最初は手すりの道(写真ブレてた)。
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笹山(黒河内岳)の写真

2020.10.24(土) 06:20

最初は手すりの道(写真ブレてた)。 いきなり急な登りです。

この写真を含む活動日記

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12.9 km

1989 m

笹山(黒河内岳)

黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 (山梨)

2020.10.24(土) 日帰り

本日はソロ登山。 翌日に友人と登る約束をしているので、そこまで重たくない山がいいなー、と思いながら、天気予報をチェック。 南エリアの天気がかなり良さそうだと思い、前々から行こうと思っていた南アルプスの笹山(黒河内岳)に行くことにしました。 誰が呼び始めたのかは知りませんが、笹山は山梨百名山の四天王と呼ばれる山の一角で、笹山のダイレクト尾根は急登続きと聞いていました。ピストンだと、コースタイムは12時間を切るくらい。 今回はソロ登山なので、登山開始まではいつもの流れ。 1:00 駐車場着→車中泊 5:30 起床、朝食、身支度 6:10 登山開始 駐車場は私の車の他、1台のみ停まっていました。 登山口からいきなり急登続き。尾根にとりつくまでの標高差約500m弱は急な登りでした。 その後も、たまに緩やかになることはあるものの、それなりな斜度の登りが続きました。 特に標高2000m前後の登りは急だと感じました。足を痛めないようにマイペースに進みました。 ちなみに登っている間はガス多めでした。山頂は果たして晴れているのか、そんな一抹の不安を抱きながら登りました。 標高2500mあたりに最後の急な登りがあり、それを超えると、山頂までは緩やかでした。 山頂の直前までずっと樹林帯で(さすが南アルプス)、南峰の山頂周辺のみ展望がひらけていました。 南峰に登頂した際に、荒川岳〜塩見岳の景色が見えたときの心情は、安堵と感動でした。ガスっているのは、自分が登ってきていた東側だけのようでした。 北峰の方が標高が少し高く展望がひらけていると、事前に聞いていたので、南峰山頂から樹林帯の道を進んで、すぐ近くにある北峰に移動しました。 北峰から見えた荒川岳〜塩見岳の景色は完璧でした。 風が吹いていて肌寒かったので、昼食をとった後はそそくさと下山しました。 登山中は誰にも会いませんでしたが、下山中に3名の登山者に会いました。皆さん、山頂の天気を気にしているようでしたが、「塩見岳の方面は良く見えた。」と伝えると安心していたようでした。 登っている間、周りがガスってたら不安ですよね(^^; 笹山は、笹山ダイレクト尾根の名に恥じない急登続きの登山道でした。 距離と累計標高差からざっくりと斜度を計算すると、平均斜度は剱岳・早月尾根と同じくらいでした。ただ、早月尾根の方が長く、岩場・鎖場もあるので、難易度は高めだと思います。 登山道の様子は、道は踏み跡がついており、ピンクリボンでルートが示されていましたが、不明瞭な箇所もないわけではありませんでした。 登山中は、尾根づたいに登ればよいので、迷うことはないと思います。ただ、下山では標高1800m以下の地点では道が広く、正規ルート以外の方向にも下れてしまいそうな印象に思えました。そのため、ピンクリボンで進むべきルートを都度確認したり、地図をこまめに確認するように意識した方が良いと思います。実際にこの辺りで遭難者も発生しているようなので、注意が必要です。