雁坂峠から雁峠までぐるっと周回

2020.11.01(日) 日帰り
ヒデジィ
ヒデジィ

そのうちいつかは歩きたいと思いつつも、未だに実現出来ないルートは山ほどある。しかし、”そのうちいつか”という日はなかなかやってこない(笑) なんだかんだと言い訳しては先延ばしにしている。 今回歩いたルートもそのうちの一つ。奥秩父主脈縦走路のうち、雁坂峠から雁峠の間を、道の駅みとみから日帰りで周回しようと思い続けて、いつの間にか10年ほど経過していた。そんなタンスの奥に仕舞い込んだような計画を引っ張り出したのは、空気の澄んだ時季で富士山の景観と紅葉が期待できそうなのと、珍しく毎週山歩きをしてるので、少々長めの距離の日帰りでもそれほど負荷は掛からないかなぁとそんな単純な思いからだ。いざ歩いてみると、晩秋の澄んだ空気の中、霊峰と呼ぶに相応しい堂々たる富士山の山容に眼を奪われっぱなしだった(笑) 紅葉は終盤を迎えたような装いで、奥秩父の山塊は急速に冬へと移り変わろうとしている印象を受けたが、山深い奥秩父の凛とした空気に触れ、疲れはしたけど清々しい気分に浸かれた一日となった。

月明かりの中、秩父からR140をひた走り雁坂トンネルを抜け、道の駅みとみに到着すると周囲は明るくなった。外気は1度。凍てつくような寒さに、フリースの上に上着を着こむ。

月明かりの中、秩父からR140をひた走り雁坂トンネルを抜け、道の駅みとみに到着すると周囲は明るくなった。外気は1度。凍てつくような寒さに、フリースの上に上着を着こむ。

月明かりの中、秩父からR140をひた走り雁坂トンネルを抜け、道の駅みとみに到着すると周囲は明るくなった。外気は1度。凍てつくような寒さに、フリースの上に上着を着こむ。

準備運動もそこそこに歩きだす。久渡の沢釣場から林道に移る。

準備運動もそこそこに歩きだす。久渡の沢釣場から林道に移る。

準備運動もそこそこに歩きだす。久渡の沢釣場から林道に移る。

林道終点の沓切沢まで1時間半ほど進む。これが結構辛い。

林道終点の沓切沢まで1時間半ほど進む。これが結構辛い。

林道終点の沓切沢まで1時間半ほど進む。これが結構辛い。

紅葉はそれなりに進んでいるようだが、まだ日影のためいまいち。

紅葉はそれなりに進んでいるようだが、まだ日影のためいまいち。

紅葉はそれなりに進んでいるようだが、まだ日影のためいまいち。

陽が当たり始めた尾根の上のほうはいい感じに染まっている。

陽が当たり始めた尾根の上のほうはいい感じに染まっている。

陽が当たり始めた尾根の上のほうはいい感じに染まっている。

林道が終わり沓切沢橋に到着した。倒木に腰かけて一休み。ここで上着を脱いだ。

林道が終わり沓切沢橋に到着した。倒木に腰かけて一休み。ここで上着を脱いだ。

林道が終わり沓切沢橋に到着した。倒木に腰かけて一休み。ここで上着を脱いだ。

熊が多い山域で単独行する際のお守り。百均で買った伸び縮みするキーホルダーをリュックに括り付け、すぐに使えるようにしている。何年も持ち歩いてはいるが、幸いなことに今まで使用したことはない。

熊が多い山域で単独行する際のお守り。百均で買った伸び縮みするキーホルダーをリュックに括り付け、すぐに使えるようにしている。何年も持ち歩いてはいるが、幸いなことに今まで使用したことはない。

熊が多い山域で単独行する際のお守り。百均で買った伸び縮みするキーホルダーをリュックに括り付け、すぐに使えるようにしている。何年も持ち歩いてはいるが、幸いなことに今まで使用したことはない。

