和名倉山 秩父湖から二瀬尾根

2020.10.30(金) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 27
休憩時間
35
距離
10.7 km
のぼり / くだり
1759 / 340 m
2 54
2 38
DAY 2
合計時間
3 時間 46
休憩時間
15
距離
8.1 km
のぼり / くだり
210 / 1625 m

活動詳細

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奥秩父の孤峰・和名倉山に、秩父湖から二瀬尾根を往復しました。以前奥秩父主脈縦走路を歩いたとき以来、いつの日か実行しようとひそかに温めていたプランでした。 和名倉山は日本200名山の1つで、埼玉県秩父市のパワースポットとして有名な、三峰神社の南西、直線距離にして約5.5km離れた地点にあります。 今回の二瀬尾根ルートは、大部分樹木に覆われて、展望はあまり楽しめませんでしたが、森林浴と紅葉の両方を満喫することができました。 和名倉山には、奥秩父主脈縦走路の途中にある山ノ神土から、山梨県側回りで訪れるのが一般的です。 道迷い遭難の多発地域であるため、歩く人の少ないこの破線ルートはやはり経験者同伴が望ましいと思います。 今回はルートを外してしまって、道無き道を強行突破したり、ルートを確認しながら修正を繰り返したりしたので、ペースは全然上がりませんでした。 落ち葉や倒木で、踏み跡が薄い箇所が多く、指導標の見落としには要注意です。 特に、国土地理院の地図で北ノタルから1913ピーク付近にかけての部分は、わかりにくいです。山腹を南にトラバースするように道がついているはずなのですが、往きも帰りも倒木で道を失ってしまい焦りました。 時間的にも日帰りは厳しかったので、ルート途中の北ノタルでツェルト泊しました。

