活動データ
タイム
05:40
距離
10.0km
のぼり
1053m
くだり
1050m
活動詳細
すべて見る福井県大野市にある平家岳(1441m)に登ってきました。山の名の由来は倶利伽羅峠の合戦で敗れた平家の落人が移り住んだと伝えられているのが由来とか。造りかけの中部縦貫道無料区間から一般道経由九頭竜湖の夢の懸け橋を渡り次の面谷橋から約5キロ入った面谷旧集落跡近くに車を止めて登山口8時50分登山開始。紅葉は1000m付近まで落ち葉が多く落ち葉の絨毯の様な登山道を登る。11時40分頂上着。雪を被った白山、隣の100名山荒島岳等360度の展望。風が強く気温9度はちょっと寒いので軽く昼食を食べて12時5分下山開始。14時25分登山口着。3時間かけて登るも登山者1名のみしか出会わなかった。本当に静かな登山でした。(写真は井出山頂上から写す) 帰り路、面谷(おもだに)集落にあった「精錬所跡」「草生した墓石群」「石碑」が気にかかり帰ってから調べると明治から大正時代まで銅等の掘り出し鉱山があり600戸3000人の人口があった。大正7年10月、劇場で開かれた慰安会で当時流行っていた伝染病(スペイン風邪らしい)で感染した90名が死亡、死体の焼却が間に合わず野焼き状態であった。その後経済状況の悪化等で大正11年鉱山閉鎖、その後残った村人も離散という悲しい歴史があったとか。今の新型コロナ感染に似通った悲劇だと感じ思い出深い山行になりました。
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