活動データ
タイム
08:38
距離
18.5km
のぼり
1794m
くだり
1768m
活動詳細
すべて見る前回、夜にクルマを飛ばして馳せ参じた白山は平瀬道が保線通行止めの撤退。あれからずっと虎視眈々と狙っていた。負けず嫌いで根にもつタイプだから。とうとう先週末から県道451号開通のニュースを見逃すはずがない。冬季封鎖までのほんの短い期間だけ…。ところがこの時期、結構忙しい。土日も「ボランティア」でお弟子さんの世話をせねばならぬ。どっかのたぬきさんのように暇ではないのだ。平日の仕事を遣り繰りして、まだ残していた夏休みを一日ぶっ混み、水曜の夜にクルマを駆って、大慌てで前夜入り、車中泊のその日、自分の誕生日だと途中で気がついた…。 この日しか取れない木曜日にてんくらはBからC。しかも夕刻からは台風並の風が吹くという。天気に合わせて登山をする方が普通なのだろうが、状況的に自分はそれができない。かといって、折角の休暇、計画(思いつき)を安易に反故にすることはない。意志が固い(?)のだ。思い返せば、かくして活動日記の荒れ率は普通じゃない。まるで雨好きの登山者か、よほどの雨男ということになろうか。結局のところ一般的なハイカーは、天気に合わせているようで、自分の都合に合わせて日を選んでいるし、自分は、自分の都合に合わせているようで、自然に無理に自分をアジャストせねばならない。山野行は自分にとって修行だから、日を選ぶことはよほどのことがない限りあり得ない。 今回も雨雪風の中の巡行を覚悟している。さらに最近、石川県からは熊騒動のニュースが毎日のように舞い込んでくる。しばらく人気のなかったはずの平瀬道なら熊に遭うことも想定して臨むべきだ。伊吹山直登で痛めた肩は未だに癒えておらず、満足に走ることもかなわない。二重苦三重苦の中で「何で?」という疑問が沸き起こる(というか人から言われて二次的に)が、それらの障害は、自分にとって「行かない」理由にはならないだけだ。もう、様々な悪条件の中で黙々と、何の景色もない山道をただ行く自分の姿はイメージしてあるので、起きるハプニングは全て非常に幸運な出来事になるはずだ。さて、どうなることやら…。 霊峰白山。自分の半分は飛騨人、しかも西部だから、幼き頃より仰ぎ見た、伝え聞いたかの山の存在は特別である。しかも、どういう訳か初めての白山詣り。今回は最近亡くなった近親者、所縁のある人が、計画準備段階でたくさん脳裏に浮かんできて、暫く居座った。こんなことも特別な白山と関係がないとも言えない。
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