《アプローチ》 車=1時間50分(金沢-ホテル湾彩) 《登山コース》 5:25ホテル湾彩-5:36飯切山-6:08岳山登山口-6:34/6:38岳山-6:54岳山登山口-7:10ホテル湾彩 GoToトラベルキャンペーンを利用して、 1泊2日で敦賀・三方五湖へ旅行した。家族5人+父母+義母という大所帯。敦賀市内を観光した後、久々子海岸の「ホテル湾彩」に宿泊。地図を見ると、近くに飯切山と岳山という低山がある。きっと山頂から三方五湖が見えるに違いないと期待し、登ってみることにした。 午前5時25分、夜明け前にホテルを出発。まずはすぐ裏の飯切山(いぎりやま)へ。東の空は明るくなってきたが、木々に囲まれた山道はまだ暗い。倒木やクモの巣に手こずりながら、10分余りで飯切山(標高78m)に到達。予想に反し、樹林に遮られて展望はきかなかった。 次に久々子湖(くぐしこ)を左手に見ながら早瀬の町を歩き、岳山(みろくやま)を目指す。釣り人を乗せたボートが次々に久々子湖から美浜湾へ出港していく。登山口に獣害防止用の門扉があったが、こんな海の近くにクマが出ることはないだろうと思い、特に用心もしなかった。山頂まで舗装された道路が続く。岳山山頂(同193m)にはテレビや通信のアンテナが何本か立っていた。残念ながら、ここからも三方五湖は見えなかった。 突然、木々が激しく揺れ、獣同士が争っているような音と唸り声がした。背筋に戦慄が走る。クマか、イノシシか。僕は人間の存在を獣に知らせようと声を発するが、恐怖で身体が動かない。しばらくして音が聞こえなくなると、来た道を全力で駆け下りた。生きた心地がしなかった。 7時11分、ホテル湾彩に帰還する。フロントの方に唸り声の話をしたところ、おそらくサルだろうと言われた。その日、レインボーライン山頂公園を訪れ、待望の三方五湖の絶景を目に収めた。その後、日本海さかな街で買い物をし、敦賀ヨーロッパ軒でソースカツ丼を食べた。登山で身の危険を感じた以外は楽しい旅行だった💦
港ダイニングしおそうのミックスフライ定食。
気比神宮。
敦賀赤レンガ倉庫。
山道は暗く、倒木やクモの巣に手こずる。
飯切山山頂。展望はまったくきかない。
人が頻繁に歩く道ではないようだ。
地元の殖産に尽力した玉井忠五郎翁の碑。
岳山を目指す。
岳山の山頂にアンテナが立っている。
早瀬の町並み。
映画「サクラサク」のロケが行われたらしい。
釣り人を乗せたボートが次々に出港していく。
人の気配がない遊覧船乗り場。この向かい側に登山口がある。
岳山の登山口。
獣害防止用の門扉。
舗装された道路を歩く。
路面に苔が生えている場所も。
美浜湾と天王山。
山頂のアンテナ①。
山頂のアンテナ②。
山頂のアンテナ③。
山頂の広場。
山頂のアンテナ④。下から見えたのはこれのようだ。
獣同士が争うような唸り声に、全力で駆け下りた。
久々子湖。
漁港。
ホテルの部屋からの景色。
レインボーラインの料金所。通行料は半額の530円。
レインボーラインから岳山、飯切山、天王山を望む。
山頂公園へのリフトとケーブルカー。
駐車場の向こうに日向湖、久々子湖、美浜湾。
三方五湖と美浜湾を一望。
山頂公園からのパノラマ。
山頂公園は梅丈岳(標高400m)の山頂。
美浜湾。
三方湖、水月湖、菅湖。
日本海さかな街。
敦賀ヨーロッパ軒の本店。30分待ちだった。
敦賀ヨーロッパ軒のメニュー。
ソースカツ丼。