笹山(黒河内岳)

2020.10.24(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 59
休憩時間
12
距離
12.9 km
のぼり / くだり
1989 / 1989 m
9
4 18
2 53
8

活動詳細

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本日はソロ登山。 翌日に友人と登る約束をしているので、そこまで重たくない山がいいなー、と思いながら、天気予報をチェック。 南エリアの天気がかなり良さそうだと思い、前々から行こうと思っていた南アルプスの笹山(黒河内岳)に行くことにしました。 誰が呼び始めたのかは知りませんが、笹山は山梨百名山の四天王と呼ばれる山の一角で、笹山のダイレクト尾根は急登続きと聞いていました。ピストンだと、コースタイムは12時間を切るくらい。 今回はソロ登山なので、登山開始まではいつもの流れ。 1:00 駐車場着→車中泊 5:30 起床、朝食、身支度 6:10 登山開始 駐車場は私の車の他、1台のみ停まっていました。 登山口からいきなり急登続き。尾根にとりつくまでの標高差約500m弱は急な登りでした。 その後も、たまに緩やかになることはあるものの、それなりな斜度の登りが続きました。 特に標高2000m前後の登りは急だと感じました。足を痛めないようにマイペースに進みました。 ちなみに登っている間はガス多めでした。山頂は果たして晴れているのか、そんな一抹の不安を抱きながら登りました。 標高2500mあたりに最後の急な登りがあり、それを超えると、山頂までは緩やかでした。 山頂の直前までずっと樹林帯で(さすが南アルプス)、南峰の山頂周辺のみ展望がひらけていました。 南峰に登頂した際に、荒川岳〜塩見岳の景色が見えたときの心情は、安堵と感動でした。ガスっているのは、自分が登ってきていた東側だけのようでした。 北峰の方が標高が少し高く展望がひらけていると、事前に聞いていたので、南峰山頂から樹林帯の道を進んで、すぐ近くにある北峰に移動しました。 北峰から見えた荒川岳〜塩見岳の景色は完璧でした。 風が吹いていて肌寒かったので、昼食をとった後はそそくさと下山しました。 登山中は誰にも会いませんでしたが、下山中に3名の登山者に会いました。皆さん、山頂の天気を気にしているようでしたが、「塩見岳の方面は良く見えた。」と伝えると安心していたようでした。 登っている間、周りがガスってたら不安ですよね(^^; 笹山は、笹山ダイレクト尾根の名に恥じない急登続きの登山道でした。 距離と累計標高差からざっくりと斜度を計算すると、平均斜度は剱岳・早月尾根と同じくらいでした。ただ、早月尾根の方が長く、岩場・鎖場もあるので、難易度は高めだと思います。 登山道の様子は、道は踏み跡がついており、ピンクリボンでルートが示されていましたが、不明瞭な箇所もないわけではありませんでした。 登山中は、尾根づたいに登ればよいので、迷うことはないと思います。ただ、下山では標高1800m以下の地点では道が広く、正規ルート以外の方向にも下れてしまいそうな印象に思えました。そのため、ピンクリボンで進むべきルートを都度確認したり、地図をこまめに確認するように意識した方が良いと思います。実際にこの辺りで遭難者も発生しているようなので、注意が必要です。

黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 まず、吊り橋を渡ります。
空は天気予報に反して白い。
まず、吊り橋を渡ります。 空は天気予報に反して白い。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 吊り橋から数100m歩くと登山口。
吊り橋から数100m歩くと登山口。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 最初は手すりの道(写真ブレてた)。
いきなり急な登りです。
最初は手すりの道(写真ブレてた)。 いきなり急な登りです。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 尾根にとりつくと、少しだけ緩やかな道。
尾根にとりつくと、少しだけ緩やかな道。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 すぐに斜度が上がってきます。
このあともしばらくそれなりに急な道が続きます。
すぐに斜度が上がってきます。 このあともしばらくそれなりに急な道が続きます。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 白河内岳あたりの稜線?がうっすら見えました。
白河内岳あたりの稜線?がうっすら見えました。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 水場の看板までくると半分手前です。
水場は遠いので、汲みに行くのは大変そう。
水場の看板までくると半分手前です。 水場は遠いので、汲みに行くのは大変そう。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 標高1800m程度の地点は紅葉が綺麗でした。
標高1800m程度の地点は紅葉が綺麗でした。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 標高2000m前後はかなり急な道が続きました。
標高2000m前後はかなり急な道が続きました。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 2256m地点。
大体3/4くらい登りました。
2256m地点。 大体3/4くらい登りました。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ガレ場地点。
大きめの岩が転がっていました。
ガレ場地点。 大きめの岩が転がっていました。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 木々の隙間から稜線が見えました。
木々の隙間から稜線が見えました。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 山頂近くは少し雪がついてました。
この程度ならアイゼン不要。
山頂近くは少し雪がついてました。 この程度ならアイゼン不要。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 笹山南峰登頂!
山頂直下まで樹林帯で山頂だけ展望がひらけていました。北峰の方が展望が良いらしいので、すぐに移動しました。
笹山南峰登頂! 山頂直下まで樹林帯で山頂だけ展望がひらけていました。北峰の方が展望が良いらしいので、すぐに移動しました。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 大量の霜柱。
大量の霜柱。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 北峰が見えてきた。
北峰が見えてきた。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 北峰登頂!
荒川岳、蝙蝠岳、塩見岳方面の天気は満点!
北峰登頂! 荒川岳、蝙蝠岳、塩見岳方面の天気は満点!
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 荒川岳!
荒川岳!
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 蝙蝠岳!
蝙蝠岳!
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 塩見岳!
塩見岳!
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 あちらは白峰三山方面。
あちらは白峰三山方面。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 農鳥岳までの稜線もいつか歩いてみたいなー。
農鳥岳までの稜線もいつか歩いてみたいなー。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 荒川岳方面の景色。
荒川岳方面の景色。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 一瞬だけ南峰方面に富士山が見えましたが、雲に隠れてしまいました。稜線より東側はガスってました。
一瞬だけ南峰方面に富士山が見えましたが、雲に隠れてしまいました。稜線より東側はガスってました。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 帰り道。やはり標高1800mのこのあたりの紅葉が一番綺麗でした。
帰り道。やはり標高1800mのこのあたりの紅葉が一番綺麗でした。
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 それより下はまだまだ緑が多め。これから色づいて見頃を迎えるかな?
それより下はまだまだ緑が多め。これから色づいて見頃を迎えるかな?
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 スタート地点に帰ってきました。
朝はガスってましたが、昼過ぎは良い天気でした。
エメラルドグリーンの奈良田湖が綺麗。
スタート地点に帰ってきました。 朝はガスってましたが、昼過ぎは良い天気でした。 エメラルドグリーンの奈良田湖が綺麗。

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