和名倉山・笠取山・東仙波 西武秩父駅と奥秩父の山々です。
写真の左端の駅前交番には、登山ポストが設置されています。登山ポストに登山届を提出しようとしたところ、ちょうど巡査が出勤してきました。「山岳救助隊に渡します」ということで直接手渡しとなりました。まさかの時には心強いです。
駅前バス乗り場から三峰神社行9:10発急行の西武観光バスに乗りました。バスの中は超満員で、秩父市応援秩父漫遊きっぷを手にしている乗客が多かったです。
西武秩父駅と奥秩父の山々です。 写真の左端の駅前交番には、登山ポストが設置されています。登山ポストに登山届を提出しようとしたところ、ちょうど巡査が出勤してきました。「山岳救助隊に渡します」ということで直接手渡しとなりました。まさかの時には心強いです。 駅前バス乗り場から三峰神社行9:10発急行の西武観光バスに乗りました。バスの中は超満員で、秩父市応援秩父漫遊きっぷを手にしている乗客が多かったです。
和名倉山・笠取山・東仙波 秩父湖バス停でバスを降りました。
携帯電話を機内モードにし、YAMAPアプリをオンにしてから登山を開始します。
秩父湖バス停でバスを降りました。 携帯電話を機内モードにし、YAMAPアプリをオンにしてから登山を開始します。
和名倉山・笠取山・東仙波 紅葉のシーズンはクルマが多いので、注意して歩きます。
紅葉のシーズンはクルマが多いので、注意して歩きます。
和名倉山・笠取山・東仙波 秩父湖バス停から歩いて20分弱で、登山口の埼玉大山寮に着きました。
秩父湖バス停から歩いて20分弱で、登山口の埼玉大山寮に着きました。
和名倉山・笠取山・東仙波 建物の左側から登山道に入ります。
建物の左側から登山道に入ります。
和名倉山・笠取山・東仙波 吊り橋を渡ります。
吊り橋を渡ります。
和名倉山・笠取山・東仙波 秩父湖・二瀬ダムです。
秩父湖・二瀬ダムです。
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根までジグザグの急登が続きます。この登りは厳しいです。
尾根までジグザグの急登が続きます。この登りは厳しいです。
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根に出ました。枯葉が多く、赤テープを手がかりに進みます。造林小屋跡までは赤テープが多くついています。
尾根に出ました。枯葉が多く、赤テープを手がかりに進みます。造林小屋跡までは赤テープが多くついています。
和名倉山・笠取山・東仙波 反射板跡地の標示です。
反射板跡地の標示です。
和名倉山・笠取山・東仙波 東京大学の看板です。
東京大学の看板です。
和名倉山・笠取山・東仙波 反射板跡地から森林軌道跡を歩きます。平坦で歩きやすく、紅葉が楽しめます。
反射板跡地から森林軌道跡を歩きます。平坦で歩きやすく、紅葉が楽しめます。
和名倉山・笠取山・東仙波 ガレ場を通過します。
ガレ場を通過します。
和名倉山・笠取山・東仙波 ガレ場を下から見たところです。崩落注意です。
ガレ場を下から見たところです。崩落注意です。
和名倉山・笠取山・東仙波 なおも森林軌道跡を歩いてゆくと、造林小屋跡に行き着きます。
なおも森林軌道跡を歩いてゆくと、造林小屋跡に行き着きます。
和名倉山・笠取山・東仙波 造林小屋跡の標示です。
造林小屋跡の標示です。
和名倉山・笠取山・東仙波 水場も近くにあり、テント泊の装備があればこの辺でキャンプもできそうです。
和名倉山と二瀬ダムのちょうど中間になります。
水場も近くにあり、テント泊の装備があればこの辺でキャンプもできそうです。 和名倉山と二瀬ダムのちょうど中間になります。
和名倉山・笠取山・東仙波 造林小屋跡から先は道がわかりにくいです。
山と高原地図には、?マークが付されています。急傾斜となります。
造林小屋跡から先は道がわかりにくいです。 山と高原地図には、?マークが付されています。急傾斜となります。
和名倉山・笠取山・東仙波 赤テープを見落とさないように、ジグザグの急登を進みます。
赤テープを見落とさないように、ジグザグの急登を進みます。
和名倉山・笠取山・東仙波 間もなく指導標の立つ場所に出ました。
間もなく指導標の立つ場所に出ました。
和名倉山・笠取山・東仙波 道標からルートは斜め右に続き、再び尾根に出ます。
道標からルートは斜め右に続き、再び尾根に出ます。
和名倉山・笠取山・東仙波 枯葉で道はわかりにくいです。
枯葉で道はわかりにくいです。
和名倉山・笠取山・東仙波 この辺で「見て、人が歩いているよ」と前方から熊鈴の音と声がして、男女のパーティ1組とすれ違いました。2人ともグレゴリーのリュックを背負っていました。急ぎ足で通り過ぎて行きました。
