白山禅定道に祈りをのせて、帰りは紅葉無限地獄

2020.10.16(金) 日帰り

活動データ

タイム

15:40

距離

38.3km

のぼり

3591m

くだり

3533m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
15 時間 40
休憩時間
57
距離
38.3 km
のぼり / くだり
3591 / 3533 m
1 50
2
31
25
30
1 36
11
35
35
21
2 55
17
9
1 33
6

活動詳細

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今年最後に(標高が高い)山を楽しもうと、霊峰白山へ⛰ 登山再開してこの2か月間、無事に登山ができたことと、 妻が最近妊娠したので、難病を抱える妻の健康と無事に出産してほしい気持ちを込めて、登拝もしてきました。 道程が長いので、深夜に出発🥾 檜新宮参道の後半あたりから百四丈滝展望台あたりまで、地平線に見える夜景を楽しめます🌟 檜新宮を見つけたので、最初の参拝。 四塚山を登っている最中に日の出を迎えました🌅 薄明光線に感動します😊 一晩中、闇夜をさまよった後の夜明けは格別です🌟 七倉山を巻いて大汝峰の神社を参拝した後、室堂で朝ごはん🍙 そのまま御前峰に登頂して奥宮で最後の参拝をしました。 ここから登山満喫モードに入ります。 この日はとても天気が良く🌤、立山連峰から御嶽山まで一望できました。 他の登山者と雑談してそこそこに下山に入り、今回の楽しみの一つ、翠ヶ池へ向かいました。 青く澄んだ湖が神秘的で、北アルプス⛰を背景にした絵は最高です❗️ 近くに一眼レフを構えていた登山者に話しかけ、今までみてきた中で一番好きな池です、と熱弁しちゃいます😅 下山ルートは迷いましたが、情報が少ない中宮道を選択。 不人気なでしょうか❓なんらかの理由がありそうですが、未知の世界に行くようでテンションがあがります。 中宮道下山は内容が濃すぎて、今回の山行のメインになってしまいました。 🔻以下、中宮道下山レポートです。 -------------------------------------- 長文になってしまいました💦 飛ばしても大丈夫です_|\○_ 勾配の激しい坂を下りお花松原あたりで振り返えると、大汝峰と剣ヶ峰⛰の雄大な景色を拝めます。 このあたりで近くのピーク(2349m)をUターンしてきた方と遭遇。 <訂正10.21:お花松原ピストンだったようです> 誰も通らないと思ってたので、お互いびっくり。 話に乗っていただける方でしばらく楽しく会話させていただきました。 お互い写真を撮らせていただいた後、別れて下山再開。 ここから5〜6キロくらいでしょうか、ひたすら絶景コースが続きます。 左手は火の御子峰、右手は北アルプスの眺望。 火の御子峰は、荒々しい赤茶けた岩肌と、尾根と斜面にそった紅葉🍁の迫力がすごいです。 さらに、正面寄りに北アルプス⛰が見えるので、よそみをしなくても延々と眺望を楽しみながら下山できるのです✨ 間違いない、中宮道は下山が最高だ❗️ なぜここを通る人が少ないのか(遠いから) 不思議でなりません(後で思い知ります) 日当たりが良すぎて、冠雪を迎える時期なのに暑い🔥 真夏日にこのルートで登ると大変かも。 しばらく心地よいウオーキングを楽しみましたが、間名古の頭辺りから様相が少しずつ変わってきます。 トラバース道といっていいのか、崖下に向かって斜めになっている歩幅の狭い道が多い。 足のサイド方向へ負担がかかり、2か月前から悩ませている足🦶の肩甲骨の痛みへピンポイントで攻撃してきます。 落ち葉が積もった急坂を下ったあと、中間地点のゴマ平避難小屋🏡に到着。 ここでハプニング発生。 ロープが張られ、 『この先(中宮温泉方面)通行止め🚫』 の張り紙が 俺「・・・・」 いやいや、おかしいでしょ。 前日に県の担当者に電話して、はっきり問題ないと確認取れてるし。 ていうか、10キロ下ってここから先は行けません、は拷問でしょうか💢 闘争心がわいてきます🔥 残り10キロ、藪漕ぎして帰ってやると、ロープをくぐりそのまま進行。 息まく俺をよそに、登山道は意外と手が入っていた。 刈られた丈の長い笹🎋が道を覆っています。 笹の茎を踏むとあさっての方向に足をもっていかれるので、 ブルトーザのように笹をかき分けながら、しばらく進むとカエデ🍁の群生地が出現。 かえでの紅葉並木道🍁に夢中になり、足を止めては写真📸を撮ってたが、 進んでも進んでも紅葉が終わらないので、そのうち足も止めなくなった。 ひざ下くらいの下草で道も荒れ始めた。 細い踏み跡は斜めトラバースで、下草に隠れた崖に滑り落ちやすい。 加えて、やたら登山を求めてきます。 下山中のはずなのになぜかひたすら登っている (̿▀̿ ̿Ĺ̯̿̿▀̿ ̿)̄ なんだろう、、このアメとムチ。 いつの間にか水分もなくなってきた。 水晶ピストンでもここまで消費してない(;´Д`A 並木の黄色やら赤やらのいろんな色彩が視界に入ってくるが、頭に入らなくなってきた。 紅葉続きすぎだろ🍁 人もいないから、いろんな意味で気持ちがいいが、終わる気配がない紅葉が凄すぎる😨 間違いない(2度目) ここは秘境だ。M耐性を備えた人にしか味わえない、紅葉秘境だ。 そんなことをぶつくさ言いながら中宮に向かってひたすら歩く。 途中、ほんのわずかの岩清水を発見し、なんとか水分補給。 中宮到着を目の前にして、 最後まで要求された登山の頂に立ち、登頂の感動を味わう(さっさと下りたいです) 眼下に広がる景色きれいだなーー (遠い目線 中宮登山口にようやく到着。 案の定、通行止めのロープと張り紙。 そりゃ人と出会わないよね。 登山口正面を流れる川を渡る術がないので、豪快に川の中を歩いて林道にでる。 動物の糞だらけの林道をダラダラと歩いていると、ホワイトロード工事関係者に車に乗れと催促される。 一般人が通行止め区間に残ってると、監督責任で帰れないらしい。 登山は最後まで歩く主義なので、残り5キロ歩く予定だったけど、仕方ない。 記録はここで終了。 個人的に中宮道はとても気に入りました。 また紅葉の時期にここを歩きたい🥾 代償もありますが、とても魅力的な登山道でした PS 工事関係者の車両内にて 運転手「中宮道は今通行止めだよ。ゴマ平に出てたでしょ?」 俺「いやいや、それおかしいでしょ(以下同文)」 後部座席関係者「(苦笑)」 ご迷惑おかけしました

