五郎山

2020.10.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 39
休憩時間
1 時間 3
距離
5.8 km
のぼり / くだり
722 / 725 m
35
52
11
7
22
24

活動詳細

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長野県に住む友人が訪ねて来てくれて、一晩庭で焚火料理を楽しみました。 翌日、帰る前にどこか二人とも登っていない手ごろな山へ行きましょうということになり、奥秩父の甲武信ケ岳の北西部にある、ちょっとマイナーな五郎山(2,132m)を選びました。 昨夜の雨は標高2,200m辺りから上で雪になったらしく、道中から見える南アルプスや八ヶ岳が初冠雪に輝き、中腹の紅葉と青空でみごとな三段紅葉。 五郎山の名前の由来はゴーロ山ということですが、頂上周辺はゴーロというより岩峰になっており、岩場に紅葉が映えて絶景でした。 登山道はカラマツ、シラカバ、ミズナラの樹林の中を通り、中ほどの急登300mくらいを頑張れば頂稜の岩稜帯に出ます。 小さなピークをいくつか越えると顕著なピークに立ち、ここからキレットを隔てて五郎山本峰がそびえています。 威圧的な岩峰に登頂ルートは読めませんが、道はキレットまで降りて本峰の基部を右にトラバースし、裏側に回りこんでピークへと続きます。 山頂からの展望はすばらしく、雪を頂いた奥秩父の小川山、金峰山、国師ヶ岳、甲武信ケ岳が一望のもと。 雲の切れ間に中央アルプスや北アルプスの白銀の山脈が望まれましたが、五郎山の山頂はわずかなところで積雪はありませんでした。 双耳峰の立派な山容とそれなりの標高を持ちながらも、周りを名山に囲まれているがゆえの不遇な山というイメージ。個性的で静かな通好みの山です。

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