 まだやっていなかった、左端の「一子」(かずこ)にトライ。見た感じ簡単そうだが、中間部はホールドがありそうで無い。左の方を拾いながら右にトラバースするところで1テン。落ち着いて見ると足は岩の下にしっかりあるので、足を先に運べばいいだけだった! オンサイト力の無さよ・・・。 2トライ目で無事RP。これくらいをサクッと登りたい・・・! というわけで「シンシア」トライ。下部は四郎の右のルートを辿る。少し通りところもあるが、乗り込んで少し手を伸ばせば届く。下部はがグイグイ登れて楽しい。 四郎の終了点の上が核心箇所。傾斜が徐々に被ってくる。手も足も限られてくるので、ムーブに悩まされる。 悩みながらも終了点2つ手前までクリップ。 右にトラバースして終了点の1ピン前にクリップするところまでが難しい。 右にハイステップで乗り込んで体重を移動すれば良いらしいが、足が上がらない・・・。 ここでテンション。 いろいろムーブを試すが敗退・・。 しかし、手も足も無いわけでは無く、「まったく歯が立たない」という感じでは無いのがワクワクする。何かムーブを工夫して、スッと登れば登れそうな気がする・・・! 俄然楽しくなる。 みっちーさん、K田さんに誘われ、少しバルコニーエリアに移動。「アップしようとして取り付いたけど、登れなかった宿題の5.10abがあるんだよ〜」ということで、宿題を果たしにいくことに。 初めてのバルコニーエリア、すっきりとした岩肌。まばらに空いているポケット。これは厳しそう&面白そう。 ということで話題の「逮捕しちゃうぞ」5.10ab。名前が変だけど確かに面白そう。 上部の少し傾斜があるところが核心。 K田さんは悩んで試行錯誤し、ピッとムーブを見つけて突破! 凄い! 見事RP。 みっちーさんはムーブが見つからず残念ながらPRできず。 どんなもんか、と思って自分もやってみたところ・・・全然歯が立たない! 核心の小さいカチ&ほんのちょっとのスタンスを繋げて右にトラバースするところが、まったくムーブが繋がる気がしない・・・。 試行錯誤するも敗退。 みっちーさんと「またここで合おう・・・」とリベンジを誓う。 そうこうするうちに15:30。 道端エリアに戻ってもう1度シンシアトライ。 下部でI田氏が近くで写真を撮ってくれる。 これはいいとこ見せないと、と思ってピンチを持ってグッと力を入れて乗り込む。 そこで「プッ」とおなら(以下HEと表記)がでる。 1m横に居るI田氏と顔を見合わせる。 「ぷはぁ」「わははは」 気合い入れて11aをトライして、写真を撮ってもらってる人の目の前でHEを聞かれる人。 そんな人みたことないわ〜。 笑ってしまって落ちそうになる。しかも凄く微妙なバランスの瞬間。そこでHEですよ。 「気合い入れて11aをトライして、写真を撮ってもらってる人の目の前でHEを聞かれて、そこでHEフォールをする人」というややこしい伝説を作ってしまいそうなので一旦降りて落ち着く。 いやー危うくHEフォールするところだった!!!!!! その後はなんとか立て直しして登る。しかし、思い出すと面白すぎて笑ってしまう。吹き出しながらホールドを握る。 そんなクライミングみたことないわ〜。 なんとかかんとか核心箇所まで来た。いろいろムーブ試すもやはり厳しい。 しかし最後、足を戻してヒールフックで乗り込むことが出来た‼ が、そこで力尽き終了。 あの感じのムーブができれば、次のクリップを乗り越えられるかも!? 俄然やる気がでる。 しかし危うくHEールするところだったー!!! ヘールと名付けよう。 ということで終了。 シンシアに少し可能性を感じられたのは良かった! いつ登れるのか分からないけど、少しずつトライしていこう。次はHEは無しで。 無事怪我無く登れたことに感謝!

