活動データ
タイム
27:06
距離
47.5km
のぼり
4007m
くだり
4005m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今回は涸沢テン泊で初のジャンダルムに行く。二日目の午後にはO氏とE君と合流し、三日目に奥穂に登る。寒さ対策でシュラフをダブル(#3と#5)にしたので荷物は14㎏。 一日目(10/14) 自宅3:10発、さわんど6:40着で、7:03のバスに乗って7:40に行動開始。快晴の中を涸沢に向かう。横尾あたりまでは紅葉の見頃らしいが、あまりぱっとしない感じ。そこから上の紅葉は終わり気味。涸沢に到着後、テントを立てて屛風岩を往復。荒れた道との評判通り、崩壊地点がいくつかあり、慎重に進む。屏風の耳からの涸沢を眺めて、テン場に戻り、一日目は終了。 二日目(10/15)、ガスの中。少しだけ明るくなった5:20に出発。気温はプラスの2度くらい。ザイテングラートの手前でガスの上に抜けて涸沢岳のモルゲンロートを堪能できた。ザイテングラートを登り切り、穂高岳山荘の上に出ると、冷たい西風にさらされて一気に寒くなる。奥穂の山頂も当然寒く、休憩もそこそこに一気にジャンダルムへ向かう。まずは馬の背の下りに挑む。切れ落ち感は最高だが、上部は足場が豊富でそれほど大変ではない。だが下部になると、幅10㎝もないような足場につま先を置いて下る場所が出てくる。かかとは宙に浮いたまま、数十メートル下まで何もないので、怖さという点ではこれが一番。馬の背を過ぎても、垂直の壁を数センチの足場をたよりに登るような場所が出てきたりして、さすが難コースという感じ。それでもほとんどのホールドは安定しているし、ルートのマーキングもしっかりとあるので、恐怖よりも快感を味わえる。集中して楽しんでいくと40分くらいでジャンダルムの基部に到着。西穂側に巻いてから5分ほど登ると、すぐに山頂の天使が顔を出す。のんびりと居座りたいが寒いので、10分ほどで下山開始。奥穂からの往復なので上りと下りでどっちが大変かを比べることができる。予想通り上りのほうが楽。馬の背の狭い足場も上りならば次のホールドが目に入ってくるので安心。まあどちら向きでも晴れの日ならばすごく楽しい道ではある。奥穂まで戻り、次は北穂までの縦走。これも難コースといわれているが、先月通っていることもあり、集中しつつ楽しみながら北穂の小屋に到着。ここで大キレット越しの槍を眺めながらカレーとコーヒーで優雅な昼食とする。あとは北穂の南陵を涸沢まで下りる。涸沢のテント場で上高地から登ってきたO氏とEくんに合流し、涸沢ヒュッテのおでんを食べ、次に涸沢小屋に移動してモツ煮を食べる。こうして二日目が終了。 三日目(10/16)、ガスではないが高曇りで寒い。朝の気温は前日同様プラスの2度くらい。テントは立てたまま5:45に奥穂に出発。ザイテングラートあたりで青空が出てきて天気が良くなる。ただし、穂高岳山荘の上は西風が冷たいのは昨日と同じ。無風の小屋の前で防寒着を着てから奥穂に登る。奥穂に着くころには、ちょうど奥穂の真上から北側が快晴。(南側は高曇りのまま)晴れてくれたが寒いので山頂滞在は10分程度。穂高岳山荘まで戻り、おしることコーヒーを頂く。美味。あとはザイテングラートを下り、涸沢でテントを撤収して下山する。横尾ー上高地の永遠に続く道を惰性で歩いて、上高地には17時到着。帰りはさわんどの温泉を19時発、自宅には23時到着。 追記 この翌日の10/17に涸沢から上部は降雪
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