登山道では、この日2人以外には誰にも行き会いませんでした。暗くなる前に、無事下山できたのでしょうか。
この辺で「見て、人が歩いているよ」と前方から熊鈴の音と声がして、男女のパーティ1組とすれ違いました。2人ともグレゴリーのリュックを背負っていました。急ぎ足で通り過ぎて行きました。 登山道では、この日2人以外には誰にも行き会いませんでした。暗くなる前に、無事下山できたのでしょうか。
和名倉山・笠取山・東仙波 東京大学の境界見出標です。
東京大学の境界見出標です。
和名倉山・笠取山・東仙波 黄色のポールが所々に立つ尾根道となります。
黄色のポールが所々に立つ尾根道となります。
和名倉山・笠取山・東仙波 このように手がかりがあるうちはまだいいのですが、
このように手がかりがあるうちはまだいいのですが、
和名倉山・笠取山・東仙波 倒木が多いです。右側の尾根を巻いてゆくのですが、この後道を見失いました。
ここから北ノタルにかけて、なぜか赤テープなど指導標がないので要注意です。
倒木が多いです。右側の尾根を巻いてゆくのですが、この後道を見失いました。 ここから北ノタルにかけて、なぜか赤テープなど指導標がないので要注意です。
和名倉山・笠取山・東仙波 視界が開け、何とか北ノタルに出ました。
しかし、再び樹林帯に入って行きます。
視界が開け、何とか北ノタルに出ました。 しかし、再び樹林帯に入って行きます。
和名倉山・笠取山・東仙波 樹林の中の苔むした地面の道です。ここには写真のように赤テープがついています。
樹林の中の苔むした地面の道です。ここには写真のように赤テープがついています。
和名倉山・笠取山・東仙波 道ははっきりしています。
道ははっきりしています。
和名倉山・笠取山・東仙波 もう日没は近いです。
もう日没は近いです。
和名倉山・笠取山・東仙波 樹々の間から黒岩尾根が見えます。奥秩父の雰囲気です。
樹々の間から黒岩尾根が見えます。奥秩父の雰囲気です。
和名倉山・笠取山・東仙波 和名倉山への分岐に到着しました。
ここから山頂へは左に進みます。
和名倉山への分岐に到着しました。 ここから山頂へは左に進みます。
和名倉山・笠取山・東仙波 赤テープを手がかりに進みます。
赤テープを手がかりに進みます。
和名倉山・笠取山・東仙波 道は一旦下りとなり、左右の細い木の枝が顔に当たります。
道は一旦下りとなり、左右の細い木の枝が顔に当たります。
和名倉山・笠取山・東仙波 この辺も道迷いしやすいので、指導標が設置されています。
この辺も道迷いしやすいので、指導標が設置されています。
和名倉山・笠取山・東仙波 ワイヤーが放置されてあります。
ワイヤーが放置されてあります。
和名倉山・笠取山・東仙波 原生林が現れると、もう少しで山頂となります。
原生林が現れると、もう少しで山頂となります。
和名倉山・笠取山・東仙波 山頂への道は、見通しが悪いです。
山頂への道は、見通しが悪いです。
和名倉山・笠取山・東仙波 和名倉山(2036m)の山頂です。
気温−4℃で寒いです。展望がなく、薄暗くて気づまりでした。
10分休憩しただけで早くも山頂を後にしました。
和名倉山(2036m)の山頂です。 気温−4℃で寒いです。展望がなく、薄暗くて気づまりでした。 10分休憩しただけで早くも山頂を後にしました。
和名倉山・笠取山・東仙波 目的は果たしたので、もう帰りたいです。
再び来た道を戻ります。
目的は果たしたので、もう帰りたいです。 再び来た道を戻ります。
和名倉山・笠取山・東仙波 ただただ寒かったです。まだ行ったことはありませんが、まるでロシアを思わせるような風景です。
ただただ寒かったです。まだ行ったことはありませんが、まるでロシアを思わせるような風景です。
和名倉山・笠取山・東仙波 北ノタルまで戻りました。
疲れと寒さで、この先暗い樹木の中を無事突破する自信もなく、ここで今日の行動を打ち切りました。
北ノタルまで戻りました。 疲れと寒さで、この先暗い樹木の中を無事突破する自信もなく、ここで今日の行動を打ち切りました。
和名倉山・笠取山・東仙波 ツェルト泊の準備がすっかり整った頃には、真っ暗闇になってしまいました。
ツェルト泊の準備がすっかり整った頃には、真っ暗闇になってしまいました。
和名倉山・笠取山・東仙波 夕食の準備をします。
夕食の準備をします。
和名倉山・笠取山・東仙波 ご飯を炊きます。
ご飯を炊きます。
和名倉山・笠取山・東仙波 カレー&ライスだけでは十分ではなかったので、
カレー&ライスだけでは十分ではなかったので、
和名倉山・笠取山・東仙波 自作の特製ウエムラ味噌と乾燥野菜でラーメンを作りました。ウエムラ味噌は、寒さ対策のためににんにくとしょうがを増量しました。