石割岳・平野岳 前夜は雨降りで心配したものの、
前夜は雨降りで心配したものの、
石割岳・平野岳 紅葉をまとった日向神は爽快な姿。
紅葉をまとった日向神は爽快な姿。
石割岳・平野岳 道端エリアのスラブをカニがトラバースしていて、「やっぱりカニレベルになるとこんなスラブ楽勝なんだな〜」「さすがプロディジー!」とか一人で写真を撮っていたら、
道端エリアのスラブをカニがトラバースしていて、「やっぱりカニレベルになるとこんなスラブ楽勝なんだな〜」「さすがプロディジー!」とか一人で写真を撮っていたら、
石割岳・平野岳 その後カニが滑って滑落していった・・・。
落ちるんかーい。

何かよからぬ予感がしたんですよ。
その後カニが滑って滑落していった・・・。 落ちるんかーい。 何かよからぬ予感がしたんですよ。
石割岳・平野岳 スラブは少し濡れ気味。でもどんどん乾いて水蒸気が発生している。期待できる。
スラブは少し濡れ気味。でもどんどん乾いて水蒸気が発生している。期待できる。
石割岳・平野岳 少ししっとりする岩でアップ。
少ししっとりする岩でアップ。
石割岳・平野岳 「四郎」は無事再登。ちょっと不安だったけど良かったー。
「四郎」は無事再登。ちょっと不安だったけど良かったー。
石割岳・平野岳 I田氏は「無念」を攻める。
I田氏は「無念」を攻める。
石割岳・平野岳 凄い迫力だ。
凄い迫力だ。
石割岳・平野岳 一子は2トライで完登できた。オンサイトしたかったなー。
一子は2トライで完登できた。オンサイトしたかったなー。
石割岳・平野岳 下を撮った写真。
下を撮った写真。
石割岳・平野岳 道端エリアの様子。
道端エリアの様子。
石割岳・平野岳 道端エリアでまったりしつつ、
道端エリアでまったりしつつ、
石割岳・平野岳 徒歩10分のバルコニーエリアに移動。
徒歩10分のバルコニーエリアに移動。
石割岳・平野岳 すっきりした岩。ヨセミテみたいだ! 行ったことないけど。
すっきりした岩。ヨセミテみたいだ! 行ったことないけど。
石割岳・平野岳 「逮捕しちゃうぞ」はK田さんが見事RP! 凄い!

その後私とみっちーさんは敗退。リベンジを誓う!
外岩らしさ溢れた良い課題。こういう課題をさっと野ボラ得るようになりたい。
「逮捕しちゃうぞ」はK田さんが見事RP! 凄い! その後私とみっちーさんは敗退。リベンジを誓う! 外岩らしさ溢れた良い課題。こういう課題をさっと野ボラ得るようになりたい。
石割岳・平野岳 ここが問題のシンシア2トライ目。
ここが問題のシンシア2トライ目。
石割岳・平野岳 ここでHE。
ここでHE。
石割岳・平野岳 笑っちゃってHEフォール=へーールしそうになる。
笑っちゃってHEフォール=へーールしそうになる。
石割岳・平野岳 気を取り直して真面目な顔。
気を取り直して真面目な顔。
石割岳・平野岳 でも笑っちゃいます。
でも笑っちゃいます。
石割岳・平野岳 おりゃー。
おりゃー。
石割岳・平野岳 なんとかかんとか立て直した!
なんとかかんとか立て直した!
石割岳・平野岳 ということで登っていったものの、
ということで登っていったものの、
石割岳・平野岳 核心部で敗退・・・。でも可能性は感じた。
目標ルートとして取り組んでいこう。
核心部で敗退・・・。でも可能性は感じた。 目標ルートとして取り組んでいこう。
石割岳・平野岳 無事安全に終わったことに感謝。良い夕暮れ。
無事安全に終わったことに感謝。良い夕暮れ。
石割岳・平野岳 しかしまさかあんなことがな〜。
しかしまさかあんなことがな〜。

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