小谷城跡散策

2020.10.24(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 36
休憩時間
0
距離
5.1 km
のぼり / くだり
450 / 454 m
27
19
2
8
5
11

活動詳細

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徐々に今日のような冬型の気圧配置になっていくのでしょうね。ならば南方へ!行きたいところといえば坂本と福知山なんだけど…ちょっと遠いんだよね。ということで、こういうときのために残しておいた比較的近場のあそこに行ってみましょう。小谷城です❣️浅井三姉妹です❣️朝倉さんがそこかしこに登場します❣️ 小谷城の前に姉川の古戦場跡を見てきました。看板があるだけのただの河原で観光客らしき人は他にいません。指呼の間にある対岸、小谷城との位置関係など、昔の情景を想像しながら静かな古戦場で独りしばし佇んでました。 さて小谷城に登る前に、まず小谷城戦国歴史資料館で予習。展示物少ないし300円払う価値あるか?と言われると高いように思うけど、ガイドさんが丁寧に説明してくれるので十分満足できます。ガイドさんのお話では、大河ドラマ『江』では小谷城落城時に炎上しますが、実際はそんなことはなかったということでした。まぁ、あの『江』はひどい脚本でしたからねぇ。他にも貴重なお話をたくさんありがとうございました(下山後にもう一回入場して復習しました)。 久しぶりに登山靴に足を入れました。うーん、時水以来1ヶ月ぶりだなぁ。駐車台数から察して相当の人数が登っているようです。クモの巣を心配するどころか人気の山なんですね。 史跡を観察しながら登って、そして率直な感想として、非常に堅固な城だと思いました。攻略した秀吉の方が上手だったのでしょうね。そしてお市の方と子供達を保護したファインプレイ。その後の歴史に大きく関わっていく人達ですからね。 と、今日は明智光秀ではなく、朝倉家、そしてお市の方と三姉妹という福井に関係の深い方たちについて勉強しました。小学生の団体以外は登山者少なかったかも? 【登り:追手道コース、下り:山崎丸コース】 距離:約5km 時間:約2時間 タイプ:O 体力:★☆☆☆☆ 危険度:☆☆☆☆☆ オススメ:★★☆☆☆(歴男歴女には★★★★★) ●資料館から小谷山山頂(大嶽)に向かう登山道は3つある。山頂に向かって右側が小谷城の本丸をはじめとする城の要所の史跡を通る追手道コース。向かって左側が朝倉が援軍として来たときに築いたといわれる2つの出丸跡を通る山崎丸コース。そしてその間の谷を登って追手道コースに合流する清水谷コース。なお追手道コースは、麓の戦国ガイドステーションから番所跡まで林道が通っているので、城跡見学だけならここまで車で上がってもいいだろう。小谷城は戦国屈指の山城と言われるが、難攻不落と言われる所以が良く見てとれる。もしも自分がこの城を攻める側だったらどうやって取り付こうか、などと考えながら想いをめぐらすのは何ともはや楽しいものだ。山王丸跡まで登ってやや下った鞍部六坊跡が清水谷コースとの合流点だ。今回歩いていないが、地理的に考えてこの清水谷コースは急登なのではないかと推測される。さてここから山頂に向かって再び登り返すとほどなくして小谷山山頂に辿り着くが、小谷城跡までの見学者がほとんどで、山頂まで登る人は少ないように思う。確かに山頂からの眺望はないが、先の六坊跡と山頂のちょうど中間の岩尾から伊吹山方面が望めるので是非山頂まで登ってほしい。せっかくなので下りには山崎丸コースを選択したが、こちらはお世辞にも楽しいとは言えない周回コースで麓まで誰一人会うことはなかった。登山道は全般的に整備されていて危険な場所はない。子供を連れて家族で登るのにちょうどいい適度な山と思う。 登山の手軽さや眺望の良さなどでオススメ度★2つとしたが、歴史好き、城好きには★5つの非常に見ごたえのある山である。

