それでも素晴らしき八ヶ岳

フォローさせて頂いている方々の八ヶ岳全縦走のレポを見て、いつか自分も行きたいと思っていた。 10月半ばの一足早い積雪で今年はもう無理かと思ったが、その後の好天で雪は溶けた模様。この日曜までは好天、週明けはまた雪の気配で、今年の高山縦走は間違いなくラストチャンス。しかし、レンタカーの制約で24時迄に自宅最寄で返却しなければならない。逆算すると0時出発、山行時間18時間（CT70%）、ロード（チャリ）2時間、車移動4時間（ノンストップ）の針の穴を通す様な過密スケジュール。過ぎると月曜の仕事に支障をきたす。それでも行くか❓しかし私の哲学はイケる時に行く、この機を逃す手はない。八ヶ岳へ行こう❗️ 平地でも既に肌寒い気候、稜線上は氷点下だろう。ただでさえ全長35km、累積標高4,000mの長大なルートに、高山域、低温の条件。確実にこれまでで1番ハードな山行になる。エスケープも豊富なので、無理せず、気は抜かずを心掛けて、気合を入れて出撃。 結果‥‥惨敗笑 もう全然無理むり🤣初見、夜間、低温、着氷の条件の岩場は自分には厳しく、慎重にならざるを得ず、赤岳迄に時間、体力、精神力をむしり取られ、計画より1時間遅れて赤岳に到着した頃には這々の体😭巻き返す力も残っていなかった。それでも続行しようとも思ったが、どっち道リベンジなので、潔く赤岳でリタイアした。 悔しくないと言ったら嘘になるが、チャレンジした結果なので後悔はない。八ヶ岳は再び、最高の八ヶ岳ブルーで応えてくれた。全ては自分の実力不足なので清々しい。これでスッキリ今年の高山縦走は終了、未練なく来年リベンジ出来る。八ヶ岳は、今日も自分の心を満たしてくれた。大好き、八ヶ岳。 雪が積もる季節に、また来よう。