山道が始まり、次は雁坂峠を目指す。

山道が始まり、次は雁坂峠を目指す。

山道が始まり、次は雁坂峠を目指す。

沢の左岸を高巻きながら進む。

沢の左岸を高巻きながら進む。

沢の左岸を高巻きながら進む。

途中で右岸へ渡渉する。

途中で右岸へ渡渉する。

途中で右岸へ渡渉する。

南面の尾根を巻きながら高度を上げると日が射してきた。

南面の尾根を巻きながら高度を上げると日が射してきた。

南面の尾根を巻きながら高度を上げると日が射してきた。

遠目での色付きはいいが、峠は過ぎた感じだ。

遠目での色付きはいいが、峠は過ぎた感じだ。

遠目での色付きはいいが、峠は過ぎた感じだ。

ポカポカ陽気にフリースを脱ぐ。栄養補給のため、おにぎりを一ついただく。

ポカポカ陽気にフリースを脱ぐ。栄養補給のため、おにぎりを一ついただく。

ポカポカ陽気にフリースを脱ぐ。栄養補給のため、おにぎりを一ついただく。

黄葉の盛りは過ぎた?カラマツ林を九十九折に登る。ふと目の前の枝にホシガラスがやってきて鳴き出した。こんなところで珍しいと思うと同時に、今流行りの鬼滅の刃に登場するカラスが『ナンナンセイ!』などと行き先を伝えにきた!と第一印象で感じたのはアニメの見過ぎか(笑)。

黄葉の盛りは過ぎた?カラマツ林を九十九折に登る。ふと目の前の枝にホシガラスがやってきて鳴き出した。こんなところで珍しいと思うと同時に、今流行りの鬼滅の刃に登場するカラスが『ナンナンセイ!』などと行き先を伝えにきた!と第一印象で感じたのはアニメの見過ぎか(笑)。

黄葉の盛りは過ぎた?カラマツ林を九十九折に登る。ふと目の前の枝にホシガラスがやってきて鳴き出した。こんなところで珍しいと思うと同時に、今流行りの鬼滅の刃に登場するカラスが『ナンナンセイ!』などと行き先を伝えにきた!と第一印象で感じたのはアニメの見過ぎか(笑)。

先へ進むと前方を登る二人組のハイカーさんが見えた。付かず離れずで後を追う。
そして上から何組かのハイカー達をすれ違った。皆さん、雁坂小屋でテン泊されたのだろう。

先へ進むと前方を登る二人組のハイカーさんが見えた。付かず離れずで後を追う。 そして上から何組かのハイカー達をすれ違った。皆さん、雁坂小屋でテン泊されたのだろう。

先へ進むと前方を登る二人組のハイカーさんが見えた。付かず離れずで後を追う。 そして上から何組かのハイカー達をすれ違った。皆さん、雁坂小屋でテン泊されたのだろう。

雁坂峠に近づくとササ原の急斜面に変わり視界が一気に広がる。

雁坂峠に近づくとササ原の急斜面に変わり視界が一気に広がる。

雁坂峠に近づくとササ原の急斜面に変わり視界が一気に広がる。

そして後ろを振り向くと、そこには霊峰富士の雄姿が現れた。

そして後ろを振り向くと、そこには霊峰富士の雄姿が現れた。

そして後ろを振り向くと、そこには霊峰富士の雄姿が現れた。

なんと麗しいお姿(^^)

なんと麗しいお姿(^^)

なんと麗しいお姿(^^)

歩き始めて3時間15分ほどで雁坂峠に辿り着いた。どちらに向われたのか、すでに先行のお二人はいない。

歩き始めて3時間15分ほどで雁坂峠に辿り着いた。どちらに向われたのか、すでに先行のお二人はいない。

歩き始めて3時間15分ほどで雁坂峠に辿り着いた。どちらに向われたのか、すでに先行のお二人はいない。

ここは日本三大峠のうち一つ。残りの2つの峠(針ノ木峠、三伏峠)も日帰りで歩いたけど、ここよりもしんどい(^^;)

ここは日本三大峠のうち一つ。残りの2つの峠(針ノ木峠、三伏峠)も日帰りで歩いたけど、ここよりもしんどい(^^;)

ここは日本三大峠のうち一つ。残りの2つの峠(針ノ木峠、三伏峠)も日帰りで歩いたけど、ここよりもしんどい(^^;)

