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倉岳山ー北東尾根から寺下峠の写真

2020.10.25(日) 14:24

登山口

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12.2 km

1157 m

倉岳山ー北東尾根から寺下峠

倉岳山・高畑山・九鬼山 (山梨, 神奈川)

2020.10.25(日) 日帰り

ようやく快晴秋晴れの週末、富士山眺めに倉岳山へ。北東尾根で登り、寺下峠まで縦走して、梁川に下った。北東尾根は登る分には迷うところはない。寺下峠の下り道は気持ちの良い峠道だが、迷いやすいポイントがいくつかあるので、初心者は注意が必要だ。 倉岳山は何度か登っているので、変わった経路でと思い、バリエーションルートの北東尾根から登る。梁川駅から桂川を渡り、集落を過ぎた先の路肩に車を駐車。歩き出して10分程度で登山口、台風で取り付きが崩れたのを修復中で、梯子段を使って登山道に上がるようになっていた。諸先輩の記録に従い、登山口からすぐのところで登山道を外れ、右に登る明瞭な踏み跡に入る。すぐに貯水槽、小さなお宮を過ぎて、尾根上の明瞭な踏み跡を登っていく。500m付近はちょっとした岩稜になっているが、特に危ないことはない。590mの小ピークを越え、気持ちの良い緩やかな尾根を楽しむのもわずか、P747への急登が始まる。広い急傾斜の尾根、まっすぐには登れない傾斜なので、踏み跡っぽいところを拾いつつジグザグを切って登る。ここが北東尾根の核心部だ。P747まで登ってしまえば、そのあとも急登が続くものの、やがて山頂に続く緩やかな稜線に出て、倉岳山頂に飛び出す。 雲一つない快晴に、薄く冠雪した富士山が美しい。山頂には先行者が一人いるだけだったが、我々が着いてしばらくすると続々と大勢の人が登ってきた。富士山をもう一度じっくり眺めてから立野峠へ下る。下る途中も大勢のパーティとすれ違ったが、人が多いのも立野峠まで、そこから寺下峠へ向かうと急に人気がなくなった。最初に登るP838(細野山)は、尾根の両側がきれいな杉林で、まるで並木のようだ。鳥屋山への稜線で昼食を食べて、鳥屋山から一下り、登り返したP818が船山(道標は舟山)。この先二重稜線の乗り換えを経て寺下峠へ下りつく。 寺下峠からの下りは、典型的な「廃れゆくかつてよく踏まれていた峠道」だ。道は歩きやすい傾斜でつけられているが、トラバース道はところどころ崩れかかっている。特に、いったん沢に下りる手前は、ロープが丁寧に張ってはあるが、狭くて滑りやすい。沢に下って渡渉したら、100mぐらい沢の中を下るのだが、ここもわかりにくい。さらに、二つ目の道標のところで左岸に渡り、山腹をトラバースする道に入るところが迷いやすい。やはり水が近いところは荒れやすい。左岸の道に乗ってしまえば、あとはよく踏まれた道。途中から集落の水源と思われる黒パイプが何本も出てきて、これに沿うように下ると登山口に出た。