雨乞岳にのぼりました。 のぼってるときはくもりがちでしたけど、山頂がちかくなってくるといいお天気になってきました。山頂からの見晴らしもよくて、琵琶湖とか伊勢湾とかまわりの山々とかきれいに見えました。紅葉もきれいでしたけど、中腹のあたりはまだこれからというかんじでした。 炭窯の跡をいくつも見かけました。高度経済成長期に天然林を伐採して炭を焼いたんでしょうね。甲賀市側は人工林が多かったんで、伐採したあとに植林したんでしょうね。東近江市側は若い広葉樹林だったんで、天然更新したんでしょうね。今となっては、広葉樹林のほうがいい雰囲気の森になっていますね。 のぼるときは稜線を歩きました。目印テープがすくなくて道がわかりにくいところもあったけど、歩きやすかったです。くだりは谷沿いの道を歩きました。台風でくずれたのか道がわかりにくいし足元もわるいし、渡渉するところも多くて歩きにくかったです。山林作業でつかうピンクテープがつけられていましたけど、最近のものみたいです。この目印がなかったら、道がもっとわかりにくかったかも。 景色を見たり写真を撮ったり、だらだら歩いてたらおそくなってしまいました。あとちょっとで下山というところで日没になってしまいました。道がわかりにくいから、ヤマップがなかったら大変なことになってたかも。
駐車場。どの駐車場も満車で、路上駐車もたくさん。人気の山域なんですね。
登山口。スカイラインのヘアピンカーブの外側にあります。ほかの人は武平トンネルのところからのぼってるみたい。御在所岳へのぼる人も多いのかな。
スズカアザミ?の花。
谷の東側の尾根の道らしきところを歩いていたら、さっそく迷ってしまいました。渡れそうなところで、谷の西側へ渡りました。
炭窯の跡。
道をみつけました。でも、目印テープはないです。
尾根にでました。
ツルアリドオシの実。かわいいです。
大きな杉の木。わかれた枝がそれぞれ幹のようにふとくて立派です。
一ぷく峠?ほんのすこしおりたところが分岐で遭難注意の看板があります。作業道跡のような道をくだると沢谷峠へいけるようです。
歩きやすい尾根道です。
シロヤシオ?の紅葉。
林業作業用のピンクテープがついています。最近つけられたものなのかな。ビニールテープの目印はほとんどないです。ピークからコルへくだる道はわかりにくいので、注意。
ブナの木。
鎌ヶ岳がきれいに見えます。手前にはウリハダカエデが群生しています。防獣柵の跡があるから、植えられたものなのかな。それとも、勝手にはえたのが自然とまもられていただけなのかな。
ミズナラの黄葉。
広葉樹の森。
イワカガミの葉っぱ?
アセビがしげっています。
沢谷ノ頭のほうをふりかえったところ。右側(甲賀市)は人工林で、左側(東近江市)は天然林です。
コミネカエデ?の落ち葉。
シャクナゲのトンネル。沢谷ノ頭からのくだりはずっとシャクナゲです。
木々の間から御在所岳が見えます。
コル。のぼりかえします。
アセビのつぼみ。
立派な杉の木。コルから尾根への道がわかりにくいです。
稜線。右が天然林で左が人工林。
たまに、空き缶が木の枝にさしこまれています。林業作業員のかたがしたんでしょうか。
倒れたスギの木。まだかろうじて生きてるみたいです。
分岐。三人山の頂上へは、べつにいかなくてもいいので、迂回します。
青空が見えてきました。
三人山のとなりのピークをこえました。なんとか峠とか、なにか名前はついてないのかな。
正面に東雨乞岳が見えます。
はっきりしない尾根をだらだらのぼります。
笹がしげってきました。
シロモジの落ち葉。
シロモジの黄葉。
木が低くなってきました。森林限界ってわけじゃないんでしょうけど、森林限界をこえたみたいな気分です。
釈迦ヶ岳。その向こうに見えてる街は菰野町かな。
御在所岳と鎌ヶ岳。間に見えてるのは四日市市かな。
リンドウの花。
東雨乞岳の山頂。雨乞岳の山頂をめざします。
東雨乞岳のほうをふりかえったところ。
南雨乞岳のほう。斜面の紅葉がきれいです。
御在所岳と鎌ヶ岳のほう。
鎌ヶ岳のほう。谷の紅葉がきれいです。
雨乞岳の山頂。看板かなにかの残骸があります。
綿向山のほう?琵琶湖とか見えてるみたいです。
南のほう。
大峠ノ沢。この小さな池が雨乞い信仰の対象だったんだとか。
笹原と雲と青空。
笹にうもれながら稜線を歩きます。
北のほう。平らなところはイブネとよばれるところ。知る人ぞ知る名所なんだそうです。
東雨乞岳の山頂にもどってきました。
帰り道はこちら。山頂から北へむかって、東の尾根をおります。
七人山のほうをめざします。七人山にはのぼらないけど。
雲の流れがはやいです。山に落ちる雲の影をながめてるだけで、時間がすぎてしまいます。
斜面。
「ここは⑧番です」の看板。木がふえてきました。
コハウチワカエデ?の紅葉。
ブナの黄葉。
森の中へはいっていきます。
シロモジの黄葉。
道がたくさんあってひろがっています。深く掘れてるところはかつては道だったのかも。
シロヨメナ?の花。
かわいいキクの花が群生しています。
このあと、右手に見えるこの谷をおります。奥には鎌ヶ岳が見えます。
ブナの木。
七人山の手前のコル。ここは⑦番ですの看板。ここから谷へおります。
西日のこもれびと、黄葉がきれいです。
谷。水がきれいです。
まだ、山のほうには日があたっています。
道がけわしくなってきました。
すずしげな谷です。
滝があります。滝を迂回して、おりてきました。
カヤの木が群生しています。
このあたりの木の葉は緑色。紅葉はまだ先のようです。
何度も谷を渡ります。目印を見落とさないように。
炭窯の跡。
炭窯の跡。
ここは⑤番です。
崩壊地のようです。向こうへ渡ります。岩にかかれている赤い丸が目印です。
ホオノキの落ち葉がたくさん。ここで谷をはなれます。
小さな谷。崩壊地のようにも見えます。道がわかりにくいですけど、目印を見落とさないように。
ちょっとした峠のようなところ。
ここは④番です。
レスキューポイント2。番号が2種類あって、ややこしいです。
広い谷を峠に向かってさかのぼります。
沢谷峠。地形がいりくんでいるし、分岐もあって迷いそうなところです。南へすすむと、一ぷく峠へいけるようです。
ここは③番です。レスキューポイント1。救助要請のときはどちらの番号を伝えればいんでしょうね?
夕焼けと紅葉がきれいです。
道標。しばらくトラバースの道です。
日の入り。影絵みたいです。夜間歩行のはじまりです。
マジックアワー?ゆるやかな斜面の、手入れされていないうっそうとした人工林を抜けたところ。ススキがひろがっているようです。
武平トンネル脇の登山口。ススキからの道はわかりにくかったです。暗闇で、しかも初見だったからなんでしょうけど。作業道の跡のようなところを歩いてきました。
スカイラインを歩いて駐車場へもどりました。上弦の月がきれいでした。