七倉山・奥長倉 このあたりから木々の間から夜景が見え始めます
このあたりから木々の間から夜景が見え始めます
七倉山・奥長倉 銀河の星を散りばめたようです。ずっと水平線を埋め尽くした景色を眺めながら歩きます
銀河の星を散りばめたようです。ずっと水平線を埋め尽くした景色を眺めながら歩きます
七倉山・奥長倉 ついに日の出が❗️ 曇ってますが、この瞬間は格別な気持ちになります
ついに日の出が❗️ 曇ってますが、この瞬間は格別な気持ちになります
七倉山・奥長倉 明るくなってきました。日の出はもうちょい先だけど、稜線で見れないかも。
明るくなってきました。日の出はもうちょい先だけど、稜線で見れないかも。
七倉山・奥長倉 すごい色だ。向こう側はどんな景色になってたのだろうか
すごい色だ。向こう側はどんな景色になってたのだろうか
七倉山・奥長倉 四塚山に向かって登ります。結構あるなー。
頂上でご来光は間に合わないや
四塚山に向かって登ります。結構あるなー。 頂上でご来光は間に合わないや
七倉山・奥長倉 天使の梯子が!
天使の梯子が!
七倉山・奥長倉 乗鞍岳と御嶽山の間を照らしてます。
複数の隙間から光が重なって出てます
乗鞍岳と御嶽山の間を照らしてます。 複数の隙間から光が重なって出てます
七倉山・奥長倉 ふつくしい。下の雲海からの反射光で、上からと下からの光が輝いている時間帯もありました。
ふつくしい。下の雲海からの反射光で、上からと下からの光が輝いている時間帯もありました。
七倉山・奥長倉 七倉山分岐点にて。第一村人発見! 七倉山への登山道はなく、巻いていくようです
七倉山分岐点にて。第一村人発見! 七倉山への登山道はなく、巻いていくようです
七倉山・奥長倉 七倉山から大汝へ向かう途中で、火の御子峰の西側斜面を拝めることができます。
下山はぐるっと回って東側斜面を見ながら帰ります。
山並は茶色く見えますが、紅葉が進んでいます
七倉山から大汝へ向かう途中で、火の御子峰の西側斜面を拝めることができます。 下山はぐるっと回って東側斜面を見ながら帰ります。 山並は茶色く見えますが、紅葉が進んでいます
七倉山・奥長倉 大汝峰へ登山中。広々としていい気持ちいいです
大汝峰へ登山中。広々としていい気持ちいいです
七倉山・奥長倉 大汝峰の上部に到着。双六岳の雰囲気に似ています。とてもいいのではないでしょうか。
少し方向を見失いそうな感覚があります
大汝峰の上部に到着。双六岳の雰囲気に似ています。とてもいいのではないでしょうか。 少し方向を見失いそうな感覚があります
七倉山・奥長倉 大汝峰登頂。すぐ近くの神社で参拝
大汝峰登頂。すぐ近くの神社で参拝
七倉山・奥長倉 大汝峰から見た、剣ヶ峰(左)と御前峰(右)の雄大な姿。今立っている大汝峰と合わせて白山と呼んでます。
大汝峰からの景色はとてもいいです
大汝峰から見た、剣ヶ峰(左)と御前峰(右)の雄大な姿。今立っている大汝峰と合わせて白山と呼んでます。 大汝峰からの景色はとてもいいです
七倉山・奥長倉 御前峰を登らず、お花畑コースから室堂目指します
御前峰を登らず、お花畑コースから室堂目指します
七倉山・奥長倉 室堂到着。ビジターセンターで何人もの人が休んでいました
室堂到着。ビジターセンターで何人もの人が休んでいました
七倉山・奥長倉 白山でやたら遭遇するヘリ。
資材を持ち運んでいます。店じまいでしょうか?
白山でやたら遭遇するヘリ。 資材を持ち運んでいます。店じまいでしょうか?
