前穂高岳　重太郎新道日帰りピストン

初めての上高地。小梨平キャンプ場に朝一にテントを張り、荷物を整理して登山開始。 上高地のきれいな景色と、下から見る前穂高岳の高さに圧倒されながら進みます。 長い樹林帯を抜け、岳沢ヒュッテまでは順調にきました。 動くと暑いが止まるとすごく寒い。いつの間にか周りに霜がおりてるのに気づきました。 ここから重太郎新道。斜面もきつくなるし、岩が大きい。急にふとももがだるくなります。 空気が薄くなっているのと段差が大きいのか、今までの登山以上に足がだるくなりました。 急なので手を使いながら岩をよじ登ります。はしごや鎖場などアスレチックのようで楽しい。 登頂直前から強風が吹いてきて、雪もちらつきました。 下山開始の頃からは本格的に降ってきました。 滑らないよう気を付けながら重太郎新道を降りていきます。 雪を少しかぶった岩はむずかしかったですね。 登り以上に慎重に降りてみると、麓だけ雨になっていました。 せっかく朝に張ったテントも水たまりの中。 しかも、朝は気づかなかったが、営業エリア外のため移動しないといけないが、もう水たまり以外に場所がない。 身体も濡れて寒い中テント移動での宿泊は無理と判断し、10分でテントを撤収し急いでタクシーで上高地を出て特攻日帰りプランとなりました。 いろいろ大変でしたが、かなり充実した山行になりました。また行きたいなと思います。