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元荒神社跡のある里山 高倉山の写真

2020.10.19(月) 12:46

山頂

この写真を含む活動日記

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02:25

3.8 km

419 m

元荒神社跡のある里山 高倉山

山口市 (山口, 島根)

2020.10.19(月) 日帰り

たかくらやま380.8mです。 平川の一町溜池の手前に大木に守られるように鎮座する六地蔵があります。ここには、車を数台停めることが出来ます。 今日は愛車プレシジョン号(クロスバイク)で来ているので、一町溜池に沿って作業道をゆっくり駆けます。行けるところまで、愛車で行きます。溜池があります。ここに愛車を停めてチェーンロックを掛けます。 作業道を歩いて行くと桜がたくさん植えられた所に出ます。春に来ると綺麗でしょう。でも、花粉症の私には、春の山はハードルが高い。 左に山道への入口があります。高倉山、願成寺跡、元荒神社跡と三段書した標示板が立っています。「元荒神社跡」の「元」とは?そうか。新しく出来た湯田ジャンクション近くの恒富八幡宮傍に移転して並んで社が建っているから、ここは「元」か。納得しました。 この登山道には高圧線の鉄塔が2基建っているので、途中まで中電の巡視路を辿って登ります。立派な鉄の橋がふたつ、模木階段は多数あります。 急坂の山道ですが、階段がありますので助かります。明るくなってきます。107鉄塔傍に出ます。岩の道を登り、またまた現れる階段を登ります。やがて平坦な巻き道になり、しばらく歩くと次第に登り坂になります。登りきると106鉄塔に着きます。 東には、山口市街とその背後の東鳳翩山、西鳳翩山などが見えます。眼下に山大、山大に向かって裾野を広げている姫山などが見えます。西には朝田から仁保津方面と覚しき景色が広がっています。 鉄塔の左は山頂方向、右は御例池(おためしいけ)方向です。前回は余裕やがなかったので、迷わず山頂を目指しました。今日は御例池に寄ります。 少し歩くと横にロープ、縦に鎖が張られた巨大な1枚岩が現れます。この岩に3つの窪みがあります。御例池です。この窪みに溜まる水の量と山が含む水の量が比例することから、農事の吉凶を占う神事が行われています。 さらに歩いて行くと竹林に出ます。太くはないので、真竹と思われます。竹は里に近い低地に生えるものという山歩きの経験に基づく植生に関する認識を覆すものでした。後で調べたところ、ここが願成寺跡でした。すこし登ってみたのですが、踏み跡らしきものが見当たらず、引き返します。 鉄塔まで戻り、右の道を取り山頂を目指します。少し登って少し下ると、そこからが本日のセブンスター、いや、ハイライトです。急登につぐ急登で山頂に近付いて行きます。最後に腰までのシダのヤブコギ15mです。 山頂は狭く明るい。展望は106鉄塔からのそれとあまり変わりません。早々に下山します。 本日のハイライトの急坂を下りたところで、行きでは気付かなかった赤テープが目に入りました。近付いて行くと、すぐそこに石段があり、寄進者の名前を彫り込んだ石板があります。ここが、元荒神社跡です。急な参道もあります。この参道を下りて行くと竹林にでるのでしょうか。引き返して来た道を下って下山しました。 これで登ってヤマップログがないのは、今山、蕎麦ケ岳の2山になりました。