まずは五色沼を歩きますε=(ノ゚Д゚)ノ 戻る 次へ

雄国沼小屋泊から臨むは会津嶺磐梯山(*´ー`*)初の東北山旅♪ヽ(*´∀`)ノの写真

2020.10.18(日) 10:40

まずは五色沼を歩きますε=(ノ゚Д゚)ノ

この写真を含む活動日記

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12:22

36.8 km

1965 m

雄国沼小屋泊から臨むは会津嶺磐梯山(*´ー`*)初の東北山旅♪ヽ(*´∀`)ノ

磐梯山・雄国山・赤埴山 (福島)

2020.10.18(日) 2 DAYS

『会津嶺の国をさ遠み逢はなはば偲びにせもと紐結ばさね』 万葉集に紡がれた会津嶺(磐梯山)の歌であり、会津富士が古くから親しまれてきた証しとも思われる(* ̄ー ̄) 意味は、『我が故郷であり、あなたがいる国が遠くなって逢えなくなったなら、あなたを思い出すよすがにしようと思います、下紐を結んでください』と、解かれているらしく、会津の方々の情緒に深く根差した山でもあるのだろう(*´ω`*)どの地方にもその土地を象徴する山があり、会津では磐梯山を『会津磐梯山』(磐梯山から北の方では磐梯山とだけ呼ぶそうである)と呼ぶことからまさに会津のシンボルマウンテンだろうか(* ̄ー ̄) 平安時代から近年は明治にかけて激しく噴火し続ける火山活動の活発な山岳仏教の、『天掛ける磐(岩)の梯子』の意味を持つ磐梯山を舞台にヤマップ、スタートですヽ( ・∀・)ノ さて、磐梯山は薩摩にいた頃、まだ登山をしていなかった頃から知っていた(* ̄ー ̄)『会津富士』の別名がずっと頭の中にあり、登山を始めてからはいつかは辿ろうと思っていた山だ(*´ー`*) 初の東北登山の舞台としては憧がれた山なのでちょうどよい(*´∀`)♪ガッツリとマルッと満喫するための計画を練ったφ(..) まずは猪苗代駅へと降り立つ(*´-`)猪苗代湖と磐梯山に挟まれた駅は磐梯山に登るのであろう登山者の姿も多かった(*´ー`*) 猪苗代駅からバスで向かうのは裏磐梯の五色沼入口(* ̄∇ ̄)ノ裏磐梯ビジターセンターから整備されたハイキングコースが湿地帯に点在する沼を縫うように伸びていて裏磐梯登山口まで繋がっているのだが、今回はここからは登らない(* ̄ー ̄)磐梯山には『避難小屋』はないので磐梯山から西に伸びて猫魔ヶ岳のさらに先、雄国沼に向かうしかないのだ(*´-`)雄国沼湖畔の傍に雄国沼休憩舎がある(*´ー`*) 裏磐梯登山口を横目にロードを一時間ほど歩いたか(* ̄ー ̄)ちなみに、歩く人は誰もいない( ̄▽ ̄;)ロードを進めば雄子沢登山口に辿り着く(  ̄▽ ̄)すでにここまでで疲れた(ーー;) 雄子沢登山口からは緩やかな登山道がブナ林の中を貫いていた(*´-`)どうやら人気の登山道らしく幾人もの登山者とすれ違った(  ̄▽ ̄) 一時間ほど歩いたか、分岐点に辿り着く(* ̄ー ̄)右に行けば雄国山で山頂までも近い( *゚A゚)一気に登り詰めれば雄国山、登頂ですヽ( ・∀・)ノ ここからの展望は素晴らしかった(*´ー`*)360度の眺め、そして雄国沼湿原に浮かぶ雄国沼の全貌を眺めることもできた(* ̄ー ̄)そして、明日登る磐梯山の西の顔も拝むことができた(*´ー`*)いよいよという思いと共に雄国沼へ下り休憩舎へと辿り着く(*´ω`*) 休憩舎に辿り着いたらザックを置き湖畔へと向かってみた(*´-`)今日の星空撮影のポイントを決めて置きたかったのだ(*´ー`*) 休憩舎に戻りザックから荷物を下ろし飯と晩酌の準備を始める(。_。)今夜もまた一人ぼっちでの小屋飲みだ(*´∀`)♪これもまた小屋泊の楽しみの一つだ(*´ノ∀`*) 今回小屋で過ごしてると四人パーティーと出会うことになった(*´-`)一人は三人より一足先に休憩舎まで戻り三人を待ってるとのことだった(* ̄ー ̄)長い時間会話をしたか、16時が過ぎしばらくしてから二人休憩舎まで戻ってきた(*´・ω・)、、、( -_・)?