冒険シリーズ 名頃ラウンド 三嶺・カヤハゲ(東熊山)・平和丸・高ノ瀬・丸石・次郎笈・剣山・丸笹山・塔丸

2020.10.25(日) 日帰り

活動データ

タイム

12:10

距離

30.5km

のぼり

2926m

くだり

2924m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 10
休憩時間
1 時間 16
距離
30.5 km
のぼり / くだり
2926 / 2924 m
57
45
29
54
25
18
45
11
2
48
28
1 4
1 38
2

活動詳細

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話は8月まで遡ります。 ファガスでakyaky さん達とテン泊してた時のこと、RUN&トレラン友のDr.Tから着信が。珍しいな‥後で気づき連絡すると「三嶺〜剣縦走してて途中で迷っちゃって・・・教えてほしくて」と(何処で迷うんやねん?笑) 詳しく聞くとまず三嶺の頂上で天狗の方に間違って行って(-_-;)他の方に教えて貰い、戻って次は白髪山分岐で白髪に行ってしまい(-_-;)また戻ってきて白髪小屋の先で道がなくなったので(-_-;)電話したとのこと。結果として他のハイカーさんやトレイルランナーさんにくっついて助けられて丸石で下山したそうです。ご無事でなによりー(^^) Dr.Tは圧倒的な体力走力のある方ですが、ちょっぴりだけ方向音痴でルーファイが苦手なんです。 「あーわかりました。お連れしますよー」 ということで今回。 Dr.Tはサブ3を目前にしている超高速ランナーで努力の人です。萩往還140kmマラソンも凄いタイムで完走した。何度もトレランレースでご一緒した戦友です、速い遅いありますけどー。 もう一人お誘いした参加メンバーはコスプレ登山部部長 孫悟空はっしー 香川を代表する驚速サブ3ランナーで登山好き。youtubeチャンネル登録夜露死苦です! https://www.youtube.com/channel/UCticy7Brra_UnhIfqiYy0HQ この贅沢メンバーでただ縦走だけしてもおもろない。圧倒的ポテンシャルを持つ2人なので密かに企んでいたラウンドプランに連れて行こう。きっと俺一人だと途中で心折れて言い訳作ってやめたくなる、だから私より走力の高い二人を連れて行けば引っ張ってもらえる・・マラソンでいうペースランナー作戦。ムフッ❤️ さて当日、めっちゃ冷え込み。名頃に6時前に着くとなんじゃこりゃーーーーー駐車場が既に満車‥ここもかぁ。隅っこにねじ込んでスタート。 「今日ヘッデンいるんやったんやねー・・」はっしー。私の予備貸しますよ。 「あれ?あれ?ヘッデンの電池が‥」Dr.T。剣山ヒュッテに電池売ってるかも? 二人共しっかーく!!(笑) まだ薄暗い登山道を登る。まぁなんとかヘッデンなしで行けるくらい。予定では山頂まで1時間40分程。ここで飛ばしすぎる訳にもいかん。抑え気味で・・ 稜線抜けると大当たりー!放射冷却起こるくらいなので雲ひとつない快晴。でもムッチャ寒い。山頂はやや風強い。ジャッキー&じょん予報は的中。 あっ相棒ジャッキーはこのプランは流石に無理なのでじょん&さゆりん宅に預けました(笑) 縦走路をサクサク進む。後を考えてあんまり走りすぎんように、結構山で泊まりの縦走の方がいる。三嶺や白髪小屋は昨夜満員御礼だったのでは?? 前回Dr.断念した丸石を越えボスキャラ次郎&剣へ。偶然にもそのあたりで前回Dr.を下山させてくれたトレラン女子達とバッタリ。「今日は二人ガイドを連れてきたのでー。エヘヘ・・ポリポリ。」Dr.バツが悪そう(笑) 一方その頃ジャッキー達は山の家奥槍戸から新九郎山に行ってたらしく。お互い見えてたかもねー。 ここから足と時間が食われる。