活動データ

タイム

18:21

距離

43.1km

のぼり

2233m

くだり

2236m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 48
休憩時間
1 時間 5
距離
20.2 km
のぼり / くだり
1976 / 400 m

活動詳細

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 手拭いをなくしたことに気がついたのは、ジャンダルムを終えて数日経ってからだ。どう考えても温泉に置き忘れたに違いなく、上高地温泉ホテルにダイヤルすると受付ではすぐにはわからなかったようで、折り返し親切そうな受付の女性から電話があった。 「お客様が無くした手拭いは、銀の手拭いですか?それとも金の手拭いですか?、紺色の手拭いならございます。」 などと女神の如し神託がくだり兎にも角にも「取りにいきます!」と返事をしてした。  せっかくだから、前回行けなかった槍ヶ岳にしようじゃないかと独り合点をして、上高地BTにまたもや降り立つことになった。山小屋のブログでは、雪が数日前から積もっていて、「装備は万全に!」とあったので、履きたくもない冬用の登山靴に前爪の重たいクランポンをザックに入れてある。雪のない道を冬靴で歩くというのはある意味拷問に近い、ワンタッチクランポンを装着するモデルは靴底が堅い、曲がらない。とくに平らな地面は歩きにくくてしょうがないわけで、例えるとスキー靴でアスファルトを歩くようなもんで「ガチャンコガチャンコ」とガンダムかロボコンかって具合に歩く羽目となる。  ところがどっこい、上には上がいるもんで後ろから「ガチャガチャガチャガチャン」とくらげの1.5倍のスピードで追い抜く方もおりまして、見ると冬靴にさらに60Lのザックぱつんぱつんになってて、すげ〜なと畏敬の念を感じてしまいました。  横尾を過ぎるとやっと登りが出てきて歩きやすくなってきた。槍沢ロッジに着く頃には調子も上がってくるもんです、足も慣れてきたというか、かえって歩きにくいのが快感になってきて、帰ったらどれだけ筋肉痛になるかウキウキするほど余裕をかんじました。  槍沢ロッジを過ぎてババ平を超えて調子よく歩いといると、クンクン、なんか、獣くさい。見渡すと、いるわいるわ、お猿軍団です、30頭ほどはいまして完全に囲まれてました。どおりでさっきから猿のうんちばかりあったわけで、もしやと思ったら彼らの通り道だったんですね。お猿達は警戒するかと思いきや、完全にくらげを無視してマイペースですれ違ってくれました。よくよく見ると小猿もいて、結構可愛いし毛繕いしているのとかも愛らしく感じます。  お猿軍団から離れて上を見上げると、ドドーンと槍がみえました。ここからやっと急登、やったぜ!登るぜ!靴は歩きにくくても小屋泊小屋飯なんで荷は軽い、ガツガツ登りまくる。つづら折りを何度も何度も繰り返すと、殺生ヒュッテが目前に見えてくる、槍ヶ岳山荘まではあと少し。 槍ヶ岳山荘で受付だけ済ませて、早速槍ヶ岳に取り付く、誰もいないし面白そうなラインを見つけては、寄り道をして、岩の感触をモヒモヒと楽しむ、いやぁこのガバいいなぁ、おっとハンドジャムがバチ効きじゃんってな感じでクライマーしかわからない快感です、はたから見たら岩にへばりついてニヤけているブツクサ言っていいる変態オヤジしか見えないわけであります。 山頂は思ったより広くて、小槍ならともかく、この大槍ならアルペン踊りが出来そうなんで、思わず祠の前で、ヨッホヨッホとアルペン踊りを奉納いたしました。神様もきっと喜んでくれたと思います。 踊りも終わり写真を撮っていると先程1.5倍で抜いていった若者が来ていて、彼に踊りを見せてあげられないの残念でした。  降りですがあいも変わらずルートを間違えまして、後から降りて来た1.5倍の若者が下から「あのおっさん何やってんの道間違えてんじゃん大丈夫?」って感じで見上げてたんで、わざとらしく「オレ間違えてないもんね、岩を楽しんでるんだもんね。」と照れ隠しにわざとらしいムーブでクライムダウンして、小屋に戻りました。  翌朝です、準備をしてると小屋番の女の子がわざわざ部屋まで来ていただき「御出発ですか?お気をつけてお帰りください」優しいご挨拶、こういう気遣いおじさんは弱いです。「ありがとうございます。」とまともな返事しかできませんでした。外に出ると少しだけ粉雪、道はアイスバーンなのでクランポン装着してザクザクと下山開始。  降りれば降りるほど至極当たり前だが暖かくなる。ババ平に着く頃には上裸になろうかと思ったが、平日とはいえ、このタルンタルンのクラゲボディを晒すのは、この自然にも良くないと思い腕まくりで我慢をして、横尾を抜け明神館に到着した、せっかくだから明神池へ行くが有料なので諦めて、遊歩道をひた歩くが、観光客が多い。マスクを装着して遊歩道をガチャンコガチャンコとハイペースで進みながら川をじっと見るために突然立ち止まる。  いるやん、イワナくん達、そこらじゅうにいるいる。今回このイワナくん達を見れただけでも嬉しい気持ちでいっぱいです。  さて、最終目標の手拭い回収です。上高地温泉ホテルのフロントに「あのー 手拭い、、、」全てをいわずにお兄さん「はい、お待ちしておりました、少々お待ちください。」受付のお姉さんが丁寧に畳んでしかもビニル袋に入れていただいておりまして、おそらく電話の女神様から両手で畏くいただきました。ありがとうございます。もちろんそのあと温泉に入り今度は忘れないで持ち帰ることができましたとさ。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 もーるげん、ろーと
もーるげん、ろーと
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ええと、なんだっけかなぁ
ええと、なんだっけかなぁ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 霜がいい!
霜がいい!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 横尾、だね。
横尾、だね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 食べられる、かな?
食べられる、かな?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 一本橋、霜で滑りそう
一本橋、霜で滑りそう
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍沢ロッジに着!
槍沢ロッジに着!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 望遠鏡があったので槍ヶ岳を除いてみました。
望遠鏡があったので槍ヶ岳を除いてみました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これです。
これです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ババ平
ババ平
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 猿の軍団
猿の軍団
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 きんもちいい!
きんもちいい!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ここは住めますね。1DK
ここは住めますね。1DK
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍が見えて、気持ちも上がります。
槍が見えて、気持ちも上がります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 天気も良くあったかい。
天気も良くあったかい。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍ヶ岳山荘着
槍ヶ岳山荘着
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 受付済ませて、早速登るぜ!
受付済ませて、早速登るぜ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍ヶ岳の途中、雲がいいね。
槍ヶ岳の途中、雲がいいね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雲海
雲海
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登ったぜ!
登ったぜ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 北鎌倉尾根、面白そう。
北鎌倉尾根、面白そう。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 降りたらビールだぜ!
降りたらビールだぜ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 外は寒いから、えいひれ焼くぜ!
外は寒いから、えいひれ焼くぜ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 すぐに飯呼ばれたぜ!
ピンポンパンボーン
「くらげさん、食堂へきてね!」
すぐに飯呼ばれたぜ! ピンポンパンボーン 「くらげさん、食堂へきてね!」
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 夜は雲が多くなってしまった。

