77章。薬師岳・太郎山・北ノ俣岳(上ノ岳)・赤木岳・黒部五郎岳(中ノ俣岳)

薬師岳は立山連峰の南部に位置する巨大な山体が特徴的な山で、標高は2926mと僅かに3000mには及ばないものの、一見なだらかなその姿は女性的で「北アルプスの女王」あるいは「北アルプスの貴婦人」と形容されています。黒部五郎は立山連峰に位置する山で、標高は2,839ｍ。ハイマツに覆われ黒々とした山ですが、懐に大きなカールを抱き特徴的な山容を形成しています。名称はまるでまるで人名のような名ですが、「五郎」は、山用語のゴーロからきています。ゴーロとは岩がゴロゴロと転がる状態を示す言葉で、それが村名の「黒部」と結び付いて黒部五郎岳になったそうです。ここの北東に聳える野口五郎岳も同様の名前の付け方のようです。 また、富山県と岐阜県の県境にそびえているため、岐阜県側では中ノ俣岳。という呼び名もあるようです。 折立⇨太郎平小屋⇨薬師岳⇨太郎山⇨北ノ俣岳⇨赤木岳⇨黒部五郎岳のコースにて。最後は自分との闘いでしたね（笑）最終日は初雪でした。まだまだ行きますよ。