当然ながらタロジロ登り返しという苦行が待っています。ちょうど日曜のお昼時に当たってしまい物凄い人人人です。 山頂プレートの写真にウェイティング、縦走路は走るどころか譲り合いで。是非縦走記念に例の岩でDr.の写真撮ってあげたかったが記念撮影待ちの行列。イラ・・イライラ・・イライライラ・・イライライライラ・・・ドカーン!! やーめた、とっとと逃げよー。 うーんここで時間が食われ過ぎた。予定通りのルートだと良くて17:30そして塔の丸からの下山は未踏のバリエーションルート。そろそろエスケープ(という名の言い訳)を考慮に、西島駅前で補給しながら考える。 1、このままロードで名頃に戻る 2、見の越からロードで塔の丸入口まで行って塔の丸から下山 3、ラウンド決行。 ロード嫌いなんよねえ私・・このメンバーとだとジョグペースでキロ4分半だろー??・・・ 悩んでいるとDr.Tが目を爛々とさせ、「じろさんいきたいんよねーいきたいよねーいこういこう。さっき電池も買ってもう暗くなってもヘッデンも使えるし!またもう一回やるんも大変でしょー?今日は天気も最高だし」 Dr.Tはこれでもとおおおおおっても走り足りないらしい‥予定通りラウンド決行に! 下山道途中から丸笹山頂へのバリエーションルートへ。基本尾根を通ればOKなので境界の杭を目安に登る。かなり直登で上手に岩を巻く必要がある。 はっしーはすっごいすっごい速いランナーなんだけど高所恐怖症なのだ。切れ落ちたとことか苦手みたい。そして以前から痛めていた膝痛が出てきて様子見ながら少し遅れ気味に。トップアスリートにとって故障はつきもの、ケアも自分でしつつ、ついて来てくれます。 ラフォーレでラスト補給。コーラでモチベーション回復で塔の丸につっこめー 日暮れ近くで皆さん下山されている中で向かってくるのでびっくりしてみんなに聞かれる。 「今から??」「どこまで??」 説明すると生暖かい目で見送っていただけました(笑) 低くなってくる太陽を見つめつつ塔の丸に到着。よっしゃコンプリート。 あとは下るだけだー。しかし‥そこから起こる悲劇を我々はまだ知らない・・・ラスボスはやっぱラストにやってくる。 笹原を降り、樹林帯をビーストモード発動で踏み跡クンクンしつつ残置テープを辿る。なんとか半分以上下ったとこで作業林道にぶち当たる。 ???YAMAPのコース通りに歩けない。切り倒され押し流された丸太の山が行方を塞ぐ。残置テープと林業の方のテープが交錯する‥こりゃあめんどいことになったぞ‥林道を歩くもあっちゃこっちゃ違う方向に伸びて行っては戻り。 あと直線距離では道路までほんの数百mのハズ。 そこからも地図にない新しい砂防ダムや沢が行く手を塞いだり。余分に迂回させられる。そしてみるみる暗くなる。ヘッデンをつけ、強引に直線的に降りることにする。 道路だ!!!すごい急降だが木を足場にしつつズリ降りる。よっしゃ着いた!! と思ったら先に降りて貰ったDr.Tが「道路に降りれんよー」と。降りると道路まで2m強のコンクリ壁。二人が木を掴んで強引に滑り降りて「ここに足かけて」と腕を差し出してくれる。俺もずり落ちて生還!! 思わずみんなでハイタッチ!!無事生還!!途中かなり嫌な汗出たなぁ。今まで同じようなシチュエーション何回かあったから切り抜けたけど‥ YAMAPさん このルート使えませんよ‥後に報告します。 名頃に戻るとほとんど車はなかった。自分の中では12時間リミットだったので1分オーバー‥ 3人で、このメンバーだからこそいけたよねーと自画自賛(笑) このラスト下りなんとかなればいいコースなんだけどなぁ‥YAMAPでは30kmでしたが3人のガーミンでは36kmでした。 まぁとりあえずラウンド成功です^ ^もうやらん(笑)

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