秋と冬が一気に来た!涸沢カール-2020-10-16

2020.10.16(金) 3 DAYS

活動データ

タイム

13:25

距離

34.2km

のぼり

1144m

くだり

1145m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 5
休憩時間
1 時間 27
距離
17.1 km
のぼり / くだり
975 / 180 m
DAY 3
合計時間
6 時間 20
休憩時間
1 時間 7
距離
17.0 km
のぼり / くだり
165 / 964 m

活動詳細

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最高の秋晴れ、出逢いに救われた中日、モルゲンロートと白銀の世界 いろんな意味で印象的な山行になりました! またも長文駄文です。 1日目(10/16) 金曜に有休を取ったものの、木曜の仕事がかなり引きずり、10時退社、パッキング&風呂で出発は12時 沢渡に着いたのは4時。 ハイボール一本だけ空けて仮眠。のはずが興奮しているのか寝られず。目を閉じた状態で5時半までやり過ごす。朝飯?を食べてバスターミナル行ったら乗車券販売していたので、そのまま購入し、5:55のバスに乗り込む。バスの中仮眠しつつ上高地バスターミナル到着。 とうとう来たと興奮しながら林道の方へ行き河童橋へ。高地はガスが濃そうだったのに穂高の先端だけ晴れている!これは期待できる。 今回導入したPLフィルターの性能を確かめながら写真を撮っていく。結論PLフィルターはマジで買った方がいいです。まじで。 穂高連峰を横目に明神へ歩く。明神へ行くと明神池への誘惑…!行くしかねぇ! 有料だけど心洗われる風景に下山の時も来ることを誓う。 紅葉の盛りは過ぎたかと思ったけど、明神徳沢横尾の色づきはまだまだ勢いがあります。目を奪われながら徳沢に到着。お洒落な店内を見つつ、お腹は空いてないので休憩だけして横尾へ。 ここまで来るとかなりの晴天!今日は間違いのない日だと確信。そういえば興奮のあまり行動食もほとんど食べてない。横尾山荘でパンを買って食べる。 横尾を過ぎてしばらく行くと屏風が現れる。圧倒的絶壁に驚嘆するしかない。本谷橋を過ぎれば途端に坂道となって息が上がる。ここまでほとんどフラットな山道だが5時間以上の疲労が蓄積している。 ようやく涸沢ヒュッテに到着。 そこは天国!抜けるような晴天、盛りは過ぎたかと思われるが美しい紅葉、雄大な穂高連峰。 完全なる勝利である。 これは飲むしかないとウキウキで売店に並ぶも、4人ほど前で生ビール完売😭 失意のもとロング缶とおでんを手に入れる。絶品のおでんだ。絶対に生ビール飲んでやる。 一息つけたのでテント設営。ヒュッテから近めで眺めが良さそうな岩場をチョイス。岩場での設営費初めてだったので正解がよくわからない。 とりあえず張れたのでいそいそと涸沢小屋へ。 生ビールをようやく手に入れ、空腹にも気付いてカレーライスを食べた。食欲が満たされて来ると、寝不足のツケが回って、強烈な睡魔が襲って来る。 テントに戻って昼寝。 2時間ほど?寝て夕方くらいに起きる。空は雲が張って星は期待できないなぁとわかる。水を確保するついでに明日の天気を確認。雪が降るかも知れないらしい。これには驚いたが、まぁ大したことないだろうと高を括る。ぱらつく雨か降ったそばから溶ける雪であれば穂高にアタックしよう。 夕飯は自炊してクリームパスタを食べた。1日目からクッカーが汚れてしまうことにあとで気付いて配慮不足を反省した。 星が撮れなければやることがないので、本を読んだりして早々に就寝。気温がかなり下がりそうだったので、着込んでシュラフカバーもつける。おそらく0度前後であったと思う。夜中テントを叩く音に雪かも知れないと思うが、あえて外を確認しなかった。 2日目(10/17) 翌朝起きると、まだテントをなにかが叩く音がする。決心して外を見るとかなり積もった雪!3-5センチはあるし、なおも降り続けている。これは無理だ…。早々に諦めてとりあえず朝飯を準備。