小谷山・虎御前山 まず姉川古戦場に来ました、織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍が戦った場所です
まず姉川古戦場に来ました、織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍が戦った場所です
小谷山・虎御前山 今いる場所が浅井勢の陣地、川の対岸(南側)の織田軍と対峙しています
今いる場所が浅井勢の陣地、川の対岸(南側)の織田軍と対峙しています
小谷山・虎御前山 西に目をやると、右岸に友軍の朝倉勢、左岸に徳川軍が陣取っています
西に目をやると、右岸に友軍の朝倉勢、左岸に徳川軍が陣取っています
小谷山・虎御前山 姉川の決戦には明智光秀は従軍していないようです
姉川の決戦には明智光秀は従軍していないようです
小谷山・虎御前山 道の駅浅井三姉妹の郷に寄りました、キレイなトイレです
道の駅浅井三姉妹の郷に寄りました、キレイなトイレです
小谷山・虎御前山 小谷城戦国歴史資料館に着きました、登城前にまず勉強します
小谷城戦国歴史資料館に着きました、登城前にまず勉強します
小谷山・虎御前山 そのまま車停めさせていただいて追手道から登ります
そのまま車停めさせていただいて追手道から登ります
小谷山・虎御前山 手前の金吾丸跡、そしてこの間柄峠に朝倉宗滴の名が登場!
手前の金吾丸跡、そしてこの間柄峠に朝倉宗滴の名が登場!
小谷山・虎御前山 看板に「現在地」とあるこの番所跡まで車で上がってくることができますが細い道のようなので注意
看板に「現在地」とあるこの番所跡まで車で上がってくることができますが細い道のようなので注意
小谷山・虎御前山 番所跡、ここから本格的な城郭になります
番所跡、ここから本格的な城郭になります
小谷山・虎御前山 正面に織田勢が砦を築いた虎御前山が見えます
正面に織田勢が砦を築いた虎御前山が見えます
小谷山・虎御前山 御茶屋跡からは伊吹山がキレイに見えました
御茶屋跡からは伊吹山がキレイに見えました
小谷山・虎御前山 桜番場から琵琶湖がキレイに見えました、大河ドラマ『江』でもここでロケが行われたそうです
桜番場から琵琶湖がキレイに見えました、大河ドラマ『江』でもここでロケが行われたそうです
小谷山・虎御前山 非常に広いスペースの大広間跡です、右奥に本丸跡があります
非常に広いスペースの大広間跡です、右奥に本丸跡があります
小谷山・虎御前山 ここまでじっくり観察して、こんなに堅固な城をどうやって落としたのかと考えていたが、この京極丸から攻略したらしい
ここまでじっくり観察して、こんなに堅固な城をどうやって落としたのかと考えていたが、この京極丸から攻略したらしい
小谷山・虎御前山 六坊跡まで来ました、左手が清水谷へ下りる道、右手が山頂へ登る道です
六坊跡まで来ました、左手が清水谷へ下りる道、右手が山頂へ登る道です
小谷山・虎御前山 岩尾というところからの眺望は抜群!
岩尾というところからの眺望は抜群!
小谷山・虎御前山 山頂まであと少し、整備された階段を登ります
山頂まであと少し、整備された階段を登ります
小谷山・虎御前山 小谷山山頂、昔は今通ってきた本丸のある尾根ではなくここが城本丸だったようです
小谷山山頂、昔は今通ってきた本丸のある尾根ではなくここが城本丸だったようです
小谷山・虎御前山 山頂の展望はまったくないので山崎丸コースから下りましょう
山頂の展望はまったくないので山崎丸コースから下りましょう
小谷山・虎御前山 福寿丸跡
福寿丸跡
小谷山・虎御前山 山崎丸跡
山崎丸跡
小谷山・虎御前山 天気も怪しくなってきたし、虎御前山はまた別の機会に登りましょう
天気も怪しくなってきたし、虎御前山はまた別の機会に登りましょう
小谷山・虎御前山 大手門から小谷山(大嶽)を望みます、最後にもう一度資料館に寄って勉強
大手門から小谷山(大嶽)を望みます、最後にもう一度資料館に寄って勉強

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