木曽路縦断　Day 2

木曽路。 それは尾張と諏訪を結ぶ 一本の街道。 名古屋に実家を持つ 私にとっては近くて遠い存在。 昨年の年末に雪景色を求めて 訪れましたが、 あいにくの雨で撤退しました。 聞くところによると 御嶽山以外、 あまり雪は降らないそうです。 先ほど尾張と諏訪をつなぐと書きましたが、正確にいうと木曽路11宿が定められています。 それは南から順に ◾馬籠 ◾妻籠 ◾三留野 ◾野尻 ◾須原 ◾上松 ◾福島 ◾宮ノ越 ◾藪原 ◾奈良井 ◾贄川 この中で文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているのは馬籠、妻籠、奈良井。 今回はそのさらに南の中津川からスタートし、初日を馬籠で終えました。 2日目は一気に上松まで歩きます。 と予定していたものの、馬籠宿と妻籠宿が美しく、動画撮影で1時間以上遅れました。 特に馬籠は朝7時、 誰もいない風景を独占することができて大満足です。 朝ごはんですが、妻籠宿の「好日珈琲」でフレンチガレットとアフォガードを頂きました。1700円くらい。贅沢な出費ですが、これを目指して峠越えを頑張りました。ここで携帯を100%充電できたことも心理的に大きい。 ここからさらに五平餅を3軒ハシゴ。鏡を見ると、私の体型も五平餅に近づきつつあります😊 案の定、胃腸に負担がかかり、そこからペースダウンしました。ベンチで仮眠をとりつつ進みましたが、日没までに目的地上松に到着できませんでした。 感覚的には40km弱歩いているはずなのに32kmしか進んでいない。これが年齢ってやつでしょうか。 宿場町の風情を順位付けすると、須原＞馬籠＞中津川＞上松＞野尻＞三留野といった感じでしょうか。 須原と野尻の観光地化されていない素朴な感じは好きでした。野尻と三留野は素朴を通り越して退廃的な印象です。 また、それぞれの地域で 盟主の山が異なるように感じました。 ◽中津川と馬籠：恵那山 ◽妻籠と三留野：南木曽岳 ◽野尻と須原：空木岳と越百山 ◽上松：木曽駒ヶ岳 ◽福島：御嶽山 特に空木岳と越百山は威圧的と言いますか、主張が強い山容で、繊細で女性的なイメージとギャップがあります・・・ コスモというかわいらしい名前に 騙されていました💔