藪を漕いでピークを目指す 刈羽男山

2017.05.04(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 44
休憩時間
5
距離
4.0 km
のぼり / くだり
454 / 453 m
1 22
1 8

活動詳細

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昨年の秋に藪漕ぎ敗退からただのキノコ狩りになっておりました男山の登頂を目指しリベンジをして参りました。 本来の予定ではセガレの野球の大会でしたが敗退によりキャンセル…。またムスメの部活の合宿への送迎予定も体調不良によりキャンセル…と予定は空いたものの事前計画の山行には参加出来ず(T-T)/~ ならばと以前から温めていたチャレンジを発動します。与えられた時間は半日…。 前回は刈羽黒姫山側からのアプローチでしたが地図と睨めっこで距離は長いものの尾根が分かりやすい(と思われる)反対側の荻ノ島集落より。荻ノ島集落は茅葺きの里として有名デス。 集落を抜け農道の最奥地点からスタートします。途中で追い抜いた耕運機のおばあちゃんがやって来て尋問開始w 普通の人はまずもって来ないでしょうポイントですし山菜泥棒とでも思われたのでしょう。男山に登ると言ったら行った人はおるが道はナイよとの情報。「おめさん、一人らったら気ぃつけなせ。」と告げ先に山へ入って行きました。あっという間に見えなくなる姿…腰が曲がってるのにスゴっ! 序盤は地図上では道の表記ありですが全くその気配はなく仕方なく最短ルートから尾根を目指し藪を漕ぐ。斜面をかき上がるとかつての道っポイ踏み跡が…でも荒れています。でも道然としている為、歩き易い。 程なくして尾根への取り付き。地図上では道なきルート…しかし踏み跡があり真っ直ぐ尾根上を目指してマス、コレは有難い!取り付きはわかり易かったとはいえ薄い踏み跡を辿りP400へ。背の高い笹(竹?)藪で往生…。 ヒーコラ進んで450m付近で開けマス!振り返れば正面に越後三山、左手は粟ヶ岳まで、右手は苗場山の奥まで見渡せます。ただ開けたのはココだけ…ここから先は斜度も増し、尾根も細くなって参ります。汗はかけども肌は露出できず(;´Д`A 山頂手前でアップダウン、手前のピークを乗り越え三角点を探します。ワタシが登った方向からは最奥の木々の中にソレはありました。石でナイのでありがたみが薄ぃ…いやマテヨ…石柱はどっかにアルハズだな。偽タッチだコレ!しかし水分補給して下山します。 さて今回、学習したのは下山ルートは分かりにくいというコト。上りは頂きを目指して行けばヨイし上に行くに従い様々なルートが集結しますが下りはその逆。明確な行き先のシンボルが分かりづらい上に今回のケースのように登山道がナイような場合ですとついつい歩きやすいルートを辿ってしまいがち…。現に下りの尾根を上部からコンパスで一回確認したのちにしばらく進んだらなんか来たときとカンジが違う気がしてGPSで確認したら違う支尾根に入ってました(-_-;) 特に藪の中は方向感覚がズレ易いのでしょうね。他にも上からですと歩きやすそうな尾根道ありましたが罠デスよねw 一回ルートミスをやらかしてからは頻繁にコンパスで方向チェックして進みます。下りは藪が順目の為、幾分かはラク(´-д-)-3 微かな踏み跡を観察して気付く。主は二本爪の誰かサン。辿った先にお風呂場がありました。熊鈴は乙事主サマにも効くんでしょうか? 道(かつては…)に戻ってからは状態を確かめつつスタート地点へと辿りますがこんがらがっておりましてココがイチバン難解でした(^^;) まだ件のおばあちゃんの耕運機は停まっておりました。 下山後、帰りしなに高柳名物、澤田屋でジンギスカンの肉を仕入れました。 またナゼにこのようなマイナーなお山に執着したのかとお思いの方もおられるかと思いますが、柏崎市内に越乃男山っちゅうお酒を造られておる蔵元さんがありましてソレにちなんでってコトであります(^^ゞ ただこのお山と酒名はまったく縁はナイそうでして…。とはいえ全国に男山って酒は数あれど同じ地域に山と同じ名の酒の蔵元があるのはココだけ…如何でしょうねぇ(ΦωΦ)フフフ… 登山道のナイこのお山、藪漕ぎは必須ですからアタックの時期は限られます。また地図、コンパス、GPSは必須でしょうね。まったくオススメはしません。

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