四国遍路/松浦武四郎の軌跡を辿る(13番大日寺~14番常楽寺~15番国分寺~16番観音寺~17番井戸寺~)

2020.10.28(水) 日帰り

活動データ

タイム

09:31

距離

30.6km

のぼり

260m

くだり

345m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 31
休憩時間
1 時間 20
距離
30.6 km
のぼり / くだり
260 / 345 m
9 31

活動詳細

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四国遍路28日目/2020-10-28 神山町の「植村旅館」を逆打ち遍路の同宿者と6時前の朝食、6時15分には出立となった。ホノルルマラソンにも出場したという健脚者でも藤井寺までのロードは心配なのだろう。 やはり、東京の人は物静かだ。納経所で「あなた、高知でしょ。明るく喋るからすぐわかる」と言われる。喋るというよりは愛想よく声をかけると自己分析。和顔施、愛語施は無財の七施の二つである。 今日はアスファルトのヘンロ道の連続だ。 宿から3時間歩いて13番大日寺。バス停は「一宮札所前」とある。阿波国一之宮の一宮神社ではスズメバチの巣を退治していた。総代さんとはスズメバチ談議はしたが肝心の大日寺との由来を聞くことを忘れた。そこから、14番常楽寺、15番国分寺、16番観音寺、17番井戸寺と昼までに終えることができるほど離れることなく札所がつづく。今日は徳島市内で「四国遍路と徳島藩」という徳島城博物館の特別展を参観した。第1章で弘法大師信仰と右衛門三郎伝説の展示があった。石手寺から岩屋寺、石鎚山にかけて熊野信仰が強い地域で右衛門三郎の熊野信仰がいつしか弘法大師伝説に置き換えられたと記述があった。焼山寺下にある「杖杉庵」が右衛門三郎の墓所でありその縁起も書かれていたが、熊野信仰の記述はなかった。得てしてこうゆうものだ。 第2章で蜂須賀藩主の「駅路寺」の展示もあった。遍路の庇護政策のみの記述でものたりなかった。第5章の旅する巡礼者と迎える地域は、巡礼者の数や宿泊の方法、ヘンロ道とは何か、テーマから期待するものがあったが展示資料の不足など掘り起こしが足りない感じがした。 松浦武四郎の紹介があったのは評価するが巡礼者の所作などの武四郎の「四国遍路道中雑誌」への記述が初出と思われるが、巡礼者の所作等についての展示はなかった。 徳島県図書館に行く予定であったが時間切れで本日の日程終了。

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