紅葉絶頂と降雪の狭間。 通行不可になるラストチャンスの週末に 再び下ノ廊下を歩いてきました。 初めて訪れた5年前(ヤマップを始める前)は、小屋泊まりでダムから欅平への下りだったけれど 今季はコロナ渦により阿曽原小屋は宿泊営業しておらず(小屋番さんはおられます)テント装備となる。 晴天でこれがラストとなると混雑必至、テン場争奪戦が予想されるので、足の遅い私たちは行程時間の短い欅平からのアクセス作戦とします。 『黒部に怪我なし』 水平歩道とはいえ、累計標高が示す通り 細かなアップダウンの連続であり、片側が切れ落ち、余所見、気の緩みによる転倒などがあれば即💀→怪我では済みませぬ😱 岩壁に張られたバンセンを常に触れるように。長い行程で次第に緩む緊張感をキープすることが 重要ですね。 ひとりごと… 小説『高熱隧道』これは、昭和初期に仙人谷ダムと黒部川第三発電所を建設するために、トンネルを建設した様子を描いたもの。ほぼ、史実に基づいた内容だが、岩盤温度160度の坑内作業は火傷で次々に死者を出し、冷却水を放水しながらの掘削。ダイナマイトの自然爆発、宿舎のホウ雪崩による崩壊など 工事の状況は過酷を極め、300人を越える犠牲者を出しながら 尚も強硬に推行された国家事業だった。 この本を事前に読んでから 初めて通った水平道は、当時の歴史の重みを感じると共に、現在もなお 登山者の安全のために毎年 手をいれてくださる関係者の方々の御苦労に、小屋のご主人のお話しをお聞きして いたく感動したのを覚えています。 もちろんご存知の方も多いと思いますが… 来年以降 計画され 未読であれば、 深く歴史に触れるこのルートを歩かれる前に、是非 一読されることをおすすめ致します。
宇奈月からトロッコで
欅平登山口で係のかたから注意喚起を頂く。 いきなりの激登りで すぐに汗が吹き出る
初日の水平道は幅も広めで比較的歩きやすい
ヘッデン必須
足元はジャブジャブなところもあるので ローカットやトレランシューズだと濡れますよ
細目の道幅のところは ずっとバンセンが腰高に張られている。
頭!頭! ヘルメット始めのうちは頭の高さに不馴れで2回ほど擦った。危ない〰️
絶壁につけられた道
いいスペースを確保できた👍 自販機のビールを買いに小屋から見下ろす。 この時点では まだまだ序の口。このあと通路もすべて埋まる
男女 一時間ごとの入れ替え制。20時以降は混浴タイムよ♨️
絶妙な適温♨️あぁ~天国🎶 女子は空いててゆったり~ 男性は膝を抱えての入浴だったとか…😅
気持ちのいいスタッフさんとお話しして。 この日は最高の人入り。230人以上に、130張は軽く越えてるとか
スタッフさんもあと数日で撤収されるそう。 冬が迫ってます
さぁ長い行程
学校のように巨大な宿舎の敷地を通る
構内を通ります
高熱随道 瞬間にレンズが曇る
仙人谷ダムより 仙人山方面
雲切新道はあの当たりかなぁ?
東谷吊橋 揺れるけど 気にならない。
S字峡
半月峡
数えきれないくらい掛けられた丸太橋で安全に通ることができる。ありがたいです。
吊り橋の上から十字峡
下まで降ります
十字に流れ込んでいますね
上に吊り橋 こちらは剱沢の流れ
正面は鹿島槍や爺ヶ岳からの水を集める棒小屋沢で左手へ流れ込む
赤く萌える谷
びしょ濡れポイント
サッと通れば問題なく、暑かったのでカッパ着ずに通過。
崩壊地に下がるロープで通過。毎年雪で落ちる残骸が谷に見える。
崖地の芸術的な工作
鮮やかな紅葉🍁最高潮
光で煌めく黄葉が素晴らしい✨
相討ちバキューン
白竜峡
sinnさんと 再び❗ 沢でも手を振ってくれてありがとうございました😆 また 会いましょうー✨
渓谷美と登山道の際どさ 落ちたらドボンでは済みません
まさに水平歩道
別山沢で もぐもぐタイム
高巻きにつけられた丸太階段。
アスレチックちっく😅
ハウチワカエデ
内蔵助谷出合
やっときた黒部ダム❕ 放水の飛沫が半端ない!
駅までの最後の登りがまぢでキツイ‼️
着いたぁ〰️😆💦
『日向山茶屋』おやきも頂きました😁