自作の特製ウエムラ味噌と乾燥野菜でラーメンを作りました。ウエムラ味噌は、寒さ対策のためににんにくとしょうがを増量しました。
和名倉山・笠取山・東仙波 ツェルトの中にランタンを入れると、5-6℃アップして暖かいです。冷え込みが厳しかったので灯りを一晩中消すことができませんでした。
澄み切った空気の中、月明かりの綺麗な夜でした。
ツェルトの中にランタンを入れると、5-6℃アップして暖かいです。冷え込みが厳しかったので灯りを一晩中消すことができませんでした。 澄み切った空気の中、月明かりの綺麗な夜でした。
和名倉山・笠取山・東仙波 アプリには現在地の位置情報が表示されるので、まさかの時には役立つかもしれません。
(北ノタルの場所です)
アプリには現在地の位置情報が表示されるので、まさかの時には役立つかもしれません。 (北ノタルの場所です)
和名倉山・笠取山・東仙波 北ノタルでの翌朝です。-9℃まで冷え込みました。真冬の寒さです。
北ノタルでの翌朝です。-9℃まで冷え込みました。真冬の寒さです。
和名倉山・笠取山・東仙波 和名倉山の向こうから朝日が出てきました。
和名倉山の向こうから朝日が出てきました。
和名倉山・笠取山・東仙波 準備を整え、秩父湖に向かって歩き始めます。
準備を整え、秩父湖に向かって歩き始めます。
和名倉山・笠取山・東仙波 再びこの付近で進む手がかりを失い、慎重に確認しながら進みました。
再びこの付近で進む手がかりを失い、慎重に確認しながら進みました。
和名倉山・笠取山・東仙波 開けた日当たりの良い場所に出ました。ホッとしました。
開けた日当たりの良い場所に出ました。ホッとしました。
和名倉山・笠取山・東仙波 展望です。和名倉山の稜線です。
展望です。和名倉山の稜線です。
和名倉山・笠取山・東仙波 三峰神社方面の展望です。ここまでバイクの音が聞こえてきました。奥の方に武甲山が見えます。
三峰神社方面の展望です。ここまでバイクの音が聞こえてきました。奥の方に武甲山が見えます。
和名倉山・笠取山・東仙波 造林小屋跡に戻りました。
造林小屋跡に戻りました。
和名倉山・笠取山・東仙波 紅葉が素晴らしいです。
紅葉が素晴らしいです。
和名倉山・笠取山・東仙波 森林軌道跡で紅葉を楽しみながら歩きます。
森林軌道跡で紅葉を楽しみながら歩きます。
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根を下ります。この後急激な下りとなります。
尾根を下ります。この後急激な下りとなります。
和名倉山・笠取山・東仙波 吊り橋まで無事戻りました。あともう少しです。
今日はここまで単独の登山者3人、吊り橋の先で男女のパーティ1組とすれ違いました。
吊り橋まで無事戻りました。あともう少しです。 今日はここまで単独の登山者3人、吊り橋の先で男女のパーティ1組とすれ違いました。
和名倉山・笠取山・東仙波 車道を歩き、秩父湖バス停のある駐車場まで戻りました。秩父湖の現在の気温は9℃、快晴です。
車道を歩き、秩父湖バス停のある駐車場まで戻りました。秩父湖の現在の気温は9℃、快晴です。
和名倉山・笠取山・東仙波 秩父湖バス停の前で登山を終了しました。
秩父湖バス停の前で登山を終了しました。
和名倉山・笠取山・東仙波 西武秩父駅行き10:50発のバスが来るのを待ちます。
この後、西武秩父駅まで戻りました。
西武秩父駅行き10:50発のバスが来るのを待ちます。 この後、西武秩父駅まで戻りました。
和名倉山・笠取山・東仙波 おまけ。悦楽苑の大盛りチャーハンです。
相変わらず、盛りっぷりが凄いです。
おまけ。悦楽苑の大盛りチャーハンです。 相変わらず、盛りっぷりが凄いです。

活動の装備

  • その他(Other)
    ヘリテイジ スーパーツェルトM
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ストーム400
  • その他(Other)
    オールウェザーブランケットBL(ブルー)22146
  • ソース(SOURCE)
    ハイドレーションパックワイドパック3.0LSC-2060220203
  • その他(Other)
    NOVA11010ノヴァストーブ(燃料ボトル別売り)
  • シルバ(SILVA)
    レンジャーコンパス
  • モンベル(mont-bell)
    クラシカルバランスライト 30
  • モンベル(mont-bell)
    エマージェンシーコール
  • サロモン(SALOMON)
    X ULTRA 3 MID GTX

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