あと一人は?どうやら二人は最後の一人を置いて下りてきたらしかった( ̄▽ ̄;)それからしばらくしても下りてこない(ーー;)17時前になりこれ以上は寒いからと三人は下りることに(*´-`)ヘッドライトの確認をしたら一人だけ持っていた( ̄▽ ̄;)ちなみに遅れた一人は持っているのかと聞いたら持っているとのこと(*´-`)それなら多少は安心か、小屋から気にかけておくよと伝え見送った(* ̄ー ̄) それから20分、30分ほど立ったら遠くから「おーーい!!」と叫ぶ声( ゚ロ゚)!!下りてきた!咄嗟に叫び返し来るであろう方向に迎えにいくと最後の一人がやっと現れた( ゚д゚)歩きながら質問、ヘッドライトは持ってるか、いいえ、下山は強い方か、いいえ、夜の登山は経験あるか、いいえ、、、(ーー;)ボクが持っていた予備のライトを手渡しとにかく鈴を手で振り鳴らしながら下りてと伝え見送った(* ̄ー ̄)時間はすでに五時半、日の入り前だ( ´-`)雄国沼小屋から樹林帯の登山道は約一時間の行程、真っ暗だろう(*´-`)そしてこの辺りは熊が出る、多いとのことだ、とにかく鳴らしながら、でもゆっくりと下りてと伝えた(* ̄ー ̄) 果たして無事に下りれたかはわからないが今回の件はプチ遭難とも言えるかと(ーー;)もしボクが小屋泊で居合わせなければ、ヘッドライトを持たない、下山に強くない彼は事故を起こしたかもしれない(*´-`)下りるのを諦めて小屋に泊まっても装備のない中、真冬の寒さになる小屋で果たして過ごせたか( ´-`) パーティーは遅い人を基準に、山行計画は確実に余裕のあるように、そして、日帰りでもかならずヘッドライトは持ち込もう(*´-`)改めて大切なことだと感じた(* ̄ー ̄) さて、気を取り直し小屋で飲み食いしていたらちょうど良い感じに日が暮れ雲一つない夜空となった(*´ω`*)チャンスだと湖畔に下りて三脚をセットし湖畔に浮かぶ山と共に星空撮影に臨んだ( ´゚д゚)今回も良い感じに星が見える(*´ω`*)何度もシャッターを切り何度も方向を変え星空を見上げた(*´ー`*)昨夜は新月、月明かりのない雄国沼は静寂な星空に包まれた(*´-`) 撮影に満足したら小屋に戻り晩酌を続けた(*´∀`)♪程よく酔っぱらえば体もポカポカだ(*´ノ∀`*)気持ち良く寝に更けた(´ω` )zzZ 朝五時半頃、「ワンワン!」と鳴く獣の声で目が覚める( ゚д゚)ハッ!熊だ!と思い窓から外を眺めても視認できない( ´゚д゚)鳴き声は森の中からだ( ゚д゚)カメラと共に現れるのを待ったが結局見つけることは叶わなかった( ´-`) 朝日が猫魔ヶ岳の方角から登り湖畔に照らし出された7時頃、小屋を後にすることにm(_ _)m小屋から湖畔を歩けば名残惜しくなるほど雄国沼は紅葉で美しかった(*´ω`*) まず目指すのは猫石だ(*´-`)猫魔ヶ岳の猫又を調伏した際に置かれた石だという伝承の猫石はブナ林の中をひたすら登れば一気に視界が開けると共に現れる(* ̄ー ̄)一晩過ごした雄国沼とその外輪山の全貌を眺めることができた(*´ω`*) 猫石から少し進んだところで外人の登山者と出会う(*´-`)猫石で展望を眺めながらお話を伺えばスイスから日本に来て二年立つとのことだった(* ̄ー ̄)日本の紅葉が美しいとのことで嬉しくなった(*´ω`*)スイスのチョコを分けてもらいお返しに日本のチョコを渡す(*´ー`*)彼は別れた後一気に猫魔ヶ岳へ、磐梯山へ向かっていった(*´-`) 猫石から猫魔ヶ岳へは近い(*´-`)重いザックが肩に食い込むのを感じながらも猫魔ヶ岳、登頂ですヽ( ・∀・)ノ猫魔ヶ岳から磐梯山の眺望が良いと聞いていたのだが、残念ながら磐梯山は雲に覆われていた( ´-`) 猫魔ヶ岳からさらに西に下りれば八方台に辿り着く(* ̄ー ̄)八方台は磐梯山登山口の一つ(*´-`)駐車場は一杯で人気のコースなのだろう、やっと磐梯山登山口へと辿り着いた(´_`。)