鍋倉山

地図上にはPマークがあるが行ってみると駐車場らしき所がない、道路脇の空きスペースに停める。 すぐに橋の架け替え工事場所の古い橋を渡ると東海道自然歩道独特の標識がある。アスファルト道路を進むと廃村になった小さな集落跡地の谷山に、更に行くと林道跡のような道になり自然と山道に続いている。 今は杉林になっているが石垣が見えてくる、以前はわさび棚か畑、田んぼあるいは宅地だったのだろうか。 道が崩れていたり、橋も壊れかけていたりでやや荒れた感じの登山道になっている。ずっと緩斜面で急登は無いので足下の石コロに気をつけさえすれば歩き易い方の道だ。 紅葉の木々を眺めながら登ると鍋倉山避難小屋に着く、入口の階段は崩れているが小屋の中はしっかりしている、が避雷針が屋根上で倒れていた。 尾根を10分ほどでぼよ～んとした鍋倉山頂上に着く。 小屋に戻って外のベンチで食事を済ます。 今日は1人も会わないかなと思っていたが2人の登山者に出合った。 ピストンで下山、「湯華の郷(ゆげのさと)」温泉に入って帰る。