四国遍路/松浦武四郎の軌跡を辿る(19番立江寺~20番鶴林寺~21番太龍寺~22平等寺)

2020.10.30(金) 日帰り

活動データ

タイム

09:34

距離

25.6km

のぼり

1522m

くだり

1555m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 34
休憩時間
37
距離
25.6 km
のぼり / くだり
1522 / 1555 m
54
1 26
2 53
25
53

活動詳細

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四国遍路30日目/2020-10-30 旧坂本小学校を活用した「ふれあいの里さかもと」の保健室でいい朝を迎えた。いつもの二杯飯でエネルギーを蓄え出立。鶴林寺の登り口まで6km程あるが車で送ってくれるサービスがある。当然甘えて同宿の人と送っていただく。 途中、横瀬で降りて「星谷」によることにした。 今日は、20番鶴林寺、21番太龍寺、22番平等寺の三寺であるが山越え三つのコースで、平等寺から歩いて八歩の「山茶花の宿」に泊まる予定である。 鶴林寺への登りは、ゆっくり1時間30分。地元の健康ウォーキングに利用されているみたいで登り口には金剛杖が置いてある。ほぼ全コースコンクリートやアスファルトで舗装されているが一部、土道を選択できるところもある。一旦降りて次の太龍寺に向かうのだがやはり下りがしんどい。水井橋を渡って太龍寺への登尾となる。上流部に行き着くと消えた集落があった。お宮があり廃屋があり石垣の段々畑には去る決意の杉が植えてある。もう50年前の記憶だろう。ここは国指定の史跡「若杉山遺跡」がある。数千年暮らした歴史を消し去るものは山で暮らせない政治の貧困、都市の論理そのものだ。そんな苛立ちを抱えながら歩くヘンロである。 太龍寺は地内全体に重厚さがただよう。坂本の宿で同宿した2人と出会い昼のおにぎりを一緒に食べた。下りの道を尋ねると「イエローブックの11版には載ってないが、新ルートがある」とのこと。新ルートは、登り道で不思議に思っていたら「舎心ヶ嶽」についた。修行の弘法大師が高野山を望む坐像がある。遠く徳島や阿南、その向こうの海も見える。海が見えること、海につながっていること、海から見えること、これが補陀落渡海の要となるのだろう。 下の道は、その舎心ヶ嶽をまいて、太龍寺の谷向かいの稜線を阿瀬比まで下ることになる。平等寺には下り終えてまた大根峠を越さなければならない。平等寺についたのは16時過ぎだった。平等寺はコロナ禍に対応したリモート参拝で有名なところ。ちょうど、16時20分からYouTubeでのライブ配信をしているさなかであった。 今日の宿は平等寺の隣の「山茶花の宿」である。くつろげる宿とは、このことだろう。 今回はここでひとまず打ち切り、再開は11月17日から10日間の予定である。宿の女将さんにもそのことを告げ再会を約束した。 yo3、miz。閲覧ありがとう。 四国遍路の完結まで少しの猶予を 再会!!

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