武尊山

2020.10.31(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 42
休憩時間
22
距離
10.6 km
のぼり / くだり
1164 / 1141 m
2
1 23
42
3

活動詳細

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紅葉が盛りを迎える山々ですが、標高の高い山では積雪も見られるようになってきているこの時期、特に上信越の山々はこれから深い雪に閉ざされていくので、積雪前の天気の良いこの時期までに登っておくのが良いと思います。この日は終日快晴の予報が出ていたので、群馬県の百名山である「武尊山」と、晴れの日が貴重である「谷川岳」の1日2山のダブルアタックを敢行しました。最初のターゲットの武尊山は、地図上では麓から山頂までの距離がそれほど長くないので、6時間もあれば山頂から剣が峰を経て周回するコースを辿って下山できるだろうと高をくくっていましたが、実際に登ってみると山頂まで予想以上に時間がかかり、午後の谷川岳のことも考えて剣ヶ峰山経由の周回をあきらめ、来た道をピストンしました。時間がかかった原因は寒さ。前日降った雨が高所では雪になって山頂に近い登山道には積雪がありました。積雪自体はそれほどでもありませんでしたが、早朝に登ったために寒さで手がかじかんでペースが落ちました。それでも山頂到着一番乗りを成し遂げ、遠く富士山まで見渡せる360度の大パノラマを独占できて大満足でした。下山時には大勢の登山者とすれ違いました。積雪のある登山道の様子を皆さん気にされているようでしたが、ピストンしたことで情報をお伝えして皆さんのお役に立てて、結果的によかったなと感じました。

