活動データ
タイム
08:25
距離
10.7km
のぼり
1279m
くだり
1290m
活動詳細
すべて見る白鬚岳に初登りしました。周回ルートは、YAMAPのレポートでは時計回りが多いようですが、今回は逆回りの反時計で行きました。日の短い秋はこの方が良かったと思います。 反時計回り周回ルートの登山口は東谷出合から少し林道を進んで橋を渡ったところ。地理院の地図は橋の位置が間違っていて、ほんとはもう少し西に橋があります。今回のルートマップでは、まるでいきなり渡渉してるように見えますが、実際は橋を渡ったところから山に入っています。ここからまずは馬蹄形の尾根上に登り、ぐるっと回って白鬚岳を目指します。 登山口からはいきなりの急登が続きますが、小さな谷を越えて支尾根に乗ってからは、安定した道になりました。ここは下りに使うと、ルート探しが難しいようで、実際下りのいくつかのレポートをYAMAPで拝見すると、かなりバリエーションに富んでます。そんなわけで、登りに使う方が安心だと思います。 やがて、このルートの主稜線に乗ります。ここからも緩やかな登りと時折り急登を織り混ぜての登りが続き、P777、ショウジ山、P977と進みます。P977あたりは二重稜線となっていて、ルートがややこしいところがありました。テープを確認しながら慎重に進みました。その先で、台高山脈南部と大台ヶ原の眺望が広がりました。やがて、三角点・切原のある峰。ここでお昼にしました。標高は1132m。 ここからは尾根が北に向きを変え、大きく下って最低鞍部。標高は1010m程度。また登ってP1168、また下り&登りののちにP1222と過ぎ、またちょっと下ってから最後に大きく登って、14:35ごろ白鬚岳主峰に到着です。標高は1378m。ここからは大峰の大普賢岳周辺がよく見えました。 さらに小白鬚まではなかなかの難コース。下ったり登ったり、また下って登るの繰り返し。岩場、痩せ尾根、ロープもあちこちに。それでもときおり姿を見せる白鬚岳主峰の鋭峰ぶりや、赤く色づいた紅葉に励まされて、なんとか小白鬚到着。この時点で、15:45を過ぎ、ここから下山に二時間はかかりそうなのでヘッデンを用意しておきました。 小白鬚からもしばらくは尾根の急降下が続きました。半時間ほど下って、尾根から谷に入っていきます。そのあたりの急勾配も大したもの。しかもここからの長さもうんざりするほどでした。徐々に暗くなる山道を、できるだけ明るいうちに稼ごうと頑張って下り、滝のあたりでいよいよヘッデンの仕事始め。でもここからはコースもわりとはっきりしており、そんなに難渋することなく、17:35ごろ林道に出ました。あとは林道~車道をのんびりと。これが逆の時計回りだったら、暗くなって尾根からルートを探りながら急降下する必要があり、日の短い秋はやっぱり反時計回りが正解やったなぁ、と話しながら車に戻ってきました。その後、近鉄八木近くの明日香の湯で汗を流して帰宅しました。
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