ヒメシャラの幼木ロード。 戻る 次へ

紅葉の南奥駈道を縦走の写真

2020.10.24(土) 14:45

ヒメシャラの幼木ロード。

この写真を含む活動日記

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19.5 km

2151 m

紅葉の南奥駈道を縦走

大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) (奈良, 和歌山)

2020.10.24(土) 2 DAYS

奥駈道を繋げるシリーズで、今回は小屋泊で太古の辻〜行仙岳を縦走しました。 白谷トンネルの手前(行仙岳登山口)に1台デポして林道前鬼線の車止め地点に移動。 登山口〜小仲坊までは林道歩き。 小仲坊〜太古の辻までは何度も歩いてるルート。何度登ってもなかなかしんどい。特に木製の階段にやられます(笑) 太古の辻辺りまで標高を上げるとちょうど紅葉が見頃で、大日岳も綺麗な紅葉の山になってました。 大台ヶ原も同じような標高なので見頃だったのかな。人ですごいことになってそう。 太古の辻から南奥駈道を縦走します。ここからはお初のルート。 アップダウンはあるものの、大峰とは思えない小笹の縦走路ですごく歩きやすかったです。 こんな快適な縦走路がずっと続けばいいなぁ。でも、世の中そんなに甘くない! 後半は体力勝負のルートに変貌。疲れきった身体に追い打ちをかける涅槃岳の登り。特に急登ってわけではないけど(最近バリルートの急登をしょっちゅう登ってるから感覚がマヒしてるのかも…)、もう足が疲れてしんどい!しんどい! 証誠無漏岳〜阿須迦利岳の間はアスレチックみたいな鎖場があります。普段はなんてことのない岩場だけどヘトヘトなんでちょっと大変。 そこをクリアして少し進むと、本日のお宿、持経の宿に到着。 持経の宿はすごく整備のされた小屋で、無人ですが食事以外はほぼなんでも揃ってる山小屋です。電気もつくし(この日は調子が悪いのか2時間で電力切れ。その後はついても数分で切れるの繰り返し。前日の悪天候でソーラー充電出来なかったのかな…)毛布もあって快適そのもの。しかも料金が2000円。シーズンの週末のアルプスの小屋の数倍快適でした。まぁ団体さんに遭遇すると雑魚寝になってしまいますが、この日は他に一組おられただけなんでラッキーでした。 2日目は持経の宿〜行仙岳。 昨日と違って朝からど快晴。昨日こんな天気なら最高だったのに…。 今日もいくつかピークを踏みながら行仙岳を目指します。 出発して40分程で平治の宿に到着。ここはこじんまりとしてるけど綺麗な山小屋でした。ちょっとトイレは怖そうだった…。 転法輪岳&倶利迦羅岳を経て行仙岳へ。昨日同様何度もアップダウンを繰り返しながら進みますが、昨日よりも傾斜がきつい!ふくらはぎがパンパンになりました(笑) 行仙岳から登山口まではほぼ鉄の階段の整備された登山道。あっという間にゴールです。 ちょうど見頃の紅葉を楽しみながら南奥駈道の核心部を繋げることが出来て最高に充実した2日間、達成感も半端なかった〜。 南奥駈は北奥駈よりもマイナーな感じたけど、個人的には南奥駈の方が好きです。 アップダウンの頻度が多くて体力的にはかなり大変。でもそれをクリアすれば最高の達成感を味わえる山行となります。一度食べたらやめられない、そんな感じのエリアかな〜。 残すは玉置山〜熊野本宮大社。ここを繋げたら目標達成です。 水分 初日500×2本 2日目 500×1本