稜線上は風が強い。立ち止まっていると風に煽られて危ない。ベンチに腰掛けてゆっくりしたいところだけど、強風にそんな余裕もなく次の目的地の水晶山まで向かう事にした。

稜線上は風が強い。立ち止まっていると風に煽られて危ない。ベンチに腰掛けてゆっくりしたいところだけど、強風にそんな余裕もなく次の目的地の水晶山まで向かう事にした。

稜線上は風が強い。立ち止まっていると風に煽られて危ない。ベンチに腰掛けてゆっくりしたいところだけど、強風にそんな余裕もなく次の目的地の水晶山まで向かう事にした。

今まで歩いてきた沢筋がよく分かる。

今まで歩いてきた沢筋がよく分かる。

今まで歩いてきた沢筋がよく分かる。

これから歩く奥秩父主脈縦走路。右奥に見えるピークが水晶山。見晴らしの良い稜線なのだけど、強風を遮るものがない^^;
辛い歩きになりそうだ。

これから歩く奥秩父主脈縦走路。右奥に見えるピークが水晶山。見晴らしの良い稜線なのだけど、強風を遮るものがない^^; 辛い歩きになりそうだ。

これから歩く奥秩父主脈縦走路。右奥に見えるピークが水晶山。見晴らしの良い稜線なのだけど、強風を遮るものがない^^; 辛い歩きになりそうだ。

奥秩父らしい原生林の雰囲気が良い。

奥秩父らしい原生林の雰囲気が良い。

奥秩父らしい原生林の雰囲気が良い。

前を行くお二人の姿が見えた。風も多少避けられすし、追いつきたくないので腰掛けて一休みする。

前を行くお二人の姿が見えた。風も多少避けられすし、追いつきたくないので腰掛けて一休みする。

前を行くお二人の姿が見えた。風も多少避けられすし、追いつきたくないので腰掛けて一休みする。

なだらかな斜面を上り進むと水晶山に到着した。このピークは展望がきかない。途中で空身のハイカーさんとすれ違ったが、小屋泊も良さそうだ。

なだらかな斜面を上り進むと水晶山に到着した。このピークは展望がきかない。途中で空身のハイカーさんとすれ違ったが、小屋泊も良さそうだ。

なだらかな斜面を上り進むと水晶山に到着した。このピークは展望がきかない。途中で空身のハイカーさんとすれ違ったが、小屋泊も良さそうだ。

ツガなどの明るい針葉樹林帯の稜線歩きは気持ちが良い。

ツガなどの明るい針葉樹林帯の稜線歩きは気持ちが良い。

ツガなどの明るい針葉樹林帯の稜線歩きは気持ちが良い。

水晶山から一旦下って登り返すと古礼山に到着した。先行のお二人が休まれていたが、一通り写真を撮られたら、雁坂峠の方へ引き返された。

水晶山から一旦下って登り返すと古礼山に到着した。先行のお二人が休まれていたが、一通り写真を撮られたら、雁坂峠の方へ引き返された。

水晶山から一旦下って登り返すと古礼山に到着した。先行のお二人が休まれていたが、一通り写真を撮られたら、雁坂峠の方へ引き返された。

そして、この日一番の展望。甲府盆地にうっすらと掛かったガスが幻想的だ。それに雪を纏った南アルプスの白根三山も遠望できた。

そして、この日一番の展望。甲府盆地にうっすらと掛かったガスが幻想的だ。それに雪を纏った南アルプスの白根三山も遠望できた。

そして、この日一番の展望。甲府盆地にうっすらと掛かったガスが幻想的だ。それに雪を纏った南アルプスの白根三山も遠望できた。

霊峰富士

霊峰富士

霊峰富士

見晴らしは最高だけど、吹きさらしなので、じっとしていられない。南側に富士山を眺めながら、次の目的地の燕山へ向かう。

見晴らしは最高だけど、吹きさらしなので、じっとしていられない。南側に富士山を眺めながら、次の目的地の燕山へ向かう。

見晴らしは最高だけど、吹きさらしなので、じっとしていられない。南側に富士山を眺めながら、次の目的地の燕山へ向かう。

左奥にはどっしりとした和名倉山が広いすそ野を広げている。しばらく進むとご高齢の男女二人組のハイカーさんとすれ違う。古礼山まで時間と展望を聞かれた。展望は素晴らしいですよ!とお勧めした(^^)

左奥にはどっしりとした和名倉山が広いすそ野を広げている。しばらく進むとご高齢の男女二人組のハイカーさんとすれ違う。古礼山まで時間と展望を聞かれた。展望は素晴らしいですよ!とお勧めした(^^)

