和佐又山の中腹にある「巨樹ふれあいルート」を歩いてきました。 和佐又山、大普賢岳のまわりには大きな木がふつうにたくさんあるんですけど、このルートにもびっくりするくらい大きな木がありました。でも、歩く人がほとんどいないみたいで、道がわかりにくかったです。何年か前に上北山村が設置したルートなんですけど、それからぜんぜん整備されてないんですよね。お役所仕事あるあるですね。 巨樹なのか巨木なのか。自分のなかでは「巨木」のほうがしっくりくるんですけど、どっちでもおんなじなのかな。
臨時駐車場。和佐又山ヒュッテが撤去工事中なので、キャンプ場の駐車場はつかえません。
刷毛ではいたような雲。このあと、天気はくだり坂の予報です。
紅葉はうっすらはじまってる様子。標高1100m付近です。
和佐又山ヒュッテの跡地。跡形もなくなっていました。うしろの山は和佐又山です。
ナナカマドの実。
小さな小屋だけ残されていました。ここが事務所になる予定なんでしょうか。あたらしい施設ができるまでの間、キャンプ場と駐車場の営業は再開されるそうなので。
落ち葉がたくさん。先週の台風で落ちたのかな。山の木々の紅葉は、あまり目立たないけど、台風で落とされたからなのかな。
公衆トイレ。2ヶ月前に通りかかったときには、シャッターが閉められてたけど。
ミズナラの黄葉。
紅葉がはじまっています。
分岐。地図には書かれてないけど、谷をおりて林道のヘアピンカーブに出る道です。
キャンプ場から東の方。大台ヶ原ドライブウェイがみえています。
登山口。歌碑の左側が大普賢岳への登り口。右側は和佐又山周遊道への入り口。巨樹ふれあいルートへの道標は左側にありますけど、今回は右側からいきます。
トチノキの黄葉。
和佐又山周遊道の標識。国道169号線 新伯母峰トンネルの南側へおりる道です。
巨樹ふれあいルートの道標。しばらくは和佐又山周遊道をすすみ、途中で分岐します。
道は落ち葉で埋まったりしていて、わかりにくいです。目印テープを見落とさないように歩きます。
広葉樹の森。分岐まではこんな雰囲気のところをトラバース。ちいさな谷をいくつもこえます。
ミズキの実の軸。サンゴみたいできれいです。
苔むした倒木。枯れ木もおおきいです。
道標。手入れされてない割にはちゃんとのこっています。
こもれび。
道標。
イヌブナの木。幹のひとつひとつはそんなにふとくはないけど、根元はごついです。
メグスリノキが多いです。
ヤハズアジサイも多いです。
ミズナラの巨樹。筋肉のように張った幹の形がすごいです。横にあるコメツガの木もおおきいんですけど、ミズナラがおおきすぎて目立たないです。
道標。
このあたりは道がのこっています。
苔むした岩がごろごろしています。
ブナの黄葉。
トチノキの巨樹。樹皮がはがれているところが、独特の模様になっています。
道標。すでに、和佐又山周遊道から分岐していたようです。どこで道がわかれたんでしょうか。
道標。
カツラの巨樹。
カツラの巨樹。近くで見ると壮観です。
道が設置されたときの杭だけがのこっています。
ブナの木が多いです。
ブナの巨樹。ツタウルシとかいろんな蔓がまきついています。
つづらおりの道で尾根をのぼります。
道標。
道標。
道標。
オオイタヤメイゲツの木。
道標。
道標。
ヒメシャラの木が多いです。このあたりから太い尾根を目指してトラバースします。
倒木をくぐります。
ミズナラ巨木への分岐。「巨樹」なのか「巨木」なのか、表現は統一してほしいものです。
ミズナラの巨樹。幹のコブがごついです。
ブナの倒木。
このあたりから太い尾根を目指してのぼり坂になります。
ホオノキ。巨樹なのかな。
太い尾根に出ました。和佐又山から大普賢岳へのぼる道です。
巨樹ルートじゃなくても、ふつうの登山道にも太い木はたくさんあります。
ミズナラの実の虫えいです。今年はたくさん見かけるけど、例年どおりなのかはわかりません。
環境省の境界杭。1336のあたり。天気がわるくなってきたので、ここでひきかえします。
和佐又のコル。
ミズナラのどんぐり。
ブナの木。これも巨樹なのかな。
ブナの実。たぶん、中身はすかすか。だから、獣にたべられずにのこってるのかも。
トチノキ。これも巨樹?
登山口にもどってきました。巨樹ふれいあいルートは今回とは逆まわりで、ここからスタートすることが想定されてるようです。
和佐又山キャンプ場にもどってきました。