七倉山・奥長倉 鳥居⛩で礼をして、社でお参り。御前峰へ出発。
作法はよくわかりませんが、気持ちで進みます
鳥居⛩で礼をして、社でお参り。御前峰へ出発。 作法はよくわかりませんが、気持ちで進みます
七倉山・奥長倉 御前峰登頂。すぐ近くに奥宮があり、最後の参拝
御前峰登頂。すぐ近くに奥宮があり、最後の参拝
七倉山・奥長倉 御前峰から見た御嶽山
御前峰から見た御嶽山
七倉山・奥長倉 穂高連峰と乗鞍岳が見えます。
多少曇ってるけど、今日はとても気持ちいい。
ここで会話したおじさんは、北アルプスがこんなに間近に見えることにびっくりして、白山の見方が変わったと仰ってました
穂高連峰と乗鞍岳が見えます。 多少曇ってるけど、今日はとても気持ちいい。 ここで会話したおじさんは、北アルプスがこんなに間近に見えることにびっくりして、白山の見方が変わったと仰ってました
七倉山・奥長倉 御前峰から、大汝峰(左)と剣ヶ峰(右)。真ん中の池は紺屋ヶ池。翠ヶ池はここからでは見えません
御前峰から、大汝峰(左)と剣ヶ峰(右)。真ん中の池は紺屋ヶ池。翠ヶ池はここからでは見えません
七倉山・奥長倉 下山開始して、翠ヶ池が見え始めました。
この池だけ色が全然違います。
下山開始して、翠ヶ池が見え始めました。 この池だけ色が全然違います。
七倉山・奥長倉 コバルトブルーが美しすぎます。
透明度が高い。風で波立つ湖面を見て綺麗すぎて失神しそうになる。
水を持ち帰って飲みたいと、と思ってたら、帰宅後に見た娘も同じこと言った
コバルトブルーが美しすぎます。 透明度が高い。風で波立つ湖面を見て綺麗すぎて失神しそうになる。 水を持ち帰って飲みたいと、と思ってたら、帰宅後に見た娘も同じこと言った
七倉山・奥長倉 コルと言っていいのか。北アルプスを背景にした翠ヶ池の景色は本当に綺麗でした。
別当出合から登ってくる方は、御前峰でUターンせずに、必ずここにも立ち寄ってほしいです
コルと言っていいのか。北アルプスを背景にした翠ヶ池の景色は本当に綺麗でした。 別当出合から登ってくる方は、御前峰でUターンせずに、必ずここにも立ち寄ってほしいです
七倉山・奥長倉 剣ヶ峰。ここにへ登れない模様。手前を歩いている方と話をさせていただきました
剣ヶ峰。ここにへ登れない模様。手前を歩いている方と話をさせていただきました
七倉山・奥長倉 中宮道に入ってから、剣ヶ峰と御前峰を振り返ります。
中宮道を通ると、この景色を見ることができます
中宮道に入ってから、剣ヶ峰と御前峰を振り返ります。 中宮道を通ると、この景色を見ることができます
七倉山・奥長倉 中宮道下山は急勾配から始まります。
目の前の北アルプスを遮る山はありません。
この景色を延々と眺めながら何キロもあることができます
中宮道下山は急勾配から始まります。 目の前の北アルプスを遮る山はありません。 この景色を延々と眺めながら何キロもあることができます
七倉山・奥長倉 急勾配がおわり、お花松原への道。初夏に来れば雪渓が残ってそうです
急勾配がおわり、お花松原への道。初夏に来れば雪渓が残ってそうです
七倉山・奥長倉 お花松原に向かう途中。
このあたりの雰囲気で癒される人は多いはず
お花松原に向かう途中。 このあたりの雰囲気で癒される人は多いはず
七倉山・奥長倉 剣ヶ峰(左)、大汝峰(右)でしょうか。ちょっとわからなくなりました。
振り返ってみると、という景色をたくさん味わえます