左奥にはどっしりとした和名倉山が広いすそ野を広げている。しばらく進むとご高齢の男女二人組のハイカーさんとすれ違う。古礼山まで時間と展望を聞かれた。展望は素晴らしいですよ!とお勧めした(^^)

燕山に到着。
ランチが出来そうなところを探したが風を防げそうな場所がない。この先の開けた雁峠のベンチでランチが出来たらいいなと微かな期待を秘めて先へむかった。

燕山に到着。 ランチが出来そうなところを探したが風を防げそうな場所がない。この先の開けた雁峠のベンチでランチが出来たらいいなと微かな期待を秘めて先へむかった。

燕山に到着。 ランチが出来そうなところを探したが風を防げそうな場所がない。この先の開けた雁峠のベンチでランチが出来たらいいなと微かな期待を秘めて先へむかった。

燕山から開けた急斜面の先が雁峠。お一人ベンチで休まれている。左にはそのうち行くかもしれない笠取山がそびえている。メジャーな山だけに複数のハイカーが登っているのが遠望出来た。

燕山から開けた急斜面の先が雁峠。お一人ベンチで休まれている。左にはそのうち行くかもしれない笠取山がそびえている。メジャーな山だけに複数のハイカーが登っているのが遠望出来た。

燕山から開けた急斜面の先が雁峠。お一人ベンチで休まれている。左にはそのうち行くかもしれない笠取山がそびえている。メジャーな山だけに複数のハイカーが登っているのが遠望出来た。

雁峠に到着。
やはりというか、この日一番の暴風(笑)
もろに風が抜ける地形。ベンチに座っている単独氏は、眺めている地図を抑えるに必至で、まともに地図を眺められていないご様子。とてもではないけど、落ち着いてランチなど出来ない。以前、残雪期に来た際も風が凄まじかったが、その時は無理やりお湯を沸かしてランチにした。景色の良さは惜しまれるが、今日は無理そう(笑)

雁峠に到着。 やはりというか、この日一番の暴風(笑) もろに風が抜ける地形。ベンチに座っている単独氏は、眺めている地図を抑えるに必至で、まともに地図を眺められていないご様子。とてもではないけど、落ち着いてランチなど出来ない。以前、残雪期に来た際も風が凄まじかったが、その時は無理やりお湯を沸かしてランチにした。景色の良さは惜しまれるが、今日は無理そう(笑)

雁峠に到着。 やはりというか、この日一番の暴風(笑) もろに風が抜ける地形。ベンチに座っている単独氏は、眺めている地図を抑えるに必至で、まともに地図を眺められていないご様子。とてもではないけど、落ち着いてランチなど出来ない。以前、残雪期に来た際も風が凄まじかったが、その時は無理やりお湯を沸かしてランチにした。景色の良さは惜しまれるが、今日は無理そう(笑)

雁峠から稜線を離脱し、少し下がったところでランチタイムとした。風もなくポカポカ陽気で気持ちが良い。

雁峠から稜線を離脱し、少し下がったところでランチタイムとした。風もなくポカポカ陽気で気持ちが良い。

雁峠から稜線を離脱し、少し下がったところでランチタイムとした。風もなくポカポカ陽気で気持ちが良い。

ゆっくり休んで、さぁこれから出発するタイミングで単独の若い女性ハイカーさんが下って来られた。雁峠でラーメンでも食べようとしたが諦めたと、おっしゃっていた。私も同じですよ!(笑)

ゆっくり休んで、さぁこれから出発するタイミングで単独の若い女性ハイカーさんが下って来られた。雁峠でラーメンでも食べようとしたが諦めたと、おっしゃっていた。私も同じですよ!(笑)

ゆっくり休んで、さぁこれから出発するタイミングで単独の若い女性ハイカーさんが下って来られた。雁峠でラーメンでも食べようとしたが諦めたと、おっしゃっていた。私も同じですよ!(笑)

