テント泊で晩秋の赤岳へ。もう冬の装いでした

2020.10.19(月) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 38
休憩時間
4 時間 45
距離
6.2 km
のぼり / くだり
731 / 71 m
DAY 2
合計時間
7 時間 50
休憩時間
2 時間 28
距離
7.4 km
のぼり / くだり
573 / 1235 m

活動詳細

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平日休みで今回は子供なしで久々のテント泊登山。 まだ登っていない甲斐駒ケ岳と迷ったあげく、雪の状態を聞いて赤岳を選びました。 最近めっきり小屋泊になれてしまい、テント泊は実に10年以上ぶり。 本当は紅葉でも見ながら登山と思っていたけれど、ちょっと遅すぎた。 それより、数日の間に積雪がかなり増えていて、標高2500m以上は予想以上に本格的な冬山でした。 今回は6本爪の軽アイゼンとストック持参。 新雪でラッセルぎみだったために問題なかったけれど、雪がしまって凍りついていたら、6本爪では断念していたでしょう。 これが根雪になるのかわからないですが、すでに冬山装備が必携です。 20日は朝から良い天気で、山頂でもほとんど無風の状態。 この時期、天候と積雪状況次第で夏山にも冬山にもなるので十分ご注意ください。 行者小屋のテント場では、腕時計の温度計でテント内でもマイナス5度台まで下がり、久々のテント泊にはかなり堪える寒さでした。 しかも、テルモスを忘れるという大失態。2日目の出発前に500ccのスポーツドリンクを一度沸騰させ、ペットボトルに戻してタオルを2重に巻いて持参しました。 これがなかなか良く、山頂経由してテント場に戻ってくるまで温かかったです。でも、真冬はちょっと厳しいかな。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸の赤岳山荘駐車場からスタート。紅葉は終わり気味です。
美濃戸の赤岳山荘駐車場からスタート。紅葉は終わり気味です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ちょっと心配な天気だったので、雨中の登山は嫌だなと思っていたら、降ってきたのは雪でした。
ちょっと心配な天気だったので、雨中の登山は嫌だなと思っていたら、降ってきたのは雪でした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳鉱泉に到着。ベンチ以外ほとんど積雪はありません。ここでテント泊手続きをして行者小屋へ。
赤岳鉱泉に到着。ベンチ以外ほとんど積雪はありません。ここでテント泊手続きをして行者小屋へ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋では雪がまともに積もっていました。赤岳鉱泉と標高差で130mぐらいしか違わないのに、景色は全然違います。
行者小屋では雪がまともに積もっていました。赤岳鉱泉と標高差で130mぐらいしか違わないのに、景色は全然違います。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 雪の中でテント設営。セルフタイマーです。この日の行者小屋ではテント4張でした。
雪の中でテント設営。セルフタイマーです。この日の行者小屋ではテント4張でした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 夕方には西から晴れ間が出てきて、横岳の斜面が夕日に照らされて赤くなっていました。
夕方には西から晴れ間が出てきて、横岳の斜面が夕日に照らされて赤くなっていました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 夕焼けの中に見えた槍と穂高。天候は良くなりそうです。
夕焼けの中に見えた槍と穂高。天候は良くなりそうです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 夜中、トイレに行く時にはほぼ快星になっていました。オリオン座と冬の天の川が輝いています。
夜中、トイレに行く時にはほぼ快星になっていました。オリオン座と冬の天の川が輝いています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 明け方、横岳の上に北斗七星が昇っていました。
明け方、横岳の上に北斗七星が昇っていました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 天候も良さそうで、急いでもいないので、明るくなってから朝食準備です。
天候も良さそうで、急いでもいないので、明るくなってから朝食準備です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋に設置されていた温度計では午前6時40分でマイナス4度。自分の腕時計だと、テント内でマイナス5度以下まで下がっていました。ちょっと寒波が入れば、放射冷却でマイナス10度くらいはすぐにいきそうです。
行者小屋に設置されていた温度計では午前6時40分でマイナス4度。自分の腕時計だと、テント内でマイナス5度以下まで下がっていました。ちょっと寒波が入れば、放射冷却でマイナス10度くらいはすぐにいきそうです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) アイゼンをつけて出発です。文三郎尾根経由で赤岳を目指します。
アイゼンをつけて出発です。文三郎尾根経由で赤岳を目指します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 階段が続きます。だんだんと積雪が増えてきました。
階段が続きます。だんだんと積雪が増えてきました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 中岳と阿弥陀岳を眺めながら登ります。進むにつれ少しづつ方向や高さ感が変わっていくので、似たような構図で何枚写真を撮ったことか。。
中岳と阿弥陀岳を眺めながら登ります。進むにつれ少しづつ方向や高さ感が変わっていくので、似たような構図で何枚写真を撮ったことか。。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 稜線にでました。斜面左側にはクラックが!
稜線にでました。斜面左側にはクラックが!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 雲の上に浮かぶ御嶽山
雲の上に浮かぶ御嶽山
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 権現岳の奥に、南アルプスの北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。どの山域も積雪は多そうです。
権現岳の奥に、南アルプスの北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。どの山域も積雪は多そうです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 後から調べてみたら、イタチかテンの足跡みたいです
後から調べてみたら、イタチかテンの足跡みたいです
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂に向けて岩場の急斜面です。新雪状態で、場所により膝までもぐります。
山頂に向けて岩場の急斜面です。新雪状態で、場所により膝までもぐります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 3歩下がって撮影。昨日下山した人がいたはずですが、雪も降っていたのでトレースは消えています。ラッセルしながらの登山です。
3歩下がって撮影。昨日下山した人がいたはずですが、雪も降っていたのでトレースは消えています。ラッセルしながらの登山です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 無事に山頂到着です。東から雲が湧いていたので、富士山は見えませんでした。
無事に山頂到着です。東から雲が湧いていたので、富士山は見えませんでした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳から見た阿弥陀岳
赤岳から見た阿弥陀岳
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) セルフタイマーです。山頂到着時には赤岳展望荘側からの登山者が2人先に到着していました。
セルフタイマーです。山頂到着時には赤岳展望荘側からの登山者が2人先に到着していました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳頂上山荘は休業しています。
赤岳頂上山荘は休業しています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳展望荘は営業しています。
赤岳展望荘は営業しています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 地蔵の頭から眺めた赤岳~阿弥陀岳。超定番ですが、やっぱりここからの景色はかっこいい。
地蔵の頭から眺めた赤岳~阿弥陀岳。超定番ですが、やっぱりここからの景色はかっこいい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 地蔵尾根を下ります。何人かの登山者とすれ違いました。
地蔵尾根を下ります。何人かの登山者とすれ違いました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) こんな所にもアピールが。今年の山小屋はどこも大変だと思います。
こんな所にもアピールが。今年の山小屋はどこも大変だと思います。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯に入ります。日差しが出て気温が上昇すると樹上から爆弾が降ってきます。
樹林帯に入ります。日差しが出て気温が上昇すると樹上から爆弾が降ってきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋に到着です。朝に比べるとだいぶ雪が少なくなっていました。残していたテントを撤収して、下山しました。
行者小屋に到着です。朝に比べるとだいぶ雪が少なくなっていました。残していたテントを撤収して、下山しました。

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