GO TO フェリーで行く 東黒森・伊予富士・寒風山・笹ヶ峰

2020.10.18(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:17

距離

9.9km

のぼり

962m

くだり

1437m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 17
休憩時間
1 時間 57
距離
9.9 km
のぼり / くだり
962 / 1437 m
29
41
1 8
1 3
1 36
1 26

活動詳細

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土曜日夜、大阪南港を東伊港向けて出発。 初めてのオレンジフェリー! うかつにも行先が愛媛県だと知らなかった、地理の苦手なワタシ。 だって、行き先は高知県やと何となく思ってたんや‥同行の友人に教えられ、フェリーの名前オレンジやん!愛媛に決まってるやん!とボケてみる。 オレンジフェリーは新しく美しく、加えて豪華! 利用したのは一番安いランクなのに、何とまさかの個室。部屋の中から鍵をかけることができる! トイレは完璧ウォシュレット、パウダーコーナーまである。 そしてお風呂は24時間入浴可能! 翌朝、朝4時にアラームで起床。下船までゆとりあった為、フェリーで朝風呂。今日の登山に備える。 東伊港に迎えに来た貸切バスは本当にミニサイズ。 座席の間の通路は人一人歩けば、いっぱいいっぱい。 バスが寒風山近くなると、ミニサイズのありがたさが理解できた。道幅とにかく狭い。しかも、ヘアピンカーブの連続。前方から車が来ることは少ないとはいえ、ないわけではない。すれ違いの都度肝を冷やすおもい。 バスはどんどん登る。もはや、標高1000メートル近い。 こんなに高度稼げば、今日はラクチンコースと思った。 下車して登山道に分け入るとすぐ、笹漕ぎ。膝までの笹。昨日降った雨で、たっぷり雨露含んでいる。もちろん、足元は泥濘。グローブは撥水性のものを着用していたけれど、あっというまに指先が凍える。何より、足元が覆いかぶさる笹で確認できないのが、心許ない。 半時間で伊予富士到着。ここから遥か先の寒風山目指す。名前からして寒そう。 変わらず笹。小柄な女性の背丈越してくる。 足元は、全く見えず。転ぶ人続出。掴まるのは笹しかない。 一度大きく下山して、寒風山頂上を目指す。この登り返しは結構急登。 寒風山頂上の眺望はまさに360度。感動するゆとりもなく、笹ヶ峰目指す。時間が遅れているらしい。 まさに笹ヶ峰、笹、笹。登って降りて、さらに登る。 足元は、例えるならお化け屋敷の風情。見えないから怖い。足元で探りながら、段差や岩を察知する。幸い、気温上昇し、暑いくらい。 ようやく笹ヶ峰頂上到着。まるでご褒美のように晴れて、まさに絶景。四国の山々は優しい佇まい。しかし、どっしり。この山並みのおかげで、瀬戸内側は雨が少ないんやと、同行した兵庫県民の友人が言う。 ここから、覚悟するように言われたゲキ下り。ダダ下り。予定していたコースでの下山した場合、その到着地には小型バスでも進入が難しいから、諦めてくれと運転手さんの要望があったとのこと。だからこのコース選択となったらしい。 ストックはいつも持参しないので、脚二本で下山するぞと覚悟する。 もの凄い斜度。枯れた笹の葉が幾重にも重なって、クッションはある。滑って転んでも、尾骶骨は折れない(多分)。 ツアーの面々は、四苦八苦で降りていく。途中からさらに難易度増して、危険箇所には真新しいロープが張られている。何人も大怪我をした為と聞く。 膝が疲れ切っているのがわかる。皆さん、無口になる。 時おり滑っているらしい音、悲鳴を背にただ進む。 遥か下に車道が見えた時は、心の底からホッとした。 お迎えのミニバスが、神の使いに見えた。 地元のスーパー銭湯で入浴。 ビールを飲んで、港に向かう。 早めに乗船、レストランで夕食。 宇和島鯛飯を食す。美味。 ヘロヘロに疲れていたのか、重ねて摂取したビールが効いたのか、速攻で意識失い意識取り戻したのは2時前。 無事大阪南港到着。 やっぱりフェリーでの登山ツアーは最高。 貧乏人で良かった〜クルージング気分を味わえた〜と幸せを噛みしめる。

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