大峰奥駈道つなぎ 八経ヶ岳~楊子ヶ宿

2020.10.21(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 41
休憩時間
1 時間 21
距離
20.1 km
のぼり / くだり
1832 / 1834 m
59
13
31
14
21
17
28
26
37
33
31
17
9
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17
44

活動詳細

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今年は、久々に大峰山地に目を向けて、弥山川、鉄山~弥山と登った さて奥駈道で残っているのはどこかと調べてみると ①柳の渡し~吉野 ②七曜岳~行者還岳のうち、七曜岳付近の一部 ③明星ヶ岳~楊子避難小屋 ④太古ノ辻~証誠無漏岳 ⑤玉置山~熊野本宮 が未踏で残っていた。 ①②⑤はともかく、まず③④は踏んでおきたいと思い 代休が取れたので③を踏破することにした 前日午後9時前に自宅を出発 午後10時半に黒滝道の駅に着いた 前回と同じパターン、この日は平日なので泊りの車は3~4台と少ない 寝袋で翌朝3時半まで十分に寝むれて、4時にカップラーメンを食べた後出発 行者還トンネル口の有料駐車場には5時前に到着した 標高が1800mを越えると、湿気の多いガスが南東側から稜線に当たっていて 展望はほとんどない白い世界だった 体感温度が下がって、また木や草が濡れているところもあり カッパやダウンジャケットを着たり脱いだりの調整が必要だった 下山すると青空が広がっていて、行者還岳やバリゴヤの頭など 1500m級の稜線ははっきり見えていたが 弥山はまだ雲の中だった 前回に引き続き、黒滝の湯で入浴、同道の駅で土産を買って帰路に着いた