沢を数回渡渉しながら下る。

沢を数回渡渉しながら下る。

沢を数回渡渉しながら下る。

終始なだらかなで足に優しい。

終始なだらかなで足に優しい。

終始なだらかなで足に優しい。

直に幅広い作業道に出る。

直に幅広い作業道に出る。

直に幅広い作業道に出る。

カラマツ林の黄葉が綺麗だ。それに沢の水音が心地よい。

カラマツ林の黄葉が綺麗だ。それに沢の水音が心地よい。

カラマツ林の黄葉が綺麗だ。それに沢の水音が心地よい。

所々でカエデの紅葉に癒される。果てしなく続く長い林道だけど、個人的には飽きることがない。

所々でカエデの紅葉に癒される。果てしなく続く長い林道だけど、個人的には飽きることがない。

所々でカエデの紅葉に癒される。果てしなく続く長い林道だけど、個人的には飽きることがない。

ポツンと一軒家ではなく作業小屋を通過。

ポツンと一軒家ではなく作業小屋を通過。

ポツンと一軒家ではなく作業小屋を通過。

林道も終盤に差し掛かるとススキも増え、晩秋の色が濃くなってくる。

林道も終盤に差し掛かるとススキも増え、晩秋の色が濃くなってくる。

林道も終盤に差し掛かるとススキも増え、晩秋の色が濃くなってくる。

長年の懸案だったルートを歩いたことでの満足感に浸りながらのんびりと周りの景色を楽しむ。

長年の懸案だったルートを歩いたことでの満足感に浸りながらのんびりと周りの景色を楽しむ。

長年の懸案だったルートを歩いたことでの満足感に浸りながらのんびりと周りの景色を楽しむ。

やっと長い林道も終わり、R140に出た。なんとか想定の範囲内で歩けた。道の駅みとみまで戻り、リュックを下ろして靴を履き替える。食堂で暖かいうどんをいただくと、ひと心地つくと同時にどっと疲れが湧いてきた。そして、先週に引き続き大滝温泉で疲れを癒し帰路についた。

やっと長い林道も終わり、R140に出た。なんとか想定の範囲内で歩けた。道の駅みとみまで戻り、リュックを下ろして靴を履き替える。食堂で暖かいうどんをいただくと、ひと心地つくと同時にどっと疲れが湧いてきた。そして、先週に引き続き大滝温泉で疲れを癒し帰路についた。

やっと長い林道も終わり、R140に出た。なんとか想定の範囲内で歩けた。道の駅みとみまで戻り、リュックを下ろして靴を履き替える。食堂で暖かいうどんをいただくと、ひと心地つくと同時にどっと疲れが湧いてきた。そして、先週に引き続き大滝温泉で疲れを癒し帰路についた。

月明かりの中、秩父からR140をひた走り雁坂トンネルを抜け、道の駅みとみに到着すると周囲は明るくなった。外気は1度。凍てつくような寒さに、フリースの上に上着を着こむ。

準備運動もそこそこに歩きだす。久渡の沢釣場から林道に移る。

林道終点の沓切沢まで1時間半ほど進む。これが結構辛い。

紅葉はそれなりに進んでいるようだが、まだ日影のためいまいち。

陽が当たり始めた尾根の上のほうはいい感じに染まっている。

林道が終わり沓切沢橋に到着した。倒木に腰かけて一休み。ここで上着を脱いだ。

熊が多い山域で単独行する際のお守り。百均で買った伸び縮みするキーホルダーをリュックに括り付け、すぐに使えるようにしている。何年も持ち歩いてはいるが、幸いなことに今まで使用したことはない。

山道が始まり、次は雁坂峠を目指す。

沢の左岸を高巻きながら進む。

途中で右岸へ渡渉する。

南面の尾根を巻きながら高度を上げると日が射してきた。

遠目での色付きはいいが、峠は過ぎた感じだ。

ポカポカ陽気にフリースを脱ぐ。栄養補給のため、おにぎりを一ついただく。

黄葉の盛りは過ぎた?カラマツ林を九十九折に登る。ふと目の前の枝にホシガラスがやってきて鳴き出した。こんなところで珍しいと思うと同時に、今流行りの鬼滅の刃に登場するカラスが『ナンナンセイ!』などと行き先を伝えにきた!と第一印象で感じたのはアニメの見過ぎか(笑)。

