人形山・三ヶ辻山へ

友人のふとと人形山、三ヶ辻山へ行ってきた。 事前情報では登山口までの林道の未舗装帯が核心部なんて書かれているが私のSUVなら全く問題ない。普通車なら苦労するかもね。こういうアプローチって結構あるよなぁと思いつつユサユサ揺られながら進むと中根山荘到着。この一帯、何かシュールな一帯でバブル期の残骸？みたいな建物が並んでる。山の図書館とか自然派野生派の憩いの場さわやかキャンプ場とか…なかなかな一帯です。 そこからちょっとで登山口着。既に5台ほど先客あり。用意をして入山。 始めは杉の植林帯？を歩く。歩き始めてふとさん、ペースダウン、後ろを歩きながらいつものペースじゃないなぁと思いつつそれ以降もなかなかペースが上がらない（後から聞いたら前夜🍺飲んでたらしい、肝臓労らんとね） しかしこの道いつまで経っても対して斜度が上がらず、いくら歩いても標高稼げない、ダラダラ登りの道だったのである。感じとしては烏帽子山とか小佐波御前山みたいな感じかな？ 急登ってシンドいけど標高稼げるし頑張った甲斐があるんだけど、この、ダラダラ登りはその逆で辛いのである。 2時間ほどして宮屋敷跡（白山権現のお堂があったそうです）に到着。ここからは展望の良い山歩きが始まり、絶景が見えるたびに足を止め撮影が始まる。今回一眼持ってこなかった事を後悔。 分岐に到着してまずは人形山へ行ってから昼飯食おうという事で人形山到着。三角点付近の標柱内に納められた登頂者記帳簿に記帳。知ったお名前も書かれてました。それから昼飯食って白山やら立山連峰やら穂高連峰やらの名だたる山々を堪能したら次は三ヶ辻山へ。こちらは事前情報だと笹藪との事だったが刈り払われていた様で普通に歩けました。ただ人形山への稜線とは違い、横になった樹木が道を遮っていたり片側崖だったり山頂直下のここに来ての急登だったりと中々な道。そんな道を進んでいくと人形山とはうって変わってこじんまりとした三ヶ辻山山頂に到着。ここの展望は人形山より更に素晴らしい。間近に白山が見え、剱岳から立山、薬師、黒部五郎やら槍やら穂高やらこないだ行った西穂高の稜線も見えるし乗鞍、煙の上がる御嶽山までぐるりと山を堪能出来ました。素晴らしいの一言。 ため息の出るような景色を十分堪能したら下山開始。 下山は水を得た魚の如くビューっと駆け下るふとさん。置いてかれる俺。登りでふとさんに追いつく俺。そして下りでビューンと駆け下るふとさん。そんなデッドヒートを繰り返し第一休憩時点に到着。長い長いダラダラ下りはやっぱり疲れる。まだかまだかと言いつつ漸く登山口到着。 到着したら車は自分のともう一台の計2台になっていた。 その後、五箇山荘で入浴。 「お泊まりのお客様も来られてるので早めに」 とフロントの男に変わった事を言われるが疲れてるのでスルー。風呂はなかなか良い。 天気が良くて風も無く見晴らしも良く、総じて良い山行でした。山も良い。人気の山な訳がわかりました。