八経ヶ岳 5時、ヘッ電装着で行者還トンネル口を出発
5時、ヘッ電装着で行者還トンネル口を出発
八経ヶ岳 10月も下旬になると夜明も遅い、雲がかかって星空は見えない。昨日の夜は星空だったのに。
10月も下旬になると夜明も遅い、雲がかかって星空は見えない。昨日の夜は星空だったのに。
八経ヶ岳 5時45分頃、稜線の奥駈道まで登ってきたがまだ夜が続いている
5時45分頃、稜線の奥駈道まで登ってきたがまだ夜が続いている
八経ヶ岳 ようやく朝が近づいてきた、ガスがかかるモノカラ―の大峰の森
ようやく朝が近づいてきた、ガスがかかるモノカラ―の大峰の森
八経ヶ岳 今日の標準コースタイムは12時間半なのでスピードアップを図るため、トレランシューズを履いてきた
今日の標準コースタイムは12時間半なのでスピードアップを図るため、トレランシューズを履いてきた
八経ヶ岳 ヒメシャラもこのあたりの標高(1500m)が限界かな
ヒメシャラもこのあたりの標高(1500m)が限界かな
八経ヶ岳 理現太師様、半月ぶりの再会。長袖シャツとTシャツを重ねただけでは冷えてきたのでダウンジャケットを1枚羽織った
理現太師様、半月ぶりの再会。長袖シャツとTシャツを重ねただけでは冷えてきたのでダウンジャケットを1枚羽織った
八経ヶ岳 2時間で弥山まで登ってきた。途中一ノ峠でテン泊していたという、関東からの登山者に出会った。今日は神仙ノ宿まで進むらしいが、明日は大雨らしいので八経から栃尾辻経由で天川村まで下りることも検討中とのことだった。
2時間で弥山まで登ってきた。途中一ノ峠でテン泊していたという、関東からの登山者に出会った。今日は神仙ノ宿まで進むらしいが、明日は大雨らしいので八経から栃尾辻経由で天川村まで下りることも検討中とのことだった。
八経ヶ岳 7:20頃八経ヶ岳山頂、左から稜線を越える湿気を帯びた冷たく白いガス風が吹き付ける。
7:20頃八経ヶ岳山頂、左から稜線を越える湿気を帯びた冷たく白いガス風が吹き付ける。
八経ヶ岳 八経から20分くらいで明星ヶ岳山頂に着いた、相変わらず真っ白な風景、湿気の多い風が吹いている
八経から20分くらいで明星ヶ岳山頂に着いた、相変わらず真っ白な風景、湿気の多い風が吹いている
八経ヶ岳 さあ、ここからは初めて歩く道
さあ、ここからは初めて歩く道
八経ヶ岳 風の影響を受けた疎林が続く。草露のため、カッパを着用
風の影響を受けた疎林が続く。草露のため、カッパを着用
八経ヶ岳 標高1800mを越えてるのに、そこここに紅葉が見える。ラーメンを食べて4時間が過ぎたので2回目の朝食にアルファ米を食べた
標高1800mを越えてるのに、そこここに紅葉が見える。ラーメンを食べて4時間が過ぎたので2回目の朝食にアルファ米を食べた
八経ヶ岳 平らで広い草原に出た。奥に薄っすら浮かぶのは五鈷峰
平らで広い草原に出た。奥に薄っすら浮かぶのは五鈷峰
八経ヶ岳 紅葉の周りの灌木たちの枝が舞うような感じ
紅葉の周りの灌木たちの枝が舞うような感じ
八経ヶ岳 時々ガスが晴れると色彩の森を見せてくれる
時々ガスが晴れると色彩の森を見せてくれる
八経ヶ岳 稜線の西側に入るとガスっていても風はなく穏やか。体感温度もそんな低くない
稜線の西側に入るとガスっていても風はなく穏やか。体感温度もそんな低くない
八経ヶ岳 稜線の西側の傾斜が緩やかになってきた七面山の支稜線が近づいてきている
稜線の西側の傾斜が緩やかになってきた七面山の支稜線が近づいてきている
八経ヶ岳 枯草の群れの向うに森がうっすらと浮かぶ、楊子の森と思われる。あの森から七面山への支稜線が西に伸びてると思われる
枯草の群れの向うに森がうっすらと浮かぶ、楊子の森と思われる。あの森から七面山への支稜線が西に伸びてると思われる
八経ヶ岳 楊子の森から崩落トラバースを避けた小ピークを越えると楊子ノ宿避難小屋に着いた。これで行者還岳~太古の辻までつながった。ここには一度宿泊したことがあるが、相変わらずきれいな小屋だ。
楊子の森から崩落トラバースを避けた小ピークを越えると楊子ノ宿避難小屋に着いた。これで行者還岳~太古の辻までつながった。ここには一度宿泊したことがあるが、相変わらずきれいな小屋だ。
八経ヶ岳 この小屋の西側あたりから伸びる支稜線の紅葉はきれいだったが、ちょうどカメラのバッテリーがなくなって、そのうちガスってきて、いい写真が取れなかった。今日の目標は達成したので、午前10時前来た道を戻る。
この小屋の西側あたりから伸びる支稜線の紅葉はきれいだったが、ちょうどカメラのバッテリーがなくなって、そのうちガスってきて、いい写真が取れなかった。今日の目標は達成したので、午前10時前来た道を戻る。
八経ヶ岳 これはスマホで撮った一瞬晴れた支稜線の紅葉