先へ進むと前方を登る二人組のハイカーさんが見えた。付かず離れずで後を追う。 そして上から何組かのハイカー達をすれ違った。皆さん、雁坂小屋でテン泊されたのだろう。

雁坂峠に近づくとササ原の急斜面に変わり視界が一気に広がる。

そして後ろを振り向くと、そこには霊峰富士の雄姿が現れた。

なんと麗しいお姿(^^)

歩き始めて3時間15分ほどで雁坂峠に辿り着いた。どちらに向われたのか、すでに先行のお二人はいない。

ここは日本三大峠のうち一つ。残りの2つの峠(針ノ木峠、三伏峠)も日帰りで歩いたけど、ここよりもしんどい(^^;)

稜線上は風が強い。立ち止まっていると風に煽られて危ない。ベンチに腰掛けてゆっくりしたいところだけど、強風にそんな余裕もなく次の目的地の水晶山まで向かう事にした。

今まで歩いてきた沢筋がよく分かる。

これから歩く奥秩父主脈縦走路。右奥に見えるピークが水晶山。見晴らしの良い稜線なのだけど、強風を遮るものがない^^; 辛い歩きになりそうだ。

奥秩父らしい原生林の雰囲気が良い。

前を行くお二人の姿が見えた。風も多少避けられすし、追いつきたくないので腰掛けて一休みする。

なだらかな斜面を上り進むと水晶山に到着した。このピークは展望がきかない。途中で空身のハイカーさんとすれ違ったが、小屋泊も良さそうだ。

ツガなどの明るい針葉樹林帯の稜線歩きは気持ちが良い。

水晶山から一旦下って登り返すと古礼山に到着した。先行のお二人が休まれていたが、一通り写真を撮られたら、雁坂峠の方へ引き返された。

そして、この日一番の展望。甲府盆地にうっすらと掛かったガスが幻想的だ。それに雪を纏った南アルプスの白根三山も遠望できた。

霊峰富士

見晴らしは最高だけど、吹きさらしなので、じっとしていられない。南側に富士山を眺めながら、次の目的地の燕山へ向かう。

左奥にはどっしりとした和名倉山が広いすそ野を広げている。しばらく進むとご高齢の男女二人組のハイカーさんとすれ違う。古礼山まで時間と展望を聞かれた。展望は素晴らしいですよ!とお勧めした(^^)

燕山に到着。 ランチが出来そうなところを探したが風を防げそうな場所がない。この先の開けた雁峠のベンチでランチが出来たらいいなと微かな期待を秘めて先へむかった。

燕山から開けた急斜面の先が雁峠。お一人ベンチで休まれている。左にはそのうち行くかもしれない笠取山がそびえている。メジャーな山だけに複数のハイカーが登っているのが遠望出来た。

雁峠に到着。 やはりというか、この日一番の暴風(笑) もろに風が抜ける地形。ベンチに座っている単独氏は、眺めている地図を抑えるに必至で、まともに地図を眺められていないご様子。とてもではないけど、落ち着いてランチなど出来ない。以前、残雪期に来た際も風が凄まじかったが、その時は無理やりお湯を沸かしてランチにした。景色の良さは惜しまれるが、今日は無理そう(笑)

雁峠から稜線を離脱し、少し下がったところでランチタイムとした。風もなくポカポカ陽気で気持ちが良い。

ゆっくり休んで、さぁこれから出発するタイミングで単独の若い女性ハイカーさんが下って来られた。雁峠でラーメンでも食べようとしたが諦めたと、おっしゃっていた。私も同じですよ!(笑)

沢を数回渡渉しながら下る。

終始なだらかなで足に優しい。

直に幅広い作業道に出る。

カラマツ林の黄葉が綺麗だ。それに沢の水音が心地よい。

所々でカエデの紅葉に癒される。果てしなく続く長い林道だけど、個人的には飽きることがない。

ポツンと一軒家ではなく作業小屋を通過。

林道も終盤に差し掛かるとススキも増え、晩秋の色が濃くなってくる。

長年の懸案だったルートを歩いたことでの満足感に浸りながらのんびりと周りの景色を楽しむ。

やっと長い林道も終わり、R140に出た。なんとか想定の範囲内で歩けた。道の駅みとみまで戻り、リュックを下ろして靴を履き替える。食堂で暖かいうどんをいただくと、ひと心地つくと同時にどっと疲れが湧いてきた。そして、先週に引き続き大滝温泉で疲れを癒し帰路についた。

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