星空を期待したのですが。
夜は雲が多くなってしまった。 星空を期待したのですが。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝!
しっかり雪降り始めてます。
朝! しっかり雪降り始めてます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 冬になりますね。
冬になりますね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 クランポン装着
クランポン装着
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これを絵にしてみたい。
これを絵にしてみたい。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ババ平に戻りました。
ババ平に戻りました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍ヶ岳じゃないよ。
槍ヶ岳じゃないよ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雪山を、バックに紅葉
雪山を、バックに紅葉
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 なんと、徳沢園のコーヒーソフト
ビターで美味しい!
なんと、徳沢園のコーヒーソフト ビターで美味しい!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これも、なかなか良い景色
これも、なかなか良い景色
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 嘉門!
嘉門!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 帰りは散策路を
帰りは散策路を
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 イワナ がいます。見つけられるかなぁ?
イワナ がいます。見つけられるかなぁ?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 河童橋の側
河童橋の側
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 温泉と手拭いを回収にきました。
温泉と手拭いを回収にきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 上高地温泉ホテルの皆様ありがとうございました。
上高地温泉ホテルの皆様ありがとうございました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 前回はカレーでしたが、山賊定食と地ビール
西糸屋山荘様
前回はカレーでしたが、山賊定食と地ビール 西糸屋山荘様
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 力作ではないのですが、時間だけはかかりました。
描きたいと思ってから描きはじめるまでに2週間、タッチをなん度もやり直したりして、結局は一月です。
ぼかしで雪をイメージしたけと、、、
いまいち
力作ではないのですが、時間だけはかかりました。 描きたいと思ってから描きはじめるまでに2週間、タッチをなん度もやり直したりして、結局は一月です。 ぼかしで雪をイメージしたけと、、、 いまいち

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