活動データ
タイム
08:36
距離
11.6km
のぼり
1846m
くだり
1843m
活動詳細
すべて見る毛勝山に初めて登る会社の登山仲間に同行した。前日、立山に雪が降ったが、街から一瞬見えた越中駒ヶ岳に雪が無いのを確認してモモアセ山までは行けると判断したが2年前に西北尾根を登った時に見た山頂前のゴーロ帯の浮石に、雪が付くのが心配で、僧ヶ岳への登山変更も検討した。相方に打診した結果、モモアセ山迄でも良いと了承を得た。 当日の最高気温の予想から出発時刻を遅らせば、雪が緩み、登れると踏んだが、翌朝、魚津の街から毛勝山を見上げると雪が付いている。撤退も視野に、同行者のペースに合わせて登り始めるが、標高を上げるに連れて、僧ヶ岳の紅葉が美しく白馬連峰の初冠雪も見え始める。少しずつ暖かくなり、尾根から右手に2100Mの大明神山が見え、雪が無かったが、毛勝山北壁に雪が見えて一喜一憂する。 モモアセ山辺りで寒くなったが下山者と誰ともスライドしていない事から撤退する人が居ないと思い始める。クワガタ池近くで今日初めて下山者とスライドして、チェーンスパイク無しでも行けると聴いて安堵した。毛勝山頂上前のゴーロ帯の登山道は2年前より人が歩く事で道が掘れて浮石は少なく登り易くなっていた。 毛勝山は山頂に登って始めて剱岳と対面出来るが雪の剱岳が素晴らしい。猫又山と釜谷山、毛勝山南峰にも淡い雪が積もっている。帰りは毛勝山と僧ヶ岳の紅葉の海に飛び込むように下山した。結果的には毛勝山に登って正解だったが、コロナ禍の時代に社会人として無理も出来ず、遠くに見える毛勝山北壁の淡い雪に一喜一憂する1日だった。
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