剣ヶ峰(左)、大汝峰(右)でしょうか。ちょっとわからなくなりました。 振り返ってみると、という景色をたくさん味わえます
七倉山・奥長倉 ここで出会った唯一の中宮道通行人。しかも、下からではなくてUターン。
楽しく話させていただきました
ここで出会った唯一の中宮道通行人。しかも、下からではなくてUターン。 楽しく話させていただきました
七倉山・奥長倉 写真では分かりませんが、手前の尾根で平瀬道が見えました。
さらに手前の台地で紅葉がちらほらと見えます
写真では分かりませんが、手前の尾根で平瀬道が見えました。 さらに手前の台地で紅葉がちらほらと見えます
七倉山・奥長倉 下山方向です。
どれがどれかわからないけど、正面に笈ヶ岳、戸室山方面になります。
左手に火の御子峰東壁が見えます
下山方向です。 どれがどれかわからないけど、正面に笈ヶ岳、戸室山方面になります。 左手に火の御子峰東壁が見えます
七倉山・奥長倉 日本で最難関を誇る火の御子峰。
荒々しい岩肌と紅葉の組み合わせはずっと見入ってしまいます。
尾根部と斜面部の植生が変わってるのが面白いです
日本で最難関を誇る火の御子峰。 荒々しい岩肌と紅葉の組み合わせはずっと見入ってしまいます。 尾根部と斜面部の植生が変わってるのが面白いです
七倉山・奥長倉 中宮道の下山風景の素晴らしさを伝えたいと思い、パノラマ写真撮ってみた。見晴らし良すぎです。
奥の北アが小さくなってしまった。
実際はもっと身近に感じます
中宮道の下山風景の素晴らしさを伝えたいと思い、パノラマ写真撮ってみた。見晴らし良すぎです。 奥の北アが小さくなってしまった。 実際はもっと身近に感じます
七倉山・奥長倉 移動と共に火の御子峰の見え方が変わります。
中腹あたりの方が紅葉とのコラボがを楽しめます
移動と共に火の御子峰の見え方が変わります。 中腹あたりの方が紅葉とのコラボがを楽しめます
七倉山・奥長倉 さらに降って、振り返り気味に火の御子峰。
どうやってこんな地形が生まれるのか、不思議です。
大汝山から荒々しい尾根が生まれていくような、そんな錯覚を感じる景色です
さらに降って、振り返り気味に火の御子峰。 どうやってこんな地形が生まれるのか、不思議です。 大汝山から荒々しい尾根が生まれていくような、そんな錯覚を感じる景色です
七倉山・奥長倉 間名古の頭付近。このあたりから登山道の様相が少しずつ変わってくる
間名古の頭付近。このあたりから登山道の様相が少しずつ変わってくる
七倉山・奥長倉 ゴマ平避難小屋到着
ゴマ平避難小屋到着
七倉山・奥長倉 何かの間違いかとしばらく固まる
何かの間違いかとしばらく固まる
七倉山・奥長倉 刈られてルート上に積もっている笹。
ブルトーザーのようにかき分けて進む
刈られてルート上に積もっている笹。 ブルトーザーのようにかき分けて進む
七倉山・奥長倉 いきなり現れるカエデ群生地。
通行止めで誰も通らない紅葉を独り占め🍁
貴重な中宮道紅葉写真になったので、残り登録数を全て紅葉写真で埋めました
いきなり現れるカエデ群生地。 通行止めで誰も通らない紅葉を独り占め🍁 貴重な中宮道紅葉写真になったので、残り登録数を全て紅葉写真で埋めました
七倉山・奥長倉 到着間際に迎えるピーク。まだまだ降りなければいけないという事実を見せつけられて苦笑い
到着間際に迎えるピーク。まだまだ降りなければいけないという事実を見せつけられて苦笑い

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