雲取山荘 戻る 次へ

奥秩父主脈縦走(瑞牆山、雲取山他)の写真

2020.10.16(金) 14:45

雲取山荘

この写真を含む活動日記

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40:05

66.7 km

5576 m

奥秩父主脈縦走(瑞牆山、雲取山他)

瑞牆山・金峰山 (山梨, 長野)

2020.10.12(月) 6 DAYS

関東北部秩父山地の代表的な山々の尾根道を歩く事を思いたって、台風で延期したものの今回やっと実現しました。 中央本線韮崎駅をでて、山梨峡北交通バス通称田園バスでみすがき山荘前に午後2時に到着、さあ、これから70Km近くを5泊6日でテント泊を含めて12キロ超の荷物背負って縦走です。 [1日目 富士見平小屋宿泊] 瑞牆山荘前の登山口をしずかに出発する。ミズナラのゆるやかな登りの森をゆっくり歩いて、すぐに小屋へ到着。小屋の主人はまだ来ていなく、しばらく周辺を散策しているとテント泊の九州出身の方とお会いして話がはずむ。 小屋の主人がくると、寒さもあり、すぐに案内してもらい、ダウンを羽織り早速地ビールらしきものをいただくことにした。 夕食はジビエのソーセージ?? その後就寝、明日以降に備える。 [2日目 大弛小屋宿泊] 瑞牆山⛰を往復して金峰山、朝日岳を通り大弛峠へ。 瑞牆山はゴツゴツした岩場とクサリ場の急登が続く、山頂から南アルプスや八ヶ岳が望めて爽快でした。 下山後ゆっくりと尾根道を歩く。 金峰山、朝日岳などを通り大弛峠へ向かう。 大弛小屋では薪ストーブが焚いてあり、話好きご主人と秩父山地の冬の有様など伺う。夕食、朝食とも美味しくいただいた。 [3日目 甲武信小屋宿泊] この日は行動時間が7時から8時間程度の予定であり、ゆっくりと樹林帯の中を歩く。 多少の岩場や登り降りはあったものの、素晴らしいマイナスイオンを浴びて気持ち良く感じた。 早めに小屋へ到着して、ここでも早速ビールをいただく。なんと平和な日々であろうか。小屋の女子が感じが良くこれも、また心地が良い。 明日はいよいよこの山行で最も過酷なルートと宿泊になる為早めに就寝する。 [4日目 将監小屋テント泊⛺️] 少し冷え込んだ朝を迎えて、甲武信小屋をでる。破風山、雁坂嶺、古礼山、唐松尾山等いくつもの尾根道を歩いて将監峠へ到着する。 午後から少し雲行きが怪しく小屋へ到着する頃には霧雨がひどくなっておりテント場はビチャビチャ状態。 幸い小屋の軒先があったのでそこを拝借することにした。それでも雨は入ってきて、気温も5度以下であったため夜は持っていったダウンやカッパなど全てを着込んで寝る。 [4日目 雲取山荘泊] 昨夜は寒さの中であったが、なかなか快適なテント泊⛺️でした。 朝は昨夜の雨☂️も止んでいて光もさしていた。 このコースも笹原の狭い登山道を飛龍山、三ッ山などアップダウンを繰り返して雲取山へ。やっと東京都に入ってきました、雲取山の標柱は流石に立派です。頂上でゆっくりしてすぐ下の雲取山荘へ入る。 山荘では電気コタツがはいっていてもう冬は近いと感じる。 夕食が終わった頃より雲行きが悪くなり、夜中はずっと雨が降り続いていた。 [5日目 鴨沢バス停へ下山] 昨夜からの雨☔️が降り続いていて下山はずっと雨でした。 平将門の迷走ルートをたどっての下山です。途中、七ッ石山⛰等といくつかの頂上を踏んで割合なだらか な登山道を下る。 予約していた迎えのタクシーで奥多摩駅へ、その後青梅線、中央本線に 乗り継ぎで韮崎駅へ戻る。 この山行で3シーズンの山旅も終わりです。4月末のドラゴンアイ、残雪が多く道迷いした八甲田山の春山を手始めに、火打山、妙高山や八峰キレット縦走の夏山から尾瀬国立公園R352沿いの山々また秩父山地縦走と楽しみました。 これから冬山シーズンです、昨年同様に九州、中国地方を中心にアルプスの雪山登山も計画したいと考えています。