唐沢鉱泉の源泉の池 戻る 次へ

新雪の西天狗岳・東天狗岳(八ヶ岳)の写真

2020.10.18(日) 14:27

唐沢鉱泉の源泉の池

この写真を含む活動日記

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8.8 km

900 m

新雪の西天狗岳・東天狗岳(八ヶ岳)

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

2020.10.18(日) 日帰り

2020年10月17日(土)に予定していた焼岳登山が天候不良(平地は雨、山は雪)のため中止となり、急遽翌日10月18日(日)に八ヶ岳の天狗岳に行くことになった。前夜22時に新宿を車で出発し、中央高速を利用して小淵沢ICで下り、深夜0時10分頃、道の駅こぶちざわに到着し、朝4時まで車中で仮眠をとる。同様に車の中で寝ている方が大勢おられた。朝4時半に星空が美しい中、道の駅こぶちざわを出発し、唐沢鉱泉へ移動。途中夏沢鉱泉、オーレン小屋に行く道に誤って入るが、あまりに傾斜のある悪路が続いたため、異変を察知し、Uターンして、無事に唐沢鉱泉に到着する。唐沢鉱泉への道は唐沢鉱泉のマイクロバスが通行するためか、舗装こそされていないが、よく整備されていて走りやすい道だった。赤や黄色の紅葉や苔が美しい唐沢鉱泉から西尾根経由で登山開始。途中、苔に雪がのっているところもあり、第1展望台からは新雪が約30cmほど積もった完全な雪道となり、第1展望台であきらめて戻る人も多かった。第1展望台からは八ヶ岳一帯だけでなく、遠くに雪をかぶった北アルプス、中央アルプス、南アルプスもよく見えた。途中から軽アイゼンをつけて、第2展望台を経て、岩とハイマツの上に新雪が積もった急登を登り、西天狗岳に到着。西天狗岳の頂上部は平らで風もなく、天候は穏やかで、山頂で仲間がお湯を沸かしてくれ、コーヒーをいただく。雪の積もったゆるかなな稜線を歩いて、東天狗岳に移動し、東天狗岳から黒百合ヒュッテを目指して下山を開始する。東天狗岳から黒百合ヒュッテへの下山路はスリバチ池経由と中山峠経由の2つがあるが、新雪についた先行者の踏み跡は後者にしかなかったため、後者のルートを選ぶ。時々雪の上からハイマツを踏み抜きボコッと深く沈んだり、雪のついた岩に滑ったりしながら進む。途中足がふらつき、軽アイゼンが足に引っかかってころんだため、軽アイゼンを外す。中山峠からは雪がついた木道となり、黒百合ヒュッテに到着。黒百合ヒュッテからは木道や岩がゴロゴロした沢状の道を下りて、唐沢鉱泉に戻ってくる。唐沢鉱泉手前には硫黄の匂いがする源泉がたまった青いきれいな池ができていたが、触ってみると冷たい水であった(鉱泉のため)。唐沢鉱泉の日帰り入浴(700円)は15時が受付締切で15時半まで入れるが、なんとか間に合い、源泉と違ってあまり硫黄の匂いはしない温泉にゆっくり入湯する(冷たい打たせ湯もあった)。唐沢鉱泉からの帰路は、中央高速が上野原から八王子の間で東京に戻る車で渋滞しており、予定より約2時間遅れて新宿に到着した。新宿から帰宅の電車に乗ると、人身事故のアナウンスがあり、1時間ほど電車がストップする羽目になり、あきらめて遠回りになる振替輸送を利用して、帰宅した。