武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 麓の武尊神社に5時ごろ到着。準備をして5:30過ぎに登山開始。この時期になると5:30でも真っ暗に近いので、ヘッデン装備でスタート。駐車場脇に登山者カード提出場所がある。
麓の武尊神社に5時ごろ到着。準備をして5:30過ぎに登山開始。この時期になると5:30でも真っ暗に近いので、ヘッデン装備でスタート。駐車場脇に登山者カード提出場所がある。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 こちらが登山道入り口。
こちらが登山道入り口。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 朝の駐車場。到着時にはすでに何台か車が入っていた。
朝の駐車場。到着時にはすでに何台か車が入っていた。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 登山道入り口のすぐ先にある武尊神社。鳥居の前で安全を祈願して出発だ。
登山道入り口のすぐ先にある武尊神社。鳥居の前で安全を祈願して出発だ。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 少しずつ空が明るくなってきているが、辺りはまだ薄暗い。山の中でシカの鳴き声がこだましている。熊も朝夕の時間帯に行動することが多いので、熊鈴を鳴らしながら山へと入っていく。
少しずつ空が明るくなってきているが、辺りはまだ薄暗い。山の中でシカの鳴き声がこだましている。熊も朝夕の時間帯に行動することが多いので、熊鈴を鳴らしながら山へと入っていく。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 登山道入り口から2kmほど歩くと駐車スペースがあった。実はここまで未舗装の林道を上がってくると車で来ることができるようだが、武尊神社脇の林道入り口にチェーンがかけられており、進入禁止になっていたので今は乗り入れることはできない。
登山道入り口から2kmほど歩くと駐車スペースがあった。実はここまで未舗装の林道を上がってくると車で来ることができるようだが、武尊神社脇の林道入り口にチェーンがかけられており、進入禁止になっていたので今は乗り入れることはできない。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 さらに進むと分岐点に到着。左に行くと避難小屋経由で山頂へ。直進すると剣が峰経由で山頂へ。山頂までの時間と距離は左側の方が近いので、左側のコースへと進む。
さらに進むと分岐点に到着。左に行くと避難小屋経由で山頂へ。直進すると剣が峰経由で山頂へ。山頂までの時間と距離は左側の方が近いので、左側のコースへと進む。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 避難小屋のある尾根までの山道の様子。昨晩降った雪がうっすらと木々に積もっている。傾斜はそれほどなく、登りやすい。
避難小屋のある尾根までの山道の様子。昨晩降った雪がうっすらと木々に積もっている。傾斜はそれほどなく、登りやすい。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 分岐点から登ること40分で尾根の分岐点にでた。右に行くと山頂方面、左は宝台樹スキー場の上ノ原登山口へと続く。登山道にも積雪が見られるようになってきた。
分岐点から登ること40分で尾根の分岐点にでた。右に行くと山頂方面、左は宝台樹スキー場の上ノ原登山口へと続く。登山道にも積雪が見られるようになってきた。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 手小屋沢避難小屋へと下る道標。
手小屋沢避難小屋へと下る道標。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 下に見えるのが避難小屋。
下に見えるのが避難小屋。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 少し視界が開けて、武尊山の山塊が姿を現す。山全体が雪化粧しており、これから先の登山道の状態が心配になってきた。
少し視界が開けて、武尊山の山塊が姿を現す。山全体が雪化粧しており、これから先の登山道の状態が心配になってきた。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 避難小屋の道標から先は急登が続く。しかも早朝の極寒の世界なので手がかじかんで思うようにペースが上がらない。
避難小屋の道標から先は急登が続く。しかも早朝の極寒の世界なので手がかじかんで思うようにペースが上がらない。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 このような岩場や鎖場が連続して現れる。雪も積もっているので滑りやすく、滑落しないように慎重に登っていく。岩場に固定されているフックに指をひっかけて登っていかなければならない場所もあり、クライミング気分でなかなかスリルがあって楽しい。
このような岩場や鎖場が連続して現れる。雪も積もっているので滑りやすく、滑落しないように慎重に登っていく。岩場に固定されているフックに指をひっかけて登っていかなければならない場所もあり、クライミング気分でなかなかスリルがあって楽しい。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 岩場の急登を終えるとそこには素晴らしい景色が広がっていた。ようやく目指す武尊山の山頂を視界にとらえた。
岩場の急登を終えるとそこには素晴らしい景色が広がっていた。ようやく目指す武尊山の山頂を視界にとらえた。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 山頂までの稜線を歩きながら景色を眺める。正面のとんがったところが剣ヶ峰山。
山頂までの稜線を歩きながら景色を眺める。正面のとんがったところが剣ヶ峰山。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 遠くに浅間山を望む。山頂からうっすらと水蒸気の煙が上がっているのがわかる。
遠くに浅間山を望む。山頂からうっすらと水蒸気の煙が上がっているのがわかる。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 川場剣ケ峰。あの山の向こうがオグナほたかスキー場。
川場剣ケ峰。あの山の向こうがオグナほたかスキー場。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 登り始めて2時間40分で山頂に到着。この日一番乗りを果たすことができた。
登り始めて2時間40分で山頂に到着。この日一番乗りを果たすことができた。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 日本百名山43座めとなる武尊山登頂。標高2,158m。
日本百名山43座めとなる武尊山登頂。標高2,158m。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 巻機山。2週間前に登った時はまだ青々としていた山が今ではすっかり雪化粧。上信越の山々はこの時期はもうすでに冬が訪れている。
巻機山。2週間前に登った時はまだ青々としていた山が今ではすっかり雪化粧。上信越の山々はこの時期はもうすでに冬が訪れている。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 山頂から北方向の朝日岳方面を展望。
山頂から北方向の朝日岳方面を展望。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 正面は横手山・草津白根山方面。
正面は横手山・草津白根山方面。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 榛名山、そのはるか先には八ヶ岳連峰、甲斐駒ケ岳、南アルプスが一望できた。
榛名山、そのはるか先には八ヶ岳連峰、甲斐駒ケ岳、南アルプスが一望できた。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 南に目を向けると山々の稜線から一際目立って顔をのぞかせる富士山が。
南に目を向けると山々の稜線から一際目立って顔をのぞかせる富士山が。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 赤城山のなだらかな山容。
赤城山のなだらかな山容。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 川場剣ヶ峰を眺望。
川場剣ヶ峰を眺望。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 東方向には皇海山が見える。周りの山より一つ高く目立った存在だ。
東方向には皇海山が見える。周りの山より一つ高く目立った存在だ。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 日光白根山。ここから見る限りではそれほど積雪はなさそうだ。1週間前の雪中行軍が思い出される。
日光白根山。ここから見る限りではそれほど積雪はなさそうだ。1週間前の雪中行軍が思い出される。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 剣ヶ峰山へと続く稜線。ここを歩いて周回して下山すべきか、来た道を戻るか悩んだが、午後の予定もあるので来た道を戻ることにした。山頂からの景色は素晴らしく、日本百名山たる理由が納得できる山だった。
剣ヶ峰山へと続く稜線。ここを歩いて周回して下山すべきか、来た道を戻るか悩んだが、午後の予定もあるので来た道を戻ることにした。山頂からの景色は素晴らしく、日本百名山たる理由が納得できる山だった。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 下山中は日が昇って木々に降り積もった雪が一気に解け始めて林の中はまるで雨のようだった。紅葉の林道を気持ちよく歩いて駐車場まで戻る。
下山中は日が昇って木々に降り積もった雪が一気に解け始めて林の中はまるで雨のようだった。紅葉の林道を気持ちよく歩いて駐車場まで戻る。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 武尊神社に到着。無事に下山できたことをここで感謝。
武尊神社に到着。無事に下山できたことをここで感謝。
武尊山・鹿俣山・尼ヶ禿山 10時30分に駐車場に到着。これから次の谷川岳に向けて出発だ。
10時30分に駐車場に到着。これから次の谷川岳に向けて出発だ。

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