活動データ
タイム
08:10
距離
10.0km
のぼり
826m
くだり
828m
活動詳細
すべて見る約1ヶ月ぶりの山登り。 今回は山自体が奇岩のようなエリアへ行ってきました。ブラタモリでよく出てくるワード「柱状節理」ってやつですね。😌 前日の土曜日が一日中しとしとと雨だったので延期にするか迷いましたけど、てんくらは終日オールAの予報。何度かこれに裏切られてますが、あえて騙されてやろう!と腹をくくり登山決行!!😤 当日、濃霧の中、家を出発します。結果としてこの判断は大正解。疑ってごめんなさい、てんくらさん。 今は無料ですが、桜の季節は有料らしい屏風岩公苑の駐車所に着くと、朝日とともに眼下に広がる風景は、一面の雲海!!日本海の海のように、激しくうごめく雲の海は感動という言葉では足りない!超感動!・・・軽い言葉しか浮かばない自分が悲しい。😭 しばらく雲海を眺め、感動でお腹いっぱい。もう、これだけで帰ってもいいくらい。でもまあ、せっかく来たので住塚山・国見山を周回コースで行くとします。 時計回りで回るのですが、最初だけは反時計回りとなります。目の前にそびえ立つ柱状節理の岩壁「屏風岩」のテッペンを目指すハードなスタート。 駐車場から車で来た道を少しだけ戻り、車道から左に枝分かれした道がありますので、そちらに入っていきましょう。今回は全体的に整備された道が続きますし、まず迷うことはありません。 ただ最後に訪れた済浄坊ノ滝への道は工事中のようなので、平日だとおそらく通行できないかと思いますのでご注意を。この日は日曜日だったので、工事はお休みで危険箇所もなく滝まで歩くことができました。前日の雨で川の水量が増えており、滝はいつもより迫力のある姿を見せてくれます。いつもより水量が多いっていうのは推量ですが😆 で、屏風岩を登るところへ話を戻します。一気に屏風岩の上へと行くわけですが、しばらく歩くと、大峰山脈の峰々がドドドーーンと見えてきます。遠くに稜線がただ見えてくるだけでも感動モノなのに、今朝は雲海付き。なんて贅沢なオプションなんでしょう! 昇ってきた太陽の光に当たり、徐々に蒸発していく姿も、また美しい。眺望が開けたところがあるたびに、10分、いや20分くらい景色に見とれて足止めです。窪地にたまった雲海は、一瞬たりとも静止することなく、動き続け、また、竜が天に昇るように立ち上がっては消えていきます。ずっと見てても飽きません。この雲海は、本日のなによりのボーナスですね。 ふと足元の崖下を見ると、さっきまでいた駐車場が見え、屏風岩のテッペンにいることがわかります。しかし、あの絶景だった岩壁の上にいるという感覚はありません。屏風岩は登るよりも下から見て楽しむものかもね。実際、夕方に駐車場へ戻ってきたとき、数台の車がありましたが、皆さん下から屏風岩を眺めるためだけに来てました。よく見ると岩の壁に向いたでっかいスポットライトがあったので、桜のシーズンには岩壁がライトアップされているのでしょうね。 で、一ノ峰を通過し、住塚山へ到着。予定より大幅に遅れての登頂です。眼下に屏風岩の岩稜を見て、次に目指す国見山の眺めることができ、さらに遠くから大峰山脈がこちらを見ています。しばらく眺望を楽しんだら、次の国見山へと進みます。住塚山山頂から次へのコースはススキで隠れてわかりにくいのですが、数歩進むと尾根道が見えますので迷うことはないかと思います。 カラマツ林を抜けゼニヤタワを過ぎ、岩塊をいくつか越えると国見山へ到着。山頂は樹木がちょびっと邪魔してますが、ほぼ360度の大パノラマが楽しめ、ここでも大満足!雲海はすっかり消えて、雲に邪魔されることなく遠くの峰々まで望むことが出来、なんとも言えない幸福感に満たされます。遠くには曽爾高原がハッキリと見えます。ススキで黄金色になるにはもうしばらく時間がかかるようですね。😊 国見山から木の階段を下っていくと東海自然歩道へと合流。クマタワと名づけられて場所に出ます。 調べると「タワ」は「たわむ」から出来た言葉。尾根がたわんだ低いところという意味で「嵶」「乢」または「峠」と書いて「タワ」と読ますところもあるんだとか。 「沢」の「サワ」が訛って「タワ」になったに違いない!と確信してましたが、ネットで調べてみる限り、誰もその事実には気付いてないようですね。😌 クマタワには地図上、トイレの表示がありますが、現在は使用不可!となってますのでご注意を。😱 ここからは、車も通行できる整備された道を歩いていきます。川に沿って道が続いていき、川と反対側にはコケをむした岩があったりして、飽きることなく進むことができますので、テンションが落ちることはありません。 しばらく歩くと済浄坊渓谷入口が見えてきます。が!冒頭にも書いたように、自然歩道の補修工事のため通行できません、の看板があり、基本的には通行できない状態です。令和2年10月14日~令和2年12月18日までの工事だそうです。 とりあえず、行けるところまで行ってみて、危険箇所に出ればUターンしようと進みますが、結果として済浄坊ノ滝まで難なく、たどり着くことが出来て、迫力あり、尊厳な滝を拝めました。おそらく日曜日以外の平日は補修工事をされていて通行できない状態と思われますので、12月までの工事期間中はご注意くださいませ。😵 済浄坊ノ滝の向かいに祭られている水煙大不動明王様にご挨拶をして、ここでUターン。エメラルドグリーンの淵が続く横輪川を戻っていきます。 再び、アスファルト舗装の道を歩き、屏風岩公苑へと戻っていきます。予定よりかなり遅くなってのゴール。朝の雲海から始まり、最後の滝まで、とても贅沢な濃密コースは、想像以上に楽しめ、久しぶりの山登りを満喫することができました。 駐車場に戻ると、朝に雲海を見ていた向こうに曽爾高原がドーンと見えビックリ!朝は雲海で隠れて見えなかったようです。7月に訪れた曽爾高原は、これからススキが黄金色に変わっていき、また違った風景を楽しませてくれるんでしょうね。😆 一ノ峰・住塚山・国見山
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