゙ 八方台からはまずはブナ林の中を歩くε=(ノ゚Д゚)ノ中ノ湯跡に辿り着けば温泉の臭いを感じる(*´ω`*)この硫黄の臭い、大好きだ(*´ノ∀`*) ブナ林をひたすら上がれば今度はカバノキの樹林帯に入った(*´-`)樹林帯の中も紅葉に包まれて歩いてて心地よかった(*´ω`*) 大変なのが登山者の多さである( ゚д゚)ある団体さんを抜かしてもらう時には一気に距離を離そうと駆け上がったε=(ノ゚Д゚)ノ山頂での混雑に巻き込まれたら大変だ( ´-ω-) 磐梯山山頂を視認できるほどまできたら小屋が現れる(*´-`)岡部小屋と弘法清水小屋だ(*´ー`*)宿泊はできないが暖かい食べ物飲み物で登山者を癒す場だ(*´ω`*)ここから山頂へはすぐそこだε=(ノ゚Д゚)ノ 急な、岩がゴロゴロとした登山道をひた進む(*´-`)途中、猫石で出会ったスイス人とすれ違う( *゚A゚)思わずハイタッチをし彼はまた雄国沼の金沢峠まで去っていった(*´-`)本場アルプスのアルピニスト、最後にくれた言葉は「イエニカエルマデ、キヲツケテクダサイ」返す言葉は「GOOD LUCK!!」と見送った(* ̄∇ ̄)ノ そして、やっと訪れた会津、磐梯山、ついに登頂ですヽ( ・∀・)ノ日本百名山でも屈指の展望と言われる磐梯山の山頂からは北に裏磐梯、桧原湖などが見え東は安達太良山方面か、西には辿ってきた雄国沼と外輪山、猫魔ヶ岳、南には会津富士と共に有名な猪苗代湖を拝むことができた(*´ω`*) 素晴らしい眺望、、、感動するのだが寒さに負けてしまい小屋まで下りることにε=┌(;・∀・)┘さすが東北、寒い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 小屋まで戻れば少し休憩し猪苗代登山道を行くε=(ノ゚Д゚)ノ 黄金清水の水場まで下れば北東に櫛ヶ峯が近く聳える(* ̄ー ̄)磐梯山の三つの主峰の一つ、いつかは登ってみたいが、今回は疲れているので見送った(*´-`)渋谷登山道との分岐点辺りから広い沼ノ平に入る(* ̄ー ̄)ここもかつての火山口だったのだろう、そこかしこに池が点在していた(*´ー`*)さらに進めば赤埴山が目の前に聳え一気に駆け上がれば西に大きく聳える磐梯山の眺望が待っていた(* ̄ー ̄)ここからの眺めも素晴らしく、磐梯山は眺めても良い山なのだということがよくわかる(*´ー`*)赤い溶岩混じりの登山道は火山が活発だったことを表しここからの登山道は植生が豊かになる(*´-`)岩がゴツゴツとむき出しの登山道を包むように赤、黄色のあらゆる植生の紅葉がトンネルのように天の庭まで導いてくれた(*´ω`*)辿り着くのはススキの原が続く猪苗代スキー場(* ̄∇ ̄)ノ一気に下れば猪苗代登山口に下山ですヽ( ・∀・)ノここから一直線に猪苗代駅まで進み今回の山行は終了した(*´ー`*) 磐梯山は表(南)から見るのと裏(北)から見るのでは山容が違う(* ̄ー ̄)古くから会津富士と親しまれるのは南から眺めた円錐形の綺麗な姿だろう(*´ー`*)帰りの電車の中、離れながらもその独立峰は存在感が強かった(*´ω`*)それに対して裏磐梯、五色沼から見上げた山容は明治の爆裂火口が荒々しく残り櫛ヶ峰とともに双耳峰のように見えた(* ̄ー ̄) 磐梯山はいろんな顔を持つ山なのだろう(*´-`)一度だけでは味わえきれない(* ̄ー ̄)また来たいと思う山だった(*´ω`*) 今回の山旅は同じ登山サークルにいた元メンバーに連絡し助言をもらいながら計画した(*´-`)福島に住み磐梯山に詳しいその人から詳しくルート説明、見所などを教えて頂いて余すことなく拝めただろう(*´ω`*)ありがとうございましたm(_ _)m しかし、福島、やはりなかなか遠い( ̄▽ ̄;)帰りの電車の乗り継ぎは大変だったがそれもまた旅の面白味だろうか(* ̄ー ̄)住む街に帰り着いたら近所のスーパーへ一直線ε=(ノ゚Д゚)ノ20時前、惣菜が40%引き( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)寿司もか(*゚∀゚)=3今夜は寿司と芋焼酎で〆である(o’∀`)♪