活動データ
タイム
03:25
距離
8.5km
のぼり
391m
くだり
390m
活動詳細
すべて見る※長いです山に登るまでが…、いや登ってからも… 西高東低冬型の気圧配置、断続的に雨雲が流れ込んで来る不安定な空模様で今日は無理かと諦めていましたが、予報が好転して昼前からは徐々に回復しそうなので急遽、時間のかからなそうな横根山に赤芝峡遊歩道の紅葉もプラスしたずっと温めてた周回コースにしました。 車にナビが無いのでどこに行くにも基本ツーリングマップと言う地図を昔から愛用しているのですが、その東北版に赤芝峡は紅葉の名所との記載がありとても綺麗で何度も訪れてる好きな場所です。 横根山は荒川側に切れ落ちていく山肌の一部が赤芝峡となっている山で、主に小国町の道の駅の裏から積雪期に登られるようで、夏道はありませんが赤芝発電所からの送電線が尾根伝いに横根山を越えており、巡視路で登ることが出来るようなので確認してみたいと思っていました。しかも地図を眺めていると、反対側に下山も出来そうで国道歩きをプラスし赤芝峡も含めた周回コースでと考えていました。 去年の11月に同じく国道113号沿いにある関川村八ツ口の蛇崩山に登りました。国道113号は20年来よく利用しているので車窓から見える横根山と蛇崩山は登山を始める前から気になり漠然とあそこに行けるのかなと何時も思っていました(登山を始めてから山の名前は知りました)。 そんな中で遂に蛇崩山に登ったので次は横根山となり、どうせなら赤芝峡もと秋になるのを待っていました。 小国の道の駅で今日も小国の銘菓を買って赤芝峡の新潟側駐車場からスタートで国道を新潟方向へ進み玉川橋の手前で玉川橋下に下りる道を行くと、何と玉川橋の橋桁の工事中で先に進めず断念することに…、その場でさてどうするかと長々と考え込んで、一先ず駐車場所に戻り、せっかくなので赤芝峡しばし楽しみながら、この後下山予定場所から再び横根山にするか、近くのデベソ山にするかと考えましたが赤芝峡の紅葉はまだ早かったので横根山は今日は諦めて、移動し町内の極楽山に変更することにしました。 極楽山は山の一部が観光蕨園となっており積雪期にはなだらかな雪原となり、短時間で登れて名前のとおり極楽気分を楽しめます。 近くに極楽峠があり山を始める前から極楽峠には訪れたことがあり、始めてからは近くにある極楽山も気になっていました。 そして去年の3月に遂に登り、快晴で見事な極楽気分✨今年の1月は曇りで雪のちらつく極楽でした。ただ、いずれも三角点を雪の中から見付けることが出来ず一度雪の無い時と思っていました。蕨園なのでジーンズオフの冬前を狙っていたのでこの機に探しに向かいました。 積雪期なら雪原を真っ直ぐ登れるのですが、今回は蕨園の林道が頂上付近まで通じているようなので林道を利用して登ります。 初めは弥六沢沿いに進み一度切り返すとススキの草原にでました。その後分岐にがあり右は直ぐ行き止まりでしたので左に進みます。 沢を橋で渡り更に進むと開けた場所に出ます。そこから林道は山頂とは逆方向の下りとなり不思議に思いながら道なりに進んでいくと行き止まりとなってしまいました。 辛うじて電波が入ったので参考にした秋に登られたかたのブログを再確認すると、どうやら開けた場所で間違えたようなので引き返しました。 開けた場所まで戻ると廃林道らしき入口ありどうやらここのよう、進むと道は直ぐに背丈以上のススキに飲み込まれてしまいススキ地獄の始まりでした。序盤こそ道型がはっきりしていましたが徐々に細くなり、更にススキの密度も上がり掻き分けるのも一苦労、そしてススキの葉が結構な切れ味で手の甲がヒリヒリしてきたので今更ながらグローブに首にタオルで進ます。 時折弦性の植物が切れないゴールテープのように立ちはだかったり、藪にからめとられたタオル探しに戻ったりススキの中を右往左往しながらも進ましたがとうとう道を見失ってしまい最後は尾根を目指してススキの斜面をよじ登ります、すると再び林道に出て尾根伝いに山頂まで楽に登ることが出来ました。 参考にした記録が十数年前の物だったので林道の藪化が進んでおり予想以上に時間がかかり山頂ではゆっくりできず、直ぐに三角点を探します。 10分ほど山頂付近の薮の中を探して、苔に覆われ隠れていた念願の三角点を発見でき嬉しかったです。 また、極楽山の楽しみである飯豊山も思いの外よく見え、真っ白に雪化粧をしています。飯豊羊羮今日は無いけど…。 時間が無いので三角点に飯豊山も見れたので直ぐに下山ですが、またススキに突っ込むのが億劫で途中で暗くなるのも嫌だったので、遠回りですが県道には近く安全におりれそうなので反対側の極楽峠の方へ下山することにしました。 道はありませんが地図を見たとおりの緩やかで明瞭な尾根で、杉林の下草の藪もたいしたことがなく20分ほどで明るいうちに県道に出ることが出来ました。 近くなので久しぶり極楽峠にも寄り後はだらだら車道を歩いて車に戻りました。途中で祝瓶山に雪化粧した大朝日岳を望むことができ良かったです。 念願の三角点を撫でることが出来、草紅葉の極楽山も良かったですがススキ地獄はもう良いかな、もしススキの極楽山を眺めたくなったら裏から登ります(笑) 次回は白い極楽山でゆっくりしたいですね(^_^)
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