大黒尾根から勝ちゃん新道まで、酉谷山、小黒を周回した

2015.11.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 33
休憩時間
7
距離
15.2 km
のぼり / くだり
1621 / 1621 m
3 4
45
28
13
2 21

活動詳細

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過去の記録を公開します。 静かな山歩きが恋しくなり、酉谷山に行ってみることにした。 この山にほど近い小黒を中心に当時は魔境やら魔界などとも呼ばれ遭難が多かったようだ。 その昔、歩いた時は酉谷山から北に位置する小黒周辺の至る所に貼られたテープや踏み跡にすっかり惑わされた。今や小黒周辺はロープや標識が設置されたと聞く。 以前は下調べ不足によりクイナ沢からのルートで怖い思いをした。本来のルートを外して滑落しそうになった。今回は、クイナ沢の手前から酉谷山の西側に伸びる大黒尾根とも呼ばれるマイナーな尾根を歩いた。距離は大したことはなさそうだが、標高差が900mほどで歩き甲斐がありそうだ。それに酉谷山から熊倉山へ抜けて大血川へ続く「勝ちゃん新道」を下った。この新道は地元の方が独力で5年の歳月をかけて整備された登山道ということで以前から気になっていた。 ※現在は、東谷林道は立入禁止になっているようです。

雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 東谷林道のゲートをくぐり、東谷沿いに進む。
東谷林道のゲートをくぐり、東谷沿いに進む。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 この堰堤から東谷左岸へ渡る。
この堰堤から東谷左岸へ渡る。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 東谷の左岸を高巻く。立派な橋を通って、東谷の右岸へ渡る。橋を渡ったところが、大黒尾根の末端部になる。
東谷の左岸を高巻く。立派な橋を通って、東谷の右岸へ渡る。橋を渡ったところが、大黒尾根の末端部になる。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 適当に尾根に取り付く。取り付きも結構急だ。手で体を支えながら歩を進める。微かに踏み跡はあるが、適当に歩き易いところを登る。
息が続かず汗も噴き出してきた。
適当に尾根に取り付く。取り付きも結構急だ。手で体を支えながら歩を進める。微かに踏み跡はあるが、適当に歩き易いところを登る。 息が続かず汗も噴き出してきた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 湿ったふかふかの斜面では踏ん張りが効かない。整備された登山道とは全く歩き易さが違う(^_^;)
湿ったふかふかの斜面では踏ん張りが効かない。整備された登山道とは全く歩き易さが違う(^_^;)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 200mほど登ったであろうか。大黒尾根に乗ったようだ。あとは長沢背陵まで延々と東南方向へ登り進むだけ。
200mほど登ったであろうか。大黒尾根に乗ったようだ。あとは長沢背陵まで延々と東南方向へ登り進むだけ。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 最近のものと思われる踏み跡があった。この踏み跡は終始直登しており、ところどころで滑った跡がある。こんな尾根を登る人がいるのだろうか。
最近のものと思われる踏み跡があった。この踏み跡は終始直登しており、ところどころで滑った跡がある。こんな尾根を登る人がいるのだろうか。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 こんなに滑ってばかりだと疲れてしょうがないと思うが、これは人によるものか、あるいはケモノ道か?さすがにこの踏み跡を追う気にはなれず、適当に九十九折しながら登り進む。
こんなに滑ってばかりだと疲れてしょうがないと思うが、これは人によるものか、あるいはケモノ道か?さすがにこの踏み跡を追う気にはなれず、適当に九十九折しながら登り進む。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 途中から目指す酉谷山が前方にはっきり見えるようになる。酉谷山から熊倉山へ続く稜線も見渡せる。何度か踏ん張り切れずにずるっと滑った。
途中から目指す酉谷山が前方にはっきり見えるようになる。酉谷山から熊倉山へ続く稜線も見渡せる。何度か踏ん張り切れずにずるっと滑った。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 いい加減、足もパンパンになってきた、お腹も空いてきたところで長沢背稜線に出た。
いい加減、足もパンパンになってきた、お腹も空いてきたところで長沢背稜線に出た。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 先ほどまでの尾根と比べると奥秩父主脈稜線は非常に歩きやすい。じきに酉谷山にたどり着いた。
先ほどまでの尾根と比べると奥秩父主脈稜線は非常に歩きやすい。じきに酉谷山にたどり着いた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 富士山
富士山
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ランチタイム。
ランチタイム。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 久しぶりの酉谷山で十分に休憩したあとは、あの小黒に向かう。
久しぶりの酉谷山で十分に休憩したあとは、あの小黒に向かう。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥秩父の雰囲気溢れる苔むした斜面を慎重に下る。相変わらず倒木などのオンパレード
奥秩父の雰囲気溢れる苔むした斜面を慎重に下る。相変わらず倒木などのオンパレード
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 斜面を下りきったところが大血川峠。
斜面を下りきったところが大血川峠。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 小黒からこの峠まで大した距離もないのに、3年程前に2回も間違えて焦った記憶が蘇った。
小黒からこの峠まで大した距離もないのに、3年程前に2回も間違えて焦った記憶が蘇った。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 大血川峠から小黒まで踏み跡を50mほど追うだけなのに。
大血川峠から小黒まで踏み跡を50mほど追うだけなのに。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 あと問題と思えるのは、小黒から熊倉山への尾根に乗る箇所。小黒から北へ真っ直ぐに延びる支尾根に誘い込まれるのだが、それを防ぐためにロープが張られていた。
あと問題と思えるのは、小黒から熊倉山への尾根に乗る箇所。小黒から北へ真っ直ぐに延びる支尾根に誘い込まれるのだが、それを防ぐためにロープが張られていた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 西に向かうのが正解だがこれが分かりづらい。
