ドボンもあるかもよ? 核心部は敢えて厳しい渡渉にありそうな楽古岳

2020.10.30(金) 日帰り

活動データ

タイム

06:38

距離

8.9km

のぼり

1171m

くだり

1181m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 38
休憩時間
1 時間 1
距離
8.9 km
のぼり / くだり
1171 / 1181 m
46
2 11
2 12
1

活動詳細

すべて見る

さて、天気だけで見て行きたいところを決めた楽古岳。 調べたところによると、渡渉は6箇所。 ゲイター+ハイカットの登山靴なら慎重に行けば渡渉可能、と。 長靴でジャブジャブ行くパターンもあるみたいですね。 ヨシッ なら自分はミドルカットの登山靴のみで勝負! 無駄にリスクを負い、冒険しようとする。 ただ単に、靴の履き替えや装備の付け替えがちょっと... 明らかに水量が多ければ脱ぐさ。 日の出とともに、サラブレッドの育成地へ。 海を近くにしながらも、比較的気候にトゲはない。 北海道でもあまり通らなかった場所。 来てみると伸び伸びと出来るんですよね。 林道。 キツネに牛。 牛は寒いのか微動だにしない。何故ここにいるのだろうか。 静寂は何も語ろうとはしなかった。 楽古山荘。 うん、誰もいない。 一体、北海道の登山者はどこの山を登っているのでしょうか。 のっけから第一の渡渉を迎える。 一番水量は多いとされている。 トレッキングポールを支点に、乗り換えヨシッ! 一見、迷いそうで荒れていそうな感じだが、ピンテは多数あった。 次々と渡渉の難関を迎える。渡れそうな岩場、滑りそうな岩場を見極め、多少は靴に水を浴びながらも慎重に慎重にと渡ることが出来た。 結構時間を要したと思われる。 シカの鳴き声だけが聞こえる、無人の自然。 取り付きからの急登ゾーン。 地面の雪が少しずつ増えていく。そして、笹が被さって、常にガサガサしているのが気にはなる。 今がダニの活動時期ではなくて良かった... 一度マダニに噛まれると、次からは意識しないはずはない。 急登ゾーンは続く。これが日高だったな。 多少のキツさこそはあるが、コイカクの地獄の急登よりはマシ。 あれを一度ならぬ二度味わうと、ね。 笹にも雪が積もっており、雪化粧していた。 もう秋ではない。 見晴らし尾根からは明らかに上部は積雪していた。 標高1200M、次第にハイマツに変わり、雪積もる中を上がっていく。 風がピークに集約されていく。 吹き付ける風とガスの中、登頂。 うむ、寒い。 海側からドンドンとガスが沸いてくる。 日高の険しい山々も奥に鎮座しているようだった。 ここは南日高の玄関口。 緑は消え、雪へと姿を変えていく山々。 険しくも深き緑の山々。 爆風の中、身をかがめながら感じる日高の空気を背に、下山する。 雪は溶けてきており、下山時に懸念された心配は一部解消されたが、急登での落ち葉フカフカは滑りやすくなっているため、トレポに力をかけながら、下肢に力を入れ慎重に下山した。 帰りの渡渉ゾーン突破も難航する。 行きとは同じようにはいかない。 滑る岩と渡れそうな岩を見極め、飛ぶ! 帰りは万が一ドボンしたとしても、ダメージはそれほど大きくはないが、、水は冷たそう。 6箇所を渡り、下山完了。 林道での牛はいなくなっており、雄シカがいたりと。。 人間様はどこに、、完ソロにて三石温泉へと異動するのであった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。