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子ノ権現・高畑山(飯能アルプス)の写真

2020.10.25(日) 11:51

川越山山頂

この写真を含む活動日記

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05:54

15.2 km

1328 m

子ノ権現・高畑山(飯能アルプス)

武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 (埼玉, 東京)

2020.10.25(日) 日帰り

なんとなく2ヶ月に1回行っている飯能アルプスの続き。 今回は西吾野から子の権現、高畑山を目指す。そこまで行ったら戻るのもなんなので、そのまま伊豆ヶ岳を抜けて正丸駅まで行くコースを取る。 山頂ハント、飯能アルプス制覇という視点で考えると、前回の山行はなんだったのかという感はあるが、合理性だけを求めるなんて不純な考えではいけない。 あいも変わらず私の体力がないということを除けば、順調に進む。電車の中で富士山が見えたので少し期待していたが、飯能アルプスからは富士山が全然見えなかった。ほとんどが森の中だしやむなし。 古御山近くの坂道が急であったが、後ろから私とほぼ等速で近づいてくる鈴の音があり、負けることはできないと先を急ぐ。人通りがまばらの山はこれがつらい。(素直に負けを認めればいいんだろうけど) 小高山まで来たところでルート選択に迷う。当初の予定だとここから下山するつもりだったが、まだ時間がある。正丸峠や正丸山に行くこともできるのではないか。 前回と同じルートというのも面白味が薄い。私は自分自身に時間制限を課しながら、正丸峠に向かうことにした。そして、想定の時間内に正丸峠まで着いたので、そのまま正丸山に向かう。 正丸山までは果てしないほどの階段を抜けることになったが、時間のロスもなく辿り着く。ただ、その後、山道に気づかず、車道をそのまま歩いてしまい、20分ほど無駄にした。 橋の代わりに丸太が三本渡してあるだけの箇所がいくつかあり、ブレイブメンロードのようだと思う。怖い。 通り抜けて安堵の雄叫びを上げようとしたところで、近くに2人組が休憩してるのに気づく。恥ずかしい。 とはいえ無事に帰還。飯能のくるまやラーメンでネギ味噌ラーメンを食べて家路に着く。 余談ではあるが(本当に余談です!)、ファミコン初期のRPGに「インドラの光」というタイトルがあった。このゲームは斬新かつ不評というシステムをいくつも備えているのだが、その代表的なものに会話システムがある。 このゲームでは会話は主人公とモブキャラがお互いに正面を向いていないと行えない。現実のマナーに則したゲームシステムであるが、モブキャラはランダムに歩き回るため、会話を行うために主人公を向かい合わせる、モブキャラがそっぽを向く、という動作が繰り返されることになる。 これが実に鬱陶しいのだが、モブキャラは必要以上に配置されており、さらには誰が重要な情報、フラグ、キーアイテムを持っているかわからない。そのため、プレイヤーは半強制的にすべてのモブキャラと話すことになる。 挙げ句の果てには、「こんにちは」とだけしゃべるモブキャラも多数いて、プレイヤーをげんなりさせるのである。どうやら、製作者はキャラは配置したものの、会話の内容を考えるのが面倒になったらしい。 だが、ゲーム終盤にて、こんにちは教団なる存在が明らかになる。「こんにちは」と挨拶することを教義としているらしい。 なるほど、だから「こんにちは」とだけしゃべるモブキャラが多かったのか!とはならない。あまりに言い訳じみた存在に、さらにげんなりとした気持ちが増幅されるだけだ。 山で「こんにちは」と挨拶する時、たびたび、このゲームのことを思い出している。