活動データ
タイム
04:51
距離
6.5km
のぼり
651m
くだり
648m
活動詳細
すべて見る須坂基線西端点 東端点 雁田山一等三角点が揃ったので、レポートにしました。 なんでこの事にこんなに惹かれるのか解りませんが、今日ようやく雁田山に登り 三角点を見つけ写真に収める事ができた時は胸が高鳴りました。 久しぶりの三連休 帰ってからこれを纏めるのが楽しみです。 三角測量は三角形の角度を測るもので、一辺の長さを測定し他の辺の長さは計算で求めます。この一辺を基線といい基線を正確に求める測量を基線測量といいます。基線は全国に14できましたが須坂基線は明治29年(1896年)に9番目に設定されました。長野 新潟 群馬 岐阜 福井 石川 富山 の七県にまたがる「美信三角測量網」の基準になります。 端点間の直線を数メートルの基線尺を使って順次測っていくもので、現代の人工衛星を使用した計測数値と比べてもその差が1㎝未満しかないという正確さであり、当時の日本の技術力の高さや根気強さをしめしていますと東端点に説明されてました。先人の信念を持った地道な努力の素晴らしさを改めて感じる事が出来ました。またこの基線は現在に至るまで破壊されずに残っているのは全国的にも珍しいという事で希少な存在だそうです。大切に後世に残してほしいと思います。 それに加え今日は天気にも恵まれて、最高の登山日和になりました。雁田山は地元の方々に愛されているのかとても整備されていてロープが張られ歩き易くそれでいて急登 尾根道 様々な形の岩場があり堪能できました。途中の展望園地では 北信五岳が一望でき 待ちに待った最高の一日になりました。
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