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祖母山周回の写真

2020.10.18(日) 06:42

この写真を含む活動日記

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10.0 km

1156 m

祖母山周回

祖母山 (大分, 熊本, 宮崎)

2020.10.18(日) 日帰り

 祖母山は日本百名山に選定されている。が、地味な山と言われ、「登ったがつまらなかった」「百名山なのにがっかりした」等の感想が多く聞かれる😫  確かに、近くの九重山をMLBの剛速球エースピッチャーとしたら、祖母山はNPBの渋い中継ぎって感じだろう😅ヤマップでの投稿件数を見れば一目瞭然で、九重山=桁違いの43056件😵!!、祖母山=5623件(10/18時点)である。ちなみに地元石鎚は9462件🎵もうすぐ1万越え🎵  が、その良さは百名山の著者・深田久弥氏の言われる通りにジワジワくる😍  祖母山の魅力は、その独特な山容を見ないと分からないだろう。  北側の神原コースや西側の五か所から登っただけでは、地味な山だと感じるだろう😓なだらかな山容で目立たない。マルちゃんのおばあちゃんみたいな真面目で地味な感じか⁉️  が、南側や東側からの山容は岩々しく武骨な姿となり、おばあちゃんというよりは、昔気質の職人さんって感じだ😅  僕にとって、今回で三度目(一度目は11月に尾平から周回だがガス、二度目は3月晴天時に千間谷登り、北谷降り)となる祖母山は、岩壁の紅葉🍁&まだ拝見していない南側からの姿を拝む為に、黒岳~親父山~障子岳を周回するコースとした。未登のピークもゲットできるし😆👍  子供の運動会があったために、前日23時に登山口入り、翌4時起床での登山開始だ。  あわせ谷から登る黒岳への道は、点線の道であるが、基本的に道は広く歩きやすい。が、地図上では表せない枝沢が多く、注意しないと迷いやすい箇所が多い。今回も暗い中登ったので、何回か道を外しそうになった。テープが定期的にあるので、しっかりと確認することが非常に重要だ!!後、沢沿いなので滑りやすい岩も多いし徒渉もある。  黒岳以降の稜線は、基本歩きやすいものだが、親父山までにある岩場は垂直に近く、足場も細いので危険だった😵因みに親父山の名前は、クマ=親父である。  そこから障子岳までは、快適な道だ♪で、山頂でぴったり日の出😆👍🎵狙い通りだ🎵🎵雲が多いが、おかげで上空の雲が数十秒だけ真っ赤に染まる素敵な景色が見られた😍♪雲海の向こうに阿蘇くじゅう、尾平側の雲海も素敵すぎる😍  その先は、烏帽子岩・天狗岩と絶景ポイントが続き、岩場から見る祖母山は、それはもうカッコいい😆👍  紅葉した木々と岩峰は最強の組み合わせだ。全山赤一色という感じではないが、この控えめな所も祖母山らしくて良い。  西側にはなだらかに原生林の裾野を伸ばし、東側には岩壁で切れ落ちている非対称な山容は、深田の記した通り「天の工であった」というのが相応しい姿だ。ここから見て初めて、祖母山の味わい深さが分かるといっても過言ではない!!登頂3回目にして、やっと本当の祖母山に出会えた感じだ😆👍  天狗岩から後も、展望ポイントがいくつもあり飽きさせない。最後は梯子やロープをよじ登って祖母山に到着だ。  早い時間であり、山頂は貸し切りで誰もおらず…。阿蘇くじゅうや由布岳、鶴見岳、九州中央山地の山々などが見える。大障子や傾山に続く稜線も素敵だ♪ 下山は北谷コースだが、なかなか急で歩きにくい箇所も多い。途中からは高速で歩ける道となる。  下山してみれば駐車場は満杯で、停められない車が溢れていた。タクシーも続々と入っていた。  できれば、障子岳や天狗岩に足を伸ばし、その絶景を見てから祖母山について語ってほしい!!と思った。  さあ、次は阿蘇へ💨💨