ともすれば下山もあるのでしっかり食べる。身の回りのものは凍ったりしてなかったので、そこまで気温が落ちてなかったのだろう。どうしようかと具体的に考えなければいけないがとりあえず不貞寝。 起きてまず考えたのは下山。依然雪は降り続き、ここから標高上げることは危険すぎるので、停滞か下山が選択肢だが、予報からすれば明日も曇りで景色も望めないとなればいたずらに時間を浪費するだけの気がする。これは下山だと決心。徳沢とかでもテント張れるし楽しみ方もあるだろう。 雪の中テントを撤収。ヒュッテにテント許可証を返して、ラーメンでも食べて下山を開始しようとしたとき、朝方会話した方と目があったので相席させてもらって少し挨拶。…のはずが開催されている宴会に参加し、お酒をご馳走になる🤔二人組とソロ2人が奥穂高アタック断念を肴に残念会を開いているとのことで、話も盛り上がり、一杯二杯と酒が進む。下山の決心が薄れていく。楽しすぎてここで過ごす腹を決めた。いい子は真似してはいけない。 テントは撤収してしまったので張直さなければならないなぁと面倒臭がっていたら、雪でヒュッテの空きが出たかも知れないと天啓。ヒュッテに確認すると当日は2000円増しだが空きはある。9000円の臨時出費はアルコールのおかげで痛く感じない。いや痛いが。(赤岳でタクシー代5000円をケチった人とは思えない) チェックインをして今夜の宿確保。いよいよ宴だ。 宴会は朝10時ごろから参加して夜の8時ごろまで続いた。雪も一日中降り続いた。日本酒、ウイスキー、焼酎、ワイン、持ち寄ったり買ってきたものでしこたま飲んだ。山小屋でここまで酒を飲むとは想像しなかったが、とっても楽しく、経験豊富な紳士淑女の方々でビギナーには勉強になった。 小屋前に陣取って、降りてきた人に聞くとやはり山頂に登る人は止められ、下山も集団で行くように穂高岳山荘から言われたそう。下から登ってきた人は一様に残念顔。(面識の無い会社の後輩が登ってきたときは驚いた。) ベロベロでお開きとなったくらいで、少し晴れてきた。テント場と涸沢小屋の明かりが美しい。星空もあったが三脚がなくうまく撮れなかった。 (1日活動なしの記録が残ることは今後なさそう笑) 3日目(10/18) 4時ごろ起きて外に出る。まさに満点の星空! カメラを持ち出したが三脚を忘れた。雪にマウントして撮る。なかなかいいかも知れない。 ストーブと行き来しながらモルゲンロートを待つ。晴れているので期待大。 だんだんと人も増えて6時ちょうどぐらいにモルゲンロート出現。感動の光景だ。そして本当に一瞬しかなかった。貴重な体験だった。 ソロテント泊の方と相席して朝ごはん(自炊)。昨日のメンバーと挨拶しながら食べた。 呑みきれなかった焼酎も込みでパッキングして、7:30下山開始。 本谷橋までは雪と凍結でかなり怖かった。本日の屏風も美しい。徳沢で昼ごはん。カレーかチャーハンか迷ってカレーにした。うまいカレーだったが、他の人が食べているチャーハンもうまそう。猛烈にチャーハンを食いたくなったが、ぐっとおさえてバスターミナルへと歩みを進める。明神を過ぎると、登山ではなく観光客が圧倒的に増える。途中嘉門次小屋に寄って岩魚塩焼きを頂く。 なんだか満足してしまって明神池には行かず。 梓川右岸のコースから河童橋を目指す。こちらのコースは眺望は少ないが道自体の雰囲気がとても良い。混雑する道で人々を追い抜かしながら帰宅を夢見る。かなり疲労が来ていた。 河童橋からの眺望は最高だった。天気が良く、白く化粧した穂高が見えて、思い思いにカメラやスマホを向ける人がたくさんいた。 バスターミナルに着き、また腹が減る。食堂でカツ丼を食う。これがまたうまかった。(ホントはチャーハン食べたかったけど笑) お土産を買って長いバス行列に並ぶ。 30分ほど並んでバスに乗り込む。ようやく帰れると安堵して眠ってしまった。車にたどり着き近くの温泉へ。梓湖畔の湯。大きくはないがいい湯だった。 その後順調に帰宅できました。 駄文失礼しました。

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