これはスマホで撮った一瞬晴れた支稜線の紅葉
八経ヶ岳 小ピークと楊子の森の間は穏やかな笹原
小ピークと楊子の森の間は穏やかな笹原
八経ヶ岳 白骨化した枯木がカスにかすんでいい雰囲気だった
白骨化した枯木がカスにかすんでいい雰囲気だった
八経ヶ岳 風のせいか、雪のせいなのか、何ⅿか地面を這った幹から太い枝が天を指して昇っていた
風のせいか、雪のせいなのか、何ⅿか地面を這った幹から太い枝が天を指して昇っていた
八経ヶ岳 楊子ノ宿から1時間ほど歩いたところで、早朝に出会った関東から来られたというテン泊者とすれ違う。明日は荒天が予想されるので栃尾辻方向に戻ることも検討されていたが、やはり釈迦ヶ岳~前鬼を目指し、今日は楊子ノ宿避難小屋に宿泊するとのこと。場合によっては明日は避難小屋で停滞するという。前鬼でもう一泊した前鬼口からバスに乗るとのことだったが、うまく行けたかな?
楊子ノ宿から1時間ほど歩いたところで、早朝に出会った関東から来られたというテン泊者とすれ違う。明日は荒天が予想されるので栃尾辻方向に戻ることも検討されていたが、やはり釈迦ヶ岳~前鬼を目指し、今日は楊子ノ宿避難小屋に宿泊するとのこと。場合によっては明日は避難小屋で停滞するという。前鬼でもう一泊した前鬼口からバスに乗るとのことだったが、うまく行けたかな?
八経ヶ岳 行きにはガスって見えなかった紅葉の森が鮮やかに見えた
行きにはガスって見えなかった紅葉の森が鮮やかに見えた
八経ヶ岳 草のポケットのようなところに玉乗りクマが鎮座していたが、オーナーさんが忘れて行ったのかな?
草のポケットのようなところに玉乗りクマが鎮座していたが、オーナーさんが忘れて行ったのかな?
八経ヶ岳 雨露も乾いてきたのでカッパを脱いだ
雨露も乾いてきたのでカッパを脱いだ
八経ヶ岳 八経近くまで戻ってきた。やはりこのあたりは湿った風が強い
八経近くまで戻ってきた。やはりこのあたりは湿った風が強い
八経ヶ岳 12:40ごろ弥山小屋に着いた、20分ほど休憩、コーヒータイムでピーナッツ揚げを食べる。下山中晴れ間が見え始めて赤黄に染まる山肌の先に行者還岳が見えた
12:40ごろ弥山小屋に着いた、20分ほど休憩、コーヒータイムでピーナッツ揚げを食べる。下山中晴れ間が見え始めて赤黄に染まる山肌の先に行者還岳が見えた
八経ヶ岳 以前、3月に弥山に登ったことがあるが台座が隠れて理現太師様が地面に座っているように見えた。この木もきっと毎冬積雪を耐え忍んでいるのだろう。
以前、3月に弥山に登ったことがあるが台座が隠れて理現太師様が地面に座っているように見えた。この木もきっと毎冬積雪を耐え忍んでいるのだろう。
八経ヶ岳 日差しが差したり、陰ったりを繰り返す天気。今日は平日だったが、お見かけしただけで20人くらいは登っていたように思われる
日差しが差したり、陰ったりを繰り返す天気。今日は平日だったが、お見かけしただけで20人くらいは登っていたように思われる
八経ヶ岳 さっきとは別の方で、やはり東京から来られた方とお話をした。この方は車で昨日東京を出て、ここを下りた後、すぐ戻るらしい。行き帰り運転たいへんだ
さっきとは別の方で、やはり東京から来られた方とお話をした。この方は車で昨日東京を出て、ここを下りた後、すぐ戻るらしい。行き帰り運転たいへんだ
八経ヶ岳 奥駈を離れてトンネルへの下降路を戻る。登りはまだ夜明け前だったが、こんなきれいな紅葉があったんだ
奥駈を離れてトンネルへの下降路を戻る。登りはまだ夜明け前だったが、こんなきれいな紅葉があったんだ
八経ヶ岳 ヒメシャラも味わいがある
ヒメシャラも味わいがある
八経ヶ岳 おおらかな森に囲まれながら
おおらかな森に囲まれながら
八経ヶ岳 午後3時までに登山口に戻ってきた。いい天気だったが、行者還林道を下る途中、弥山を見上げる、そこにはまだ雲がかかっていた。
午後3時までに登山口に戻ってきた。いい天気だったが、行者還林道を下る途中、弥山を見上げる、そこにはまだ雲がかかっていた。

活動の装備

  • アディダス(adidas)
    TERREX AGRAVIC GORE-TEX
  • シルバ(SILVA)
    シルバNo.3
  • マイルストーン(milestone)
    MS-B6
  • モンベル(mont-bell)
    ストームクルーザー パンツ Men's
  • モンベル(mont-bell)
    ストームクルーザー ジャケット Men's
  • オリンパス(OLYMPUS)
    TG-6
  • カリマー(karrimor)
    アルミトレッキングポール

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