湖南アルプスでソロハイク　～太神山・矢筈ヶ岳～

予定がポッカリ空いたので、ガイドブックから手頃な山を物色し、車を走らせました。 目的地は、湖南アルプス。 よくわからんけど、近くの金勝アルプスも楽しい山やったし、きっと期待できそう！ 、、、と思って登ったのが、太神山。 あれ？全然アルプスっぽくない？ 実は、アルプスっぽさを代表するのは隣の堂山だったらしい。 予習不足だった。仕方ない。 遅い時間でしたが駐車場に困ることもなく、山中でも数組しか出会わず。あまり人気ないのかな？ 太神山の登山道は東海自然道で、よく整備されたハイキング道。 古刹・太神山不動寺にお参りする参道でもあり、お地蔵様や史跡がたくさんあり歴史を感じながら歩けます。 ただ山頂直下の寺の階段がちょっとキツイ、、、。 そこから矢筈ヶ岳へ。 太神山の登山道とは違い、出合峠から矢筈ヶ岳山頂までは標識もなくなり、道も雑になります。 国の予算が入ると入らないで、露骨な違いがあるな～と感じます。 矢筈ヶ岳山頂付近はけっこうな急登＆踏み跡が曖昧で、何度かルートを外しました。 下りでも人の気配も全くなく、誰にも会わないので、不安な気持ちで歩いてました。 やがてシダが生える渓流沿いの道に出て、ようやく岩だらけのアルプスっぽい風景になりました。 渡渉したり、大きな岩を越えたりする楽しい道です。（富川道） ここでようやく、おひとりの男性と出会いました。 思わず声をかけたら登山者ではなく、水晶採取が目的の方。 この山域は昔から水晶やトパーズの産出地として有名で、今でも時々大きな石がとれんだって！ 知らんかった～～。 今日の成果を見せていただき、（水晶もトパーズもあり！）石堀りについていろいろ教えてもらいながら、駐車場までご一緒させてもらいました。 ちょっと単調な山歩きで物足りなさを感じていたけど、最後に興味深い話をいろいろ聞くことができて楽しかった〜。