西に向かうのが正解だがこれが分かりづらい。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 小黒からコンパスを西にセットし、明瞭な尾根に入り込まないように注意したけど、それでも明瞭な尾根に向かってしまう。
小黒からコンパスを西にセットし、明瞭な尾根に入り込まないように注意したけど、それでも明瞭な尾根に向かってしまう。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 樹間越しに熊倉山も見ることが出来ず、踏み跡もはっきりしない。こんな所を突き進んだが、正しい尾根に出るまで少し不安になった。
樹間越しに熊倉山も見ることが出来ず、踏み跡もはっきりしない。こんな所を突き進んだが、正しい尾根に出るまで少し不安になった。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 コンパスを信じて、こんな斜面を下って行く。 じきにふみ跡を発見。少し安心する。
コンパスを信じて、こんな斜面を下って行く。 じきにふみ跡を発見。少し安心する。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 じきに大血川へ下る分岐に差し掛かった。しかし、小黒から熊倉山方面に向かうのは簡単ではないと感じた。
じきに大血川へ下る分岐に差し掛かった。しかし、小黒から熊倉山方面に向かうのは簡単ではないと感じた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 尾根の途中にある檜岳までは落ち葉の絨毯に包まれたなだらかな道。本日のルートで唯一平和な区間を歩いていると、前方に小高い檜岳のピークが見えた。
尾根の途中にある檜岳までは落ち葉の絨毯に包まれたなだらかな道。本日のルートで唯一平和な区間を歩いていると、前方に小高い檜岳のピークが見えた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 標札もなく、展望も効かない寂しい檜岳は素通りする。
標札もなく、展望も効かない寂しい檜岳は素通りする。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 徐々に尾根も痩せてきた。そして尾根上に岩場が現れる。険しいアップダウンも増え、慎重に進むと巨大なシラカケ岩に出た。
徐々に尾根も痩せてきた。そして尾根上に岩場が現れる。険しいアップダウンも増え、慎重に進むと巨大なシラカケ岩に出た。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 南を見る。画像の中央から左寄りのピークが酉谷山で、その左側のピークが小黒。手前に尾根が続く。
南を見る。画像の中央から左寄りのピークが酉谷山で、その左側のピークが小黒。手前に尾根が続く。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 シラカケ岩から岩場のアップダウンが増える。
シラカケ岩から岩場のアップダウンが増える。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 熊倉山へ向かい登り進むと、ゴミ箱があった。今もあるのだろうか。
熊倉山へ向かい登り進むと、ゴミ箱があった。今もあるのだろうか。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 山頂手前の警告板を過ぎると熊倉山の神社の奥社が見えた。
山頂手前の警告板を過ぎると熊倉山の神社の奥社が見えた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 この日は酉谷山で一人の青年に会っただけで、あとは誰とも会わなかった。相変わらず淋しいエリアだけど、それが魅力でもある。
この日は酉谷山で一人の青年に会っただけで、あとは誰とも会わなかった。相変わらず淋しいエリアだけど、それが魅力でもある。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 そんなことを考えながらひと息ついた。この後は勝ちゃん新道を通って駐車場のある大血川へ下るだけ。
そんなことを考えながらひと息ついた。この後は勝ちゃん新道を通って駐車場のある大血川へ下るだけ。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 勝ちゃん新道は聖尾根の1,307mの標高点から始まる。そこで聖尾根に向かうべくロープの張られた尾根に侵入する。
勝ちゃん新道は聖尾根の1,307mの標高点から始まる。そこで聖尾根に向かうべくロープの張られた尾根に侵入する。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ちょっと間違えて岩場に紛れ込む。
ちょっと間違えて岩場に紛れ込む。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 間違いに気づかずにそのままクライムダウンして下る。
間違いに気づかずにそのままクライムダウンして下る。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 次もこんな岩場が続くが巻き道があるので怖くない。
次もこんな岩場が続くが巻き道があるので怖くない。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 岩場もなくなり、あとは特段危ないところもなく尾根を進む。
岩場もなくなり、あとは特段危ないところもなく尾根を進む。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 勝ちゃん新道へ進む。しばらくは落葉樹林の落ち葉の積もった尾根を下る。テープは豊富だが踏み跡は分からない。
勝ちゃん新道へ進む。しばらくは落葉樹林の落ち葉の積もった尾根を下る。テープは豊富だが踏み跡は分からない。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 テープも多いので、それに気を付けていれば間違える心配はなさそうだけど、ここを通るハイカーは少ないのだろう。
テープも多いので、それに気を付けていれば間違える心配はなさそうだけど、ここを通るハイカーは少ないのだろう。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 廃道化が進んでいるようだ。屋根の潰れた荷物置き場のような所を越えるとすぐに林道に出た。
廃道化が進んでいるようだ。屋根の潰れた荷物置き場のような所を越えるとすぐに林道に出た。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 とりあえずほっとして休憩を取る。
とりあえずほっとして休憩を取る。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 のんびりと林道を歩いて駐車場まで戻った。
のんびりと林道を歩いて駐車場まで戻った。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 無事になんとか大血川観光釣り場まで戻った。
無事になんとか大血川観光釣り場まで戻った。

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