東北遠征・磐梯山と安達太良山～♪

8月の暑い日、東北の名峰「磐梯山」と「安達太良山」を訪れた。山好きが10名集まり車2台に分乗しロングアプローチに挑戦した。もっと近くにも山は沢山あるがコロナのせいだろうか、山小屋は3密を避け定員を大幅に減らして完全予約制で開けている。それを敬遠する人たちも少なからずいるものだ。今回は裏磐梯湖畔の素敵な宿を利用した。 天気予報では初日は晴れ、翌日は曇りであまり期待できないものだったので、初日に展望の良い磐梯山に登る事にした。裏磐梯スキー場リフト乗場(営業はしていない)からの出発。櫛ヶ峰との稜線までは結構きつい登りが続くが、登り上げると北側の展望が楽しめる。弘法清水で一休みし山頂へ登り上げる。猪苗代湖の上空には雲が広がり大展望とはいかないが心眼で脳裏に焼き付け、銅沼(あかぬま)経由で下山、宿では盛り上がらないわけはありません。 翌日は安達太良山奥岳登山口に大移動。ロープウェーを使って山頂駅からのラクチンスタート。天気は予報に反して晴れだ。昨日の疲れも忘れガシガシ登る。山頂岩峰にははしごとちょっとした岩々登りがあり、単調な登りに変化を与えてくれる。矢筈森手前のピークから見る「沼の平」の火口跡は次元の世界を感じさせてくれる展望地だ。くろがね小屋でランチ休憩後奥岳登山口に向かうが途中ショートカットした道は滑りやすい粘